(Ⅴ)-7,11aに相当するもの (平成27年3月31日掲載)(PDF:308KB)

研究内容情報集計表
食品(成分)名: ウンシュウミカン
(β-クリプトキサンチン)
機能: 骨代謝マーカーを指標とする骨の維持
【評価項目の記号】 ○有意差あり(p<0.05) △傾向(0.05≦p<0.1) ×有意差なし -記載無し
【略語】β-クリプトキサンチン:β-CRX アルカリフォスファターゼ:ALP デオキシピリジノリン:DPD I型コラーゲンN-テロペプチド:NTX
酒石酸抵抗性酸性フォスファターゼ:TRAP γカルボキシル化オステオカルシン:GCO βクロスプラス:CTX
文献番号
・
【QL】
書誌事項
・
試験登録
論文の
主要評価項目
表題
対象
骨代謝関連の
評価項目
摂取方法
摂取量
摂取
期間
〇効果あり
・RCT、二重盲検
・温州ミカン由来β-CRX含有カプセル
・1カプセルあたりβ-CRX0.3mg含有
骨代謝
血清骨型
薬理と治療 閉経後女性の ALP活性上昇
34巻12号 骨粗鬆症にお
み02 1343-1347 ける温州みか
尿中NTX
(2006.12) ん由来β-CRX
含有カプセル
【QL2】
尿中DPD
試験登録の の用量および
減少
有用性の検討
記載無し
前後
群間
○
②③
○
・実施国:日本
×
×
・閉経後女性24名
(脱落3名→21名)
△
③
尿中CTX
×
骨密度
×
△
③のみ ①プラセボ群:6名
4週後 ②0.3mg群:7名
③1.2mg群:8名
×
×
・1日4カプセル摂取
①プラセボ4カプセル
②プラセボ3カプセル+被験食品1カプセル
③被験食品4カプセル
β-CRX
① 0mg/d
②0.3mg/d
③1.2mg/d
・開始時、4週、8週、12週後の計4回、
血液生化学検査と尿検査を実施。
12週間
・被験食品カプセル組成
温州みかん:33.33%、
オリーブ油:62.67%、蜜蝋:2.00%、
グリセリン脂肪酸エステル:2.00%
骨代謝
血清骨型
Prolonged
ALP活性上昇
Intake of
Juice (Citrus
Unshiu)
J Health
Reinforced
Sci.
血清GCO
with β濃度上昇
み03 50巻6号
Crypthoxanthi
619-624
n Has an
(2004.12)
Effect on
【QL2】
Circulating
試験登録の
Bone
血清骨型
記載無し
TRAP
Biochemical
活性低下
Markers in
Normal
Individuals
血清NTX
濃度低下
前後
群間
×
-
○
-
○
○
○
②のみ
○
骨代謝
Effect of β前後
Cryptoxanthin
on Circulating
○
血清骨型
Bone
ALP活性上昇
Metabolic
J Health
Markers:
Sci.
血清GCO
Intake of
○
52巻6号
み05
濃度上昇
Juice (Citrus
758-768
Unshiu)
(2006)
血清骨型
【QL1】
Supplemente
TRAP
○
活性低下
試験登録の d with β記載無し
Cryptoxanthin
血清NTX
Has an Effect
○
濃度低下
in
Menopausal
尿中NTX
Women
○
濃度低下
・実施国: 日本
・健常者21名
(男性10、女性11)
・RCT以外、非盲検
・温州みかん由来β-CRX含有みかん
ジュース
①通常ジュース群:10名 ・午前10-12時の間に1回摂取
(男5,女5)
・ジュース1本あたりのβ-CRX含量
②強化ジュース群:11名 ①1.54mg/1本(192ml)
(男5,女6)
②2.88mg/1本(192ml)
β-CRX
・β-CRX強化飲料のβ-CRXは温州みか
・年齢23-47歳
ん由来
・標準生化学データか
ら肝臓や腎臓に機能
・摂取開始時、摂取開始後28日目と56日
異常が認められないと
目、継続摂取終了後より28日目に血液サ
評価された健常人
ンプル採取して各種マーカー値を分析。
①1.54mg/d
②2.88mg/d
56日間
・RCT、二重盲検
群間
○
③④
○
○
③④
○
×
・実施国:日本
・90名
(男19, 女71)
女性の内訳
閉経前35, 後36
・温州みかん由来β-CRX含有みかん
ジュース
・1日1回200mlを摂取
・ジュース1本あたりのβ-CRX含量
①0mg/1本(200ml)
②1.5mg/1本(200ml)
③3.0mg/1本(200ml)
④6.0mg/1本(200ml)
β-CRX
・27-65歳
・標準臨床生化学デー
タから肝臓や腎臓機 ・β-CRX強化飲料のβ-CRXは温州みか
能に異常が認められ ん由来
ない健常人
・摂取開始時、摂取開始後28日目と56日
目、継続摂取終了後より28日目に血液サ
ンプル採取して各種マーカー値を分析。
① 0mg/d
②1.5mg/d
③3.0mg/d
④6.0mg/d
△判定保留: 該当無し
×効果なし: 該当無し
28
1/2
別添資料
56日間
論文のCOIについて
食品(成分)名: ウンシュウミカン
(β-クリプトキサンチン)
評価対象機能: 骨代謝マーカーを
指標とする骨の維持
QL2
QL1
ヒト介入試験
効
果
あ
り
判
定
保
留
効
果
な
し
総数
「COIなし」の記述あり
COIに関する記述あり
資金提供
統計解析
被験物提供
その他
不明 (記述がない)
総数
「COIなし」の記述あり
COIに関する記述あり
資金提供
統計解析
被験物提供
その他
不明 (記述がない)
総数
「COIなし」の記述あり
COIに関する記述あり
資金提供
統計解析
被験物提供
その他
不明 (記述がない)
合計件
数
3
0
0
0
0
2
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
該当
件数
文献番号
該当
件数
1
1
文献番号
2
み05
QL3
該当
件数
文献番号
0
1
み03
1
み02
0
0
0
0
0
0
資金提供: 提供元機関名を記載する
内容
文献番号
被験物提供: 提供元機関名を記載する
文献番号
愛媛飲料 (松山、試験飲料)
み03、み05
その他:
文献番号
内容
内容
30
別添資料
ヒト介入試験の「研究の質」の評価採点表
文献番号
食品(成分)名
み02
β-クリプトキサンチン
評価対象機能
雑誌名、Vol.、Page、発表年(西暦)
骨代謝マーカーを指標とする骨の維持 薬理と治療 ;34(12): 1343-1347 (2006)
「研究の質」の評価
★印項目
評価視点
各設問への回答の選択肢(ドロップダウンメニューより選択): 当てはまる⇒「○」、当てはまらない⇒「×」、判断できない⇒「-」
「○」以外はQL4
当該研究の位置づけ
★ 査読あり論文か
試験デザインは適切か
★ ①試験目的は説明されているか
★ ②試験デザインについて説明されているか
③対照群が設定されているか(プラセボまたは比較対象物質を置いているか)
④無作為化試験か
⑤無作為化試験の場合、無作為化が適切にされているか(乱数表、コンピューター処理など)
⑥盲検試験か
⑦盲検試験の場合、二重盲検か
⑧盲検試験の場合、盲検化の方法が具体的に記載されているか(リクルーティング方法、プラセボ形態や摂取方法などで、方法に違いがないか)
対象者は適切か
★ ①試験目的に照らして対象者の選定理由が明記されているか
②対象者の除外基準が明記されているか
③脱落者数や割合が記載され、脱落理由が示されているか
n数は適切か
★ ①統計解析をする上で十分な対象者数が確保されているか(群間比較試験では、個人差のバラツキを解消するために十分な数であるか)
試験物質は適切か
①試験物質の起源(使用部位)、製法についての記述があるか
②試験物質の規格(機能成分含量他)について説明されているか
③試験物質の分析方法は説明されているか
④対照群が設定されている場合、比較対象物質の選定理由が明記されているか
摂取形態、摂取時期、摂取方法、摂取量、摂取期間は適切か
①摂取形態が明記されているか
②摂取時期、摂取方法は明記されているか
③摂取量は複数の水準が設けられているか
④試験結果を観察するのに十分な期間が設けられているか
介入の方法は適切か
①食事コントロールの有無について明記されているか
②医薬品についての摂取制限が明記されているか
③プロトコール上の重大な変更はなかったか
マーカーは適切か
①生物学的、方法論的に検証されているマーカーが用いられているか
統計処理は適切か
★ ①結果は統計解析されているか
②統計解析の方法は適切か(例:多重性が考慮されているか)
考察の妥当性
①得られた結果は統計学的に十分な有意差があり、かつ医学的にも意味のある差である旨の記述があるかを確認できるものであったか
②統計結果が適切に解釈されたか
論文の評価
QL1: 質が高い(いずれの評価視点においても適切)
QL2: 質は中程度(一部の評価視点において不十分な点はあるものの、概ね適切)
QL3: 質が低い(多くの視点において不適切)
QL4: 著しく質が低い(総合評価においては考慮しない)
得点とQL区分
0
○
○
○
0
0
1
1
-1
1
1
0
○
0
0
0
○
○
○
○
×
○
×
○
0
○
○
1
0
0
0
○
1
0
1
0
○
0
0
0
○
×
○
×
○
×
×
○
1
○
○
○
○
10
※1つでもQL4がある場合は、自動的にQL4となる。
※ 最高得点は15点、最低得点は-8点。
※ 評価の目安は、QL1は10点以上、QL2は5~9点、QL3は4点以下。
31
減点項目
「○」は0点
それ以外は-1点
○
0
合計
加点項目
「○」は1点
それ以外は0点
医中誌ID番号
2007160770
0
0
1
1
-1
9
QL2
別添資料
ヒト介入試験の「研究の質」の評価採点表
文献番号
食品(成分)名
評価対象機能
雑誌名、Vol.、Page、発表年(西暦)
医中誌ID番号
み03
β-クリプトキサンチン
骨代謝マーカーを指標とする骨の維持
J Health Sci.;50(6):619-624 (2004)
2006178557
「研究の質」の評価
★印項目
評価視点
各設問への回答の選択肢(ドロップダウンメニューより選択): 当てはまる⇒「○」、当てはまらない⇒「×」、判断できない⇒「-」
「○」以外はQL4
当該研究の位置づけ
★ 査読あり論文か
試験デザインは適切か
★ ①試験目的は説明されているか
★ ②試験デザインについて説明されているか
③対照群が設定されているか(プラセボまたは比較対象物質を置いているか)
④無作為化試験か
⑤無作為化試験の場合、無作為化が適切にされているか(乱数表、コンピューター処理など)
⑥盲検試験か
⑦盲検試験の場合、二重盲検か
⑧盲検試験の場合、盲検化の方法が具体的に記載されているか(リクルーティング方法、プラセボ形態や摂取方法などで、方法に違いがないか)
対象者は適切か
★ ①試験目的に照らして対象者の選定理由が明記されているか
②対象者の除外基準が明記されているか
③脱落者数や割合が記載され、脱落理由が示されているか
n数は適切か
★ ①統計解析をする上で十分な対象者数が確保されているか(群間比較試験では、個人差のバラツキを解消するために十分な数であるか)
試験物質は適切か
①試験物質の起源(使用部位)、製法についての記述があるか
②試験物質の規格(機能成分含量他)について説明されているか
③試験物質の分析方法は説明されているか
④対照群が設定されている場合、比較対象物質の選定理由が明記されているか
摂取形態、摂取時期、摂取方法、摂取量、摂取期間は適切か
①摂取形態が明記されているか
②摂取時期、摂取方法は明記されているか
③摂取量は複数の水準が設けられているか
④試験結果を観察するのに十分な期間が設けられているか
介入の方法は適切か
①食事コントロールの有無について明記されているか
②医薬品についての摂取制限が明記されているか
③プロトコール上の重大な変更はなかったか
マーカーは適切か
①生物学的、方法論的に検証されているマーカーが用いられているか
統計処理は適切か
★ ①結果は統計解析されているか
②統計解析の方法は適切か(例:多重性が考慮されているか)
考察の妥当性
①得られた結果は統計学的に十分な有意差があり、かつ医学的にも意味のある差である旨の記述があるかを確認できるものであったか
②統計結果が適切に解釈されたか
論文の評価
QL1: 質が高い(いずれの評価視点においても適切)
QL2: 質は中程度(一部の評価視点において不十分な点はあるものの、概ね適切)
QL3: 質が低い(多くの視点において不適切)
QL4: 著しく質が低い(総合評価においては考慮しない)
得点とQL区分
0
○
○
×
0
0
0
0
-1
0
0
-1
○
0
1
0
×
×
×
×
×
○
○
○
0
○
×
1
0
0
-1
○
1
1
1
0
○
1
0
0
○
×
○
○
○
○
×
○
1
○
○
○
○
9
※1つでもQL4がある場合は、自動的にQL4となる。
※ 最高得点は15点、最低得点は-8点。
※ 評価の目安は、QL1は10点以上、QL2は5~9点、QL3は4点以下。
32
減点項目
「○」は0点
それ以外は-1点
○
0
合計
加点項目
「○」は1点
それ以外は0点
0
0
1
1
-3
6
QL2
別添資料
ヒト介入試験の「研究の質」の評価採点表
文献番号
食品(成分)名
評価対象機能
雑誌名、Vol.、Page、発表年(西暦)
医中誌ID番号
み05
β-クリプトキサンチン
骨代謝マーカーを指標とする骨の維持
J Health Sci.;52(6):758-768 (2006)
2007159878
「研究の質」の評価
★印項目
評価視点
各設問への回答の選択肢(ドロップダウンメニューより選択): 当てはまる⇒「○」、当てはまらない⇒「×」、判断できない⇒「-」
「○」以外はQL4
当該研究の位置づけ
★ 査読あり論文か
試験デザインは適切か
★ ①試験目的は説明されているか
★ ②試験デザインについて説明されているか
③対照群が設定されているか(プラセボまたは比較対象物質を置いているか)
④無作為化試験か
⑤無作為化試験の場合、無作為化が適切にされているか(乱数表、コンピューター処理など)
⑥盲検試験か
⑦盲検試験の場合、二重盲検か
⑧盲検試験の場合、盲検化の方法が具体的に記載されているか(リクルーティング方法、プラセボ形態や摂取方法などで、方法に違いがないか)
対象者は適切か
★ ①試験目的に照らして対象者の選定理由が明記されているか
②対象者の除外基準が明記されているか
③脱落者数や割合が記載され、脱落理由が示されているか
n数は適切か
★ ①統計解析をする上で十分な対象者数が確保されているか(群間比較試験では、個人差のバラツキを解消するために十分な数であるか)
試験物質は適切か
①試験物質の起源(使用部位)、製法についての記述があるか
②試験物質の規格(機能成分含量他)について説明されているか
③試験物質の分析方法は説明されているか
④対照群が設定されている場合、比較対象物質の選定理由が明記されているか
摂取形態、摂取時期、摂取方法、摂取量、摂取期間は適切か
①摂取形態が明記されているか
②摂取時期、摂取方法は明記されているか
③摂取量は複数の水準が設けられているか
④試験結果を観察するのに十分な期間が設けられているか
介入の方法は適切か
①食事コントロールの有無について明記されているか
②医薬品についての摂取制限が明記されているか
③プロトコール上の重大な変更はなかったか
マーカーは適切か
①生物学的、方法論的に検証されているマーカーが用いられているか
統計処理は適切か
★ ①結果は統計解析されているか
②統計解析の方法は適切か(例:多重性が考慮されているか)
考察の妥当性
①得られた結果は統計学的に十分な有意差があり、かつ医学的にも意味のある差である旨の記述があるかを確認できるものであったか
②統計結果が適切に解釈されたか
論文の評価
QL1: 質が高い(いずれの評価視点においても適切)
QL2: 質は中程度(一部の評価視点において不十分な点はあるものの、概ね適切)
QL3: 質が低い(多くの視点において不適切)
QL4: 著しく質が低い(総合評価においては考慮しない)
得点とQL区分
0
○
○
×
0
0
1
1
-1
1
1
-1
×
0
1
-1
○
○
○
○
×
○
○
○
0
○
○
1
0
0
0
○
1
1
1
0
○
1
0
0
○
×
○
○
○
○
×
○
1
○
○
○
○
13
※1つでもQL4がある場合は、自動的にQL4となる。
※ 最高得点は15点、最低得点は-8点。
※ 評価の目安は、QL1は10点以上、QL2は5~9点、QL3は4点以下。
33
減点項目
「○」は0点
それ以外は-1点
○
0
合計
加点項目
「○」は1点
それ以外は0点
0
0
1
1
-3
10
QL1
別添資料