東アジアの現状をつかむ: ゼミの恒例プロジェクトである

講義コード
25468013
担当者
市川
研究題目
経済社会の長期成長プロセスを探る
文彦教授
――史的視角からの把握――
【ゼミが目指すもの】 ロシア社会探訪と経済社会の「いま」
・「あす」の史的把握!
*<ロシア探訪プロジェクト>で、東アジアの現状をつかむ: ゼミの恒例プロジェクトである隣国ロシア(極
東地域)への短期研修で、先ず現地に入って東アジアのダイナミズムを体感し、世界の動きと日本の姿を考えてみ
ましょう!同世代のロシアの学生諸君との交流で、英語などの語学力、そして国際コミュニケーション能力を身につ
けていく必要を自ら感じ、これらを磨く意欲を持つはずです。未知なる大地・ロシアを、皆さんのフィールドに!
*経済社会の「いま」
・「あす」を、長期的視点から、歴史的に捉えていく:
我々が生きるグローバルな経
済社会は福祉や環境問題など色々な課題を持ち、不確定要素もあって、将来を明確に見通せない状況にありま
す。現状が、どのように形成されたのか? 将来は現状と、どう繋がってくるのか? これらの問いを立てて、ゼミで
具体的なテーマを設定して、ゼミ生自身が経済状況の「いま」と「あす」を捉え直す。50 年、100 年、200 年といった
長期的視点から我々の現状と将来を位置づけ、評価していけば、今まで「見えなかったもの」が見えてくるでしょう。
【ゼミの進め方】 問題自体の発見と、共同研究。 プレゼンテーション能力向上と対抗ディベート、等々。
*長期的、歴史的視点から、経済社会の状況と諸課題を捉えるために、テーマ設定して、3 年次にはゼミ生全員参
加の共同研究を行います。夏合宿も軸に、幾つかの班ごとに、自ら問題発見・設定をしながらテーマに関連するト
ピックスを分担。研究成果をインゼミ大会等で報告し、最終的に論文化します。これまでにエコカー開発と環境マイ
ンドの変容過程、CSR 活動の国際比較経営史などを検討。さらに<ロシア探訪>短期研修はじめ、学外のゼミと
対抗ディベートも幾度か行い、ここでも問題設定力、情報選択・編集能力、自らの主張を明瞭に、論理的に、わかり
やすくプレゼンテーションする能力を、自身で向上させるチャンスを設けます。また社会的感性を磨くべく、企業・工
場見学も実施。その後で、これらの経験を活かしながら、個別研究としての卒業論文を完成させます。
*皆さんが今後問われるのは、学生時代に何を身につけ、何を達成したか、また社会を幅広く的確に認識する
力、論理的に思考する力、そして自分発のメッセージを、口ベタでも、他者へ正確に明瞭に、論理立てて伝える能
力です。このゼミは、その全てが獲得できるところ。ゼミ生自身のゼミ活動への態度と意欲、そして努力次第で。
テキスト: ゼミ開始後に指示します。
【選考にあたっての注意事項】
*本ゼミのゼミ活動については、下記の学部 Home Page の記事を参照して下さい!!
http://www.kwansei.ac.jp/s_economics/s_economics_m_000977.html
説明会参加、志望票事前提出、選考面接(応募状況とは別に、必ず実施)が必須条件。「履修概要」等の確認を!
【応募者へのメッセージ】
*ゼミに対する意欲と態度の中身を重視。ゼミ活動のため、生活リズム・時間の調整も求められるので留意を。
受け入れ条件
担当者のプロフィール
専攻
現在の研究テーマ
所属学会
説明会参加、志望票事前提出、選考面接(応募状況に拠らず、必ず実施)が選考上
の必須条件になるので、十分に注意を。「履修概要」等の確認をするように!
比較・国際経済史、経済成長史
近代フランス輸送システム再編と地域経済構造。経済発展と実業教育システムの変
容過程の検討。近現代比較商業・流通史と消費パターンの検討。
フランス経済史研究会、社会経済史学会、経営史学会、市場史研究会、EGOS。