平成２７年度鳥取市監査等実施基本計画１基本方針公正で合理的かつ能率的な市の行政運営確保のため、指導に重点を置いて監査を実施し、もって、市の行政の適法性、効率性、妥当性の保障を期するものとする。監査、検査及び審査の実施に当たっては、次の事項を基本として実施する。（１）財務及び事務の執行が、法令、条例、予算等に基づいて適正かつ効率的に行われているかを主眼とし、必要に応じて違法、不適正な事項を文書で指摘し、是正を求め、適正な事務の執行につながることを志向する。（２）厳正かつ公平な態度で臨み、指導監査を第一義とし、より軽易な事項については適宜注意し、違法、不適当な行為等の防止及び効率的な事務・事業の改善に資するものとする。（３）従前に指摘または指導した事項が検討、改善されたか十分留意する。（４）監査業務の計画的執行、質的向上に努め、地方自治の本旨の実現に寄与する。２実施方針（１）定期監査（地方自治法（以下「法」。）199-4）ア原則として部局等ごとに、課を単位として、全課（施設を含む。）について、2 年周期を目途に実施する。なお、総合支所、出先機関等は、関係担当課実施時に、その全部または一部を抽出して実施する。イ共通重点項目は、予算執行事務、収入事務、支出事務（契約事務）、財産管理事務とする。ウ監査の実施に当たっては、法第 2 条第 14 項、15 項の規定の趣旨にのっとっているかについて、留意するものとする。（法 199-4） ○ 監査結果をホームページで公開する。（２）例月現金出納検査（法 235-2）ア各月の出納検査を翌月下旬以降に実施する。イ会計管理者、事業管理者に出納状況（事務執行状況含む）の報告説明を、３カ月ごと（4 月、7 月、10 月、1 月）に求める。ウ現金預金の残高証明をイの説明月に前月末の状況について求める。エ現金預金の照合及び有価証券等の確認は、年１回の実施とする。 1 （３）決算審査等（法 233、公企法 30、財健法３）ア前年度以前の定期監査や例月現金出納検査の状況を踏まえ、一般会計、特別会計並びに公営企業会計の決算審査等及び財政の健全化判断比率等審査を実施する。イ市長の依頼に基づき、提出された決算書等関係書類により実施するものとする。 ○ 審査結果をホームページで公開する。（４）財政援助団体等監査（法 199-7）次の監査を、過去の実施状況等を参考にして、適宜実施する。ア公の施設管理者監査指定管理施設にかかる所管部署及び団体に対して、主として 26 年度の実績に対して実施するものとする。イその他・市が 25％以上出資している団体（出資団体）を対象に必要に応じて実施する。・補助金、交付金等交付団体、負担金交付団体、貸付金支出団体等を対象に、必要があれば実施する。 ○ 監査結果をホームページで公開する。（５）行政監査（法 199-2）、随時監査（同 199-5）必要があると認めるとき、適宜実施する。３併任監査事務東部広域行政管理組合について、次の監査を執行する。（１）例月現金出納検査予備調査の報告及び出納管理者からの説明は、３カ月ごと（4 月、7 月、10 月、1 月）に行う。（２）定期監査課を単位として実施し、全課を２年で一巡する。（３）決算審査組合管理者の依頼に基づき、適宜実施し意見書を提出する。４実施計画日程２、３に定める監査等の実施については別途定める。 2