東久留米市特定保健指導業務委託に係る公募型プロポーザル募集要領 １ 概要 高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、平成２０年４月から各医療保険者に義務化された 内臓脂肪症候群に着目した生活習慣病予防に関する特定保健指導の実施に伴い、市では効率的か つ質の高い保健指導サービスを確保するため、当該事業を外部委託するものである。当該事業の 対象者は、４０～７４歳の国民健康保険加入者であり、特定健康診査受診者のうち、内臓脂肪症 候群に着目した特定保健指導の実施が必要であると認められた者とする。 ２ 契約に関する基本事項 （１）契約の件名 本件の提案に基づく契約の件名は、 「東久留米市特定保健指導業務委託」（以下「業務委託」 という。 ）とする。 （２）委託内容 別添「東久留米市特定保健指導業務委託仕様書」を基本とする。 （３）委託先の選定 委託事業者（以下「受託者」という。）の選定は、公募型プロポーザル方式を採用し、本提案 依頼に対する企画・提案内容を総合評価方式により審査し、決定する。 （４）契約時の仕様書の確定 受託者は、仮契約締結後、企画・提案内容の仕様書への反映等について、市と協議を行い、 詳細な仕様書を調整のうえ、契約を締結するものとする。 （５）契約期間 契約期間は、契約確定の翌日から平成２９年３月３1 日までとする。 ３ 公募要件 次の要件を満たす者とする。なお、要件の基準日は、第一次審査書類提出日とする。ただし、 第二次審査結果の決定日までに備えるべき要件を欠く事態が生じた場合には、失格とする。 （１）平成２０年４月施行「高齢者の医療の確保に関する法律第２８条及び同法の「特定健康診 査及び特定保健指導の実施に関する委託基準」を満たし、かつ平成２５年４月厚生労働省健 康局「標準的な健診・保健指導プログラム（改訂版）」を遵守できること。 （２）社会保険診療報酬支払基金に保健指導機関としての申請及び登録をしていること。ただし 第二次審査結果の決定日までに登録完了している場合には当該要件を満たすものとする。 1 （３） 「東京電子自治体共同運営サービス電子調達サービスの競争入札参加資格者名簿」への登 録が完了していること。ただし、公益法人として毎年度東京都知事に運営報告を行っている 場合はこの限りではない。 （４）地方自治法施行令第１６７条の４第１項の規定に該当しない者であり、東久留米市の契約 案件において、過去２年間、同法施行令第１６７条の４第２項の規定に該当しない者 （５）過去半年以内に東久留米市もしくは国及び他の地方公共団体から指名停止処分を受けてい ないこと。 （６）経営不振の状態にないこと。 （７）東久留米市議会議員本人及び配偶者並びにこれら二親等以内の親族の経営する企業等、ま たは実質的な支配力を持つと思われる企業等でないこと。 （８）本プロポーザルの審査委員が経営または所属する企業等でないこと。 （９）平成２７年度までに特定保健指導事業の地方公共団体における実績があること。 （10）健康・医療等に関する諸課題に精通し、類似の保健指導サービス業務について２年以上 の実績があること。 （11）過去１年以内に個人情報漏洩等の事項について、判決による罰金もしくは和解金の支払 いがないこと。 ４ 実施予定人数（委託分） 積極的支援 ２３人程度 動機付け支援 ９４人程度 ※平成２７年度の実績からの見込み人数のため、実施内容により、人数は増減する可能性が ある ※平成 27 年度月別申込者数 クール Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ 受診月（対象者） 6月 7月 8月 9月 10月 11月 11月 （4～6月生まれ） （7～9月生まれ） (10～11月生まれ） （1～2月生まれ） （2～3月生まれ） （勧奨月） 合計 （勧奨月） 利用券発送 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 初回面接 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 発送数（積極的支援） 27 74 59 49 52 37 12 310 申込者（積極的支援） 4 2 5 2 4 2 4 23 発送数(動機づけ支援） 52 172 180 118 158 102 30 812 申込者（動機づけ支援） 9 11 17 11 10 18 18 94 ５ 選定方法 この特定保健指導業務委託に関する受注者選定に関する審査は、 「東久留米市特定保健指導業務 委託事業者選定委員会」 （以下、 「委員会」という。 ）が実施し、第一次審査として上位５事業者以 2 内を選定する。第二次審査では、委員会において第一次審査を通過した者が、それに基づくプレ ゼンテーションを実施し、委託する業者の候補者３事業者以内を選定する。 ６ 基本的な提案内容 基本的な提案内容は、次のとおりとする。 （１） 厚生労働省健康局「標準的な健診・保健指導プログラム（改訂版）」に準拠した指導方法 （２） 厚生労働省健康局「標準的な健診・保健指導プログラム（改訂版）」の委託基準の対応方 法 （３） 保健指導事業で重視するポイント （４） 平成２７年度までの特定保健指導事業等の地方公共団体における保健指導の実績 （５） 40～50 歳代や保健指導に無関心な対象者及び時間的に受講が困難な対象者に対する支援 方法やプログラムの工夫 （６） 対象者の状況にあわせた複数の支援プログラムの提示 （７） 保健指導対象者にとってわかりやすく、親しみやすい配布資料や指導ツールの提供 （８） 行動変容を促す効果的な保健指導の方法 （９） 中途脱落者の防止や脱落者対応の考え方 （10）報告書や関連資料の電子媒体での提出方法 （11）健康づくり施策等で示されている市の特性を留意した保健指導の工夫 （12）保健指導実施時の市との連絡体制 （13）対象者との相談対応 （14）プライバシーマーク制度の認定、もしくは申請をしているなど個人情報の保護・管理体制 （15）安全管理体制 （16）保健指導に従事する人員構成 （17）保健指導に従事する職員の人材育成 （18）保健指導終了後の行動変容等に関する評価方法 ７ 選定スケジュール 平成 28 年 4 月 15 日（金）～4 月 27 日（水） 公募期間（東久留米市ホームページ） 平成 28 年 4 月 15 日（金）～4 月 22 日（金） 質問受付期間 平成 28 年 4 月 15 日（金）～4 月 26 日（火） 質問回答期間 平成 28 年 5 月 10 日（火） 午後 第一次審査 平成 28 年 5 月 11 日（水） 第一次審査結果通知 平成 28 年 5 月 16 日（月） 第二次審査（プレゼンテーション） 第三次審査（事業者決定） 平成 28 年 5 月 20 日（金） （予定） 審査結果通知 3 ８ 提出書類等 （１） 企画提案書類等の提出（第一次審査） プロポーザルに参加しようとする者は、以下のとおり企画提案書類等を提出すること。 ア 提出書類 （ア） 参加表明書（様式１） （イ） 会社概要（任意様式） （ウ） 見積書（任意様式。なお、厚生労働省保険局「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実 施に向けた手引き」付属資料にある標準的な見積もり様式の例を参考とすること。） （エ） 企画提案書類 様 式 原則として、Ａ４縦版とし、文章は横書きとする。 内 原則として、項番６にある基本的な提案内容をすべて盛り込むこと。な 容 お、実現できない内容がある場合や、代替案による場合は、企画提案書 に明記すること。 提案書本文 ２０ページ以内（表紙・裏表紙・目次等は除く）にまとめること。なお、 本文の各ページには、ページ番号を記載すること。 印刷 カラー、白黒印刷は問わない。 イ 提出方法 提出期限までに郵送、または事前連絡のうえ直接持参 ウ 提出場所 〒２０３－００３３ 東久留米市 滝山 ４-３-１４ わくわく健康プラザ 福祉保健部 健康課 特定健診係担当 エ 提出期限 平成２８年４月２７日（水） 午後５時 オ 提出部数 各１０部 カ 結果通知 提出者全員へ、平成２８年５月１１日（水）に、電話と文書で通知する。 （２） プレゼンテーションの実施 第一次審査を通過した者は、 （１）の企画提案書等に基づき、以下のとおりプレゼンテーション を行うこと。 ア 日時 平成２８年５月１６日（月）で市の指定する時間（別途通知） イ 場所 市の指定する場所 ウ 出席者 １応募者４名以内 エ 説明時間 １応募者２０分以内、質疑応答１０分 オ その他 プレゼンテーションの内容は、提出した企画提案書の内容とし、追加提案の説 明は認めない。なお、企画提案書に記載される指導ツールの持参・提示は可能 とする。また、プロジェクターとパソコン等が必要な場合は、応募者で用意す ること。なお、スクリーンは市で用意する。 カ 結果通知 第一次審査通過者全員へ平成２８年５月２０日（金）に文書で通知する。 4 ９ プロポーザル提案書の無効等について （１） 本プロポーザル募集要領に合致しない場合は、無効とし、失格とする。 （２） 提案書受理後の追加・修正は認められない。 （３） 本プロポーザルに関して、審査員と接触または連絡したものは無効とし、失格とする。 （４） 本プロポーザルに関して、虚偽の事実が判明した場合は無効とし、失格とする。 １０ 質問及び回答 （１）このプロポーザルの質疑は、質問用紙（様式２）により、健康課まで郵送、ＦＡＸ又はＥ メールによるものとする。 （２）質問書の受付期限は平成２８年４月２２日（金）午後５時までとする。 （３）質問の回答は、平成２８年４月２６日（火）午後５時までに応募者全員へＦＡＸまたはＥ メールにて回答する。 （４）回答書は、実施要領の追加または修正とみなす。 １１ その他 （１） 提出された書類は、選定作業に必要な範囲等において複製する場合がある。 （２） 提出された書類等一式は、返却しない。 （３） 契約手続きは、東久留米市契約事務規則の規定による。 （４） 本プロポーザルへの応募に係る提出書類作成及び提出等に要する費用はすべて提出者の 負担とする。 5
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