Fundamentals in Mathematical Sciences Ⅰ

数
理
工
学
総
論
Ⅰ
(Fundamentals in Mathematical Sciences Ⅰ)
1313
1
1.担
当
者
2.授
業
目
標
3.授
業
の
概
4.テ
5.参
キ ス
考 書
ト
6.関
連
年
次
前
期
必
修
2
単
位
数理工学科全教員
科
数理工学科で取り扱う学問内容の説明及び学部4年間の学習のためのガイダンスを行い、
今後の履修計画の一助とすることを目標とする。第1回目のはじめに、数理科学における
学問内容の全体的説明とその中における数理工学科で取り扱う学問内容の位置づけを行
う。続いて、各教員がそれぞれの研究内容の繋がりを述べながら、各専門分野の研究につ
いて説明を行う。ただし、講義の順序は年度により異なる。
要
1.数学で用いる論理命題について解説 2.数学の基礎と複素解析からの話題 3.推定、検
定の基本的な考え方 4.実験計画での基本的な考え方 5.縮小写像の原理について解説
6.数値解析における種々の反復法 7.非線形力学とは:歴史と現状 8.同期現象とパター
ン形成入門 9.物性理論の紹介その1(光物性)10.物性理論の紹介その2(超伝導)
11.物性物理学概説と固体結晶の物理的性質入門 12.固体結晶の電子エネルギー状態とそ
の光学的・光電的手法による研究入門 13.離散数学の課題と手法 14.複雑系研究の課題
と現状
なし
適宜にその都度紹介する。
目
数理工学科全科目
7.試 験 ・ 成 績 評 価
出席、レポート及び試験により総合的に評価する。
数
理
工
学
総
論
Ⅱ
(Fundamentals in Mathematical Sciences Ⅱ)
1314
1
1.担
当
者
2.授
業
目
標
3.授
業
の
概
4.テ
キ
ス
ト
5.参
考
書
6.関
連
科
萱沼
年
次
後
期
必
修
2
単
位
洋輔
数理科学の基本概念の一つであるベクトル解析について講義する。抽象ベクトル空間では
なく、3次元空間上のスカラー場および3次元ベクトル場を中心に、その発散、勾配、回
転などの微分形式と、線積分、面積分などの扱いに習熟することを目指す。
要
1. ベクトルの四則演算 2. 内積と外積 3. ベクトルの微分 4. 空間曲線とベクトル
の積分 5. 空間曲線(続き) 6. 勾配と発散 7. 勾配と発散(続き) 8. 回転
9. 線積分と面積分 10. 線積分と面積分(続き)11. ガウスの発散定理 12. ストーク
スの定理 13. 応用1 14. 応用2
なし
ベクトル解析
ベクトル解析
目
7.試 験 ・ 成 績 評 価
藤本淳夫著(培風館)
安達忠次著(培風館)
微分積分Ⅰ・Ⅱ、力学Ⅰ・Ⅱ
期末試験および問題演習による平常点