本格焼酎の品質評価受託要領について

本格焼酎の品質評価受託要領
平成 27 年度本格焼酎の品質評価につきましては、以下の要領にて受託いたします。
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目的
単式蒸留しようちゆうについて、製造者からの委託を受けて、官能評価及び成分分析を行い、
その結果を、委託した製造者(以下「委託者」といいます。
)に通知することにより、委託者の酒
質及び技術の向上に役立てていただくために実施します。
ただし、委託できる製造者は、単式蒸留しようちゆう製造免許を有し、日本酒造組合中央会に
加入されていない製造者とします。
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委託できる酒類
市販している製品とします。
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委託点数
制限はありません。
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申込方法
申込手続等は次のとおりです。
⑴ 申込方法
品質評価を希望する製造者は、別紙1「平成 27 年度委託票」
、別紙2「貼付票」
、別紙3「委
託目録」について、別紙4「記入要領」を参考に作成していただき、委託酒とともに当研究所
宛にお申し込みください。
⑵ 委託酒の数量・容器
イ 官能評価用 1本(市販している製品をアルコール分 20 度に加水したもの)
ロ 分析用
1本(市販している製品)
(注)容器の大きさは 720ml(4合瓶)以上としてください。なお、720ml に満たない容器の
場合は、720ml 以上に達する本数としてください。
(例: 500ml 容器の場合は、1点につき2本ずつ(計4本)
)
ただし、容器の大きさは、必ず同一のものを使用してください。
また、貼付票を官能評価用及び分析用委託酒の容器にそれぞれ貼付してください。
⑶ 送付期間
平成 27 年5月 18 日(月)から5月 22 日(金)まで
⑷ 送付先
〒739-0046
広島県東広島市鏡山三丁目7番1号
独立行政法人酒類総合研究所
研究企画知財部門 担当者:兼弘典人
※発送伝票に「本格焼酎品質評価用委託酒」と御記載ください。
(注)送料等の諸経費は、全て委託者の負担とします。
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委託料及び委託料の振込み
⑴ 委託料は、1点につき 5,400 円(消費税込)です。
⑵ 委託票受領後、別途請求書及び払込取扱票を送付いたします。請求書記載の振込み期限まで
に、払込取扱票にて「ゆうちょ銀行振込」でお願いします。
(他の金融機関の振込みは取扱いで
きません。
)
なお、委託料の領収書は、払込金受領証をもって代えさせていただきます。
(注)振込手数料等は、委託者の負担とします。
6 官能評価及び成分分析
⑴ 官能評価
官能評価は、プロファイル法により別紙5「評価カード」の項目について、当研究所職員が
実施します。
⑵ 成分分析
成分分析は、次の項目について実施します。
イ 一般成分(pH、酸度、紫外部吸収、TBA価、着色度 430nm、着色度 480nm)
ロ 香気成分(アセトアルデヒド、酢酸エチル、n-プロピルアルコール、イソブチルアルコー
ル、酢酸イソアミル、イソアミルアルコール、カプロン酸エチルβ-フェネチルアルコール、
酢酸β-フェネチル、カプリル酸エチル、カプリン酸エチル、フルフラール、高級脂肪酸エチ
ルエステル)
なお、甘藷製焼酎については以下の分析も行います。
モノテルペンアルコール(リナロール、α-テルピネオール、シトロネロールネロール、ゲ
ラニオール)
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結果の報告
委託酒の官能評価及び成分分析の結果は、委託者に対して、平成 27 年 9 月末までに個別に送付
いたします。
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その他
⑴
委託酒については、全て課税移出となりますので所定の手続きをお願いします。
なお、審査及び分析に使用した委託酒は返却いたしかねます。
⑵ 委託料を振り込んだ後、都合により委託を取りやめた場合は、振込み済みの委託料から所要
手数料を差し引いた残額を返金いたします。
なお、委託酒を送付したものの、委託料の振込みがない場合は、その委託酒を送料着払いに
より委託者に返却します。
⑶ 品質評価の結果を、広告・宣伝に使用することは御遠慮ください。
⑷ 委託酒につきましては、単式蒸留しようちゆうの品質及び製造技術向上のための調査研究に
使用することがあります。
⑸ 収集した個人情報につきましては、
「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法
律」に基づいて管理を行い、品質評価運営のためにのみ使用します。
お問合せ先
〒739-0046
広島県東広島市鏡山 3-7-1
独立行政法人酒類総合研究所
研究企画知財部門 担当:兼弘
TEL:082-420-0800(「02#」を選択)
別紙1
平成27年度委託票
受付番号
※
審査番号
国税局
※
都道府県
製造場名
(〒 - )
(TEL - - )
所在地
(ふりがな)
銘
柄
市販酒
アルコール度数
度
焼酎の種類
(例) 麦
原材料
(原料米産地)
原料甘藷の品種
(甘藷焼酎)
原料甘藷品種の
コガネセンガン ・ 白芋系 (コガネセンガン以外) ・ 紅芋系 ・ 紫芋系 ・ カロチン芋系 系統(甘藷焼酎)
麹 : 白麹 ・ 黒麹 ・ 黄麹 ・ その他( )
麹菌・酵母の種類
酵母 : ( )
通常の焼酎酵母以外で、官能評価時の表示を希望しますか (はい ・ いいえ)
蒸留方法
常圧 ・ 減圧 ・ ブレンド(ブレンド比率: 常圧 %、減圧 %)
その他(具体的に )
特殊製品
「長期貯蔵」(注3)
「樽貯蔵・かめ貯蔵」
あるいは、
「特殊な製造方法」
など
注1
注2
注3
注4
注5
はい ・ いいえ
貯蔵年数 ( 年 )
貯蔵容器の種類( )
その他の特徴( )
※印の欄は、記入しないでください。
欄の記入にあたっては、別紙4「記入要領」を参照してください。
なお、「焼酎の種類」欄は、単式蒸留しようちゆう(しようちゆう乙類)とは記入せず、例
えば「麦」と記入してください。
「長期貯蔵」とは、3年以上貯蔵したものが、ブレンド後の総量の50パーセントを超え
るものが該当します。
点線に沿って切り離し、委託酒の容器胴部に輪ゴムで留めてください。
2点以上委託する場合は、本票をコピーして使用してください。
また、当該様式は、研究所のホームページ(http//www.nrib.go.jp/)からダウンロード
することができます。
蒸留方法
常圧・減圧・ブレンド・その他
はい ・ いいえ
蒸留方法
特殊製品
※ 受付番号
※ 委託番号
※ 委託番号
また、当該様式は、研究所のホームページ(http//www.nrib.go.jp/)からダウンロードすることができます。
注4 2点以上委託する場合は、本票をコピーして使用してください。
注3 点線に沿って切り離して、それぞれ該当する委託酒に貼付してください。
なお、「焼酎の種類」欄は、単式蒸留しようちゆう(しようちゆう乙類)とは記入せず、例えば「麦」と記入してください。
欄の記入に当たっては、別紙4 「記入要領」を参照してください。
はい ・ いいえ
常圧・減圧・ブレンド・その他
※ 受付番号
特殊製品
焼酎の種類
(例) 麦
焼酎の種類
(例) 麦
銘 柄
注2
銘 柄
注1 ※印の欄は、記入しないでください。
製造場名
製造場名
(商標ラベルなしでもかまいません)
加水したものに貼付してください。
都道府県
市販酒に貼付してください。
市販酒をアルコール分20度に
都道府県
貼付票(分析用)
の り づ け
貼付票(官能評価用)
の り づ け
貼 付 票
別紙2
都道府県
度
アルコール分
製品
種類
焼酎の
原材料(原料米産地)
記入欄が足りない場合は、本票をコピーして使用してください。
注3
貯蔵年数
貯蔵容器
その他の特徴
特 殊 製 品
製品1本あたり
の容量(ml)
(FAX) ( - - )
また、当該様式は、研究所のホームページ(http//www.nrib.go.jp/)からダウンロードすることができます。
※印は記入しないでください。
欄の記入に当たっては、別紙4 「記入要領」を参照してください。
銘 柄
製造場名
(TEL) ( - - )
注2
注1
※受付番号
製造場所在地 (〒 - )
国税局
委 託 目 録
別紙3
別紙4
記入要領
項
目
焼酎の種類
原材料
(原料米産地)
記
入
要
領
市販製品の冠表示に基づき、次の8分類から選択して記入してください。
「米」 「泡 盛」 「酒 粕」 「麦」 「甘 藷」 「そ ば」 「黒 糖」
「その他」 ( 記入例: その他…栗 )
使用量の多い順に記入してください。
また、米トレーサビィリティ法に基づく原料米産地情報の記入をお願いいた
します。
( 記入例: 米(国産、タイ産、その他)、米こうじ(国産米) )
原料甘藷の品種
甘藷焼酎の場合、原料甘藷の品種名を記入してください。
原料甘藷品種の
系統
原料甘藷品種の系統を次の中から選択して○で囲んでください。
「コガネセンガン」
「白芋系(コガネセンガン以外)」 ・・・ 「コガネセンガン」同様皮色が
白い品種(「シロユタカ」、「シロサツマ」、「ジョイホワイト」等)
「紅芋系」 ・・・ 皮色が赤紫色の品種(「ベニアズマ」、「なると金時」等)
「紫芋系」 ・・・ 肉色が紫色をしており、アントシアニンを多く含む品種
(「種子島7号」、「ムラサキマサリ」等)
「カロチン芋系」 ・・・ 肉色がオレンジ色で、カロチンを多く含む品種
麹菌・酵母の種類
製造に使用した麹菌を○で囲んでください。
製造に使用した酵母名を記入してください。なお、自社で開発した酵母を
使用した場合は「自社酵母」と記入してください。
通常の焼酎酵母*以外を使用し、かつ、官能評価時に表示を希望する場
合、「はい」を○で囲んでください。
* 熊本酵母、宮崎酵母、鹿児島酵母、泡盛酵母、きょうかい酵母を指します。
蒸留方法
特殊製品
次の4分類から選択して○で囲んでください。
「常圧」 … 常圧蒸留によるもの。
「減圧」 … 減圧蒸留によるもの。
「ブレンド」…常圧と減圧のブレンドによるもの。差し支えなければブレンド
比率を記入してください。
「その他」 …特殊な蒸留方法によるもの。
次に該当するものを特殊製品とし、必要事項を記入してください。
また、貼付票の「はい・いいえ」のいずれかを○で囲んでください。
「長期貯蔵」 … 3年以上貯蔵したものがブレンド後の総量の50パーセント
を超えるものが該当します。
「樫樽、かめなど特徴ある容器に貯蔵したもの」
その他「特殊な製造方法」によるもの。*
*原材料、麹菌、酵母、蒸留方法を特徴とする場合は、各々「原材料」、「麹
菌・酵母の種類」「蒸留方法」の項目に具体的に記入してください。
別紙5
評価カード