高額アルバイトや学生サークルを装った詐欺・勧誘への注意最近、JR や地下鉄駅周辺でもさまざまなアルバイト募集のチラシが配付されているようですが、少しでも不審な点がある募集先には、決して電話番号や住所などの個人情報を教えないようにしてください。また、春先にはサークル活動などを装って学生に声をかけ、言葉巧みに勧誘する危険な団体が増えますので、併せて注意してください。記１高額アルバイト登録詐欺新薬アルバイト・治験バイト・新薬モニター・高収入アルバイトなどの詳細情報を提供するという名目で、登録料 2～3 千円を徴収し、実際には案内が送られてこないといった登録詐欺が発生しています。募集サイトなどに登録する際は、充分注意し、登録先の団体をよく確認したうえで判断してください。２治験募集の注意本来、治験（新薬の開発協力）は、薬の開発段階で非常に重要な工程で、必ず実施しなければ、認可取得できないものです。治験の参加者募集を行う際に、お金を誘引の材料に参加者を募集することは好ましくないと定められており、治験を正式に受託している機関は、厚生労働省からの認可取得が出来なくなってしまうことが考えられるような、治験参加者募集（「治験バイト」「高収入アルバイト」という言い方による募集）はしません。少しでも不明な点がある団体には登録しないようにしてください。３悪徳商法の勧誘大学生をターゲットにしたいろいろな悪徳商法があります。以下に例を挙げますので普段から十分注意してください。（１）キャッチセールス駅や繁華街の路上で「アンケートに答えて」などと言って別の場所へ連れて行き、長時間の説明のうえ高額な商品を買わせる。軽い気持ちで書類にサインをすると、法外な金額のローンを組まされていた、という場合があります。（２）アポイント商法電話で「選ばれました」「無料でサービスします」「会ってお話したい」等と販売目的等を隠して営業所や喫茶店等に呼び出して長時間にわたり説得され、商品等を売りつけたり契約する商法です。見知らぬ人から突然「会ってほしい」等と連絡が入ったら、きっぱりと断り、覚えのない内容のチラシ・ダイレクトメールには気を付けましょう。（３）マルチ商法「友達に紹介したら手数料がもらえる」等といった誘いによって商品販売を呼びかける商法です。実際には商品は売れず、自分で買い取らざるを得なくなったり、身のまわりの友人関係にヒビが入るなど様々な被害にあうことになります。４その他見知らぬ人から声をかけられ怪しいと感じたら、はっきりと断ってください。中にはしつこくつきまとって勧誘してくる者もいますので、危険を感じたら絶対に個人情報を教えたり、ついて行ったりしてはいけません。平成 27 年 4 月 13 日学生支援センター長