友だちの 思いを認める

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授業事例3 「こんな私になりたい(将来の夢)」 学級活動(3)オ 授業の動画を
公開しています※
ねらい
○将来の夢を題材に,日頃から自分の人生について考えておくこと,夢をもつことやその
夢を実現するための方法を考えることの大切さを理解させる。
○自らの将来の夢(将来に向けて興味のあること)について考えるとともに,他の人々
が将来についてどのように考えているのかを知りながら,夢の実現に向けて現在の生
活や学習に取り組もうとする態度を養う。
事前指導
1年キャリア<進路>ノートの p.5「4.こんな私になりたい(将来の夢)」
を使って,
「将来の夢(将来に向けて興味のあること)」と,その実現に向け
て必要なこと,困っていること,分からないことなどを事前に記入し,それ
をもとに話し合う準備をするよう指導する。
本時の展開
学 習 活 動
①将来の夢(将来に向
けて興味のあるこ
と)に関連して,今
頑張っていることや
頑張ろうと思うこ
と,悩みなどをグル
ープで紹介する。
②それぞれ自分が「ぜ
ひ紹介したい」と思
った人を選び,その
理由を説明する。
教 師 の 指 導 ・ 支 援
○「自分で考える→グルー
プで発表する」という手
順を確認し,司会を中心
に話し合わせる。
○発表者のよさを説明する
根拠として,
「これは使え
る」と思ったことをメモ
するよう声を掛ける。
○全体交流の時,発表後に拍
手をするように声を掛け
ることで,お互いの考えを
認め合う雰囲気をつくる。
③「18 歳のわたし」に
ついて思い描いてみ
る。また,その実現
ために必要なことを
考える。自己決定
○書く視点として「夢を実現
するために 18 歳までにや
っておきたいこと」を示 例:「未来レポート」
に取り組もう
し,より具体的なことを書
詳しくは p10-11 を参照
けるようにする。
事後指導
将来の夢を実現するための道筋について,個
別に進路の具体例をアドバイスする。これによ
り,子どもたちが具体的な進路展望や次に取り
組む見通しをもてるよう支援する。
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例:将来の夢は?
●子どもたちに勉強を教え
たい。めんどうをみたい
●自分のつくった機械で人
の役に立ちたい
●世界で 10 本の指に入る
バレーボール選手になる
友だちの
思いを認める
チャレンジ体験学習(職
場体験)での職業選びに
つながるようにする。
今回取り上げた資料
「4.こんな私になりたい」
1年生キャリア<進路>ノート p.5
この授業では,お互いの意見を聞きなが
ら,夢をもつことの大切さや,その実現に
必要なことは何かを考えていきます。これ
まで,子どもたちの「自ら学ぶ目的」は,
「定期テストでよい点をとる」「成績を上
げる」といった短期的な目標が対象になり
がちでした。将来のなりたい自分を見通し,
今,そしてこれからの自分に何が必要かを
考えます。長期的な目標を視野に入れ,取
り組む内容や方法を考えることができるよ
うになる,これがこの授業のねらいです。
キャリア<進路>ノートには,各ページに学習
を支える学習方法が掲載されています。
◆協同学習(グループ学習)の取り組み方
学習を支える学習方法を,中学1
年生で練習し,他の教科でも使え
るようにすると効果的です。
子どもたちの声
夢の実現には「何」が必要
か,今取り組んでいるこ
とがどう「役立つか」
子どもたちが,18歳の自
分のことを素直に書き,
18歳の自分は警察官を目指して大学で勉強していると思う
語ることができる,そんな
クラスを目指します
評
価
思考・判断・表現
自分の目標を設定し,その実現に向け,現在の生活や学習を振り返り,これからの学
習方法ついて考え,判断し,実践している。
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