「林道工事標準仕様書及び施工管理基準」改正の概要(PDF:67KB)

林道工事標準仕様書及び施工管理基準
改正の概要
1 改正の背景
国土交通省が定める土木工事共通仕様書等が平成27年4月に改定される予定であるこ
と及び施工実態調査等に伴い、治山工事標準仕様書の関連事項等について、改正を行う
ものである。詳細は以下のとおり。
2 主な改正内容
(1) 施工体制台帳等の取扱の変更について(第107条)
従来、請負代金額が建設業法施行令(昭和31年政令第273号)第7条の4に規定
する金額以上になるとき、受注者が工事を施工するために作成義務となっていた施
工体制台帳について、建設業法改定に伴う施工体制台帳等の取扱が変更となったこ
とによる改正。
(2) 交通安全管理に伴う交通誘導員の名称変更について(第116条)
平成27年2月から適用される公共工事業設計労務単価において、「交通誘導員」
から「交通誘導警備員」へ変更になったことによる変更。
(3) 架空線等上空施設の現地調査及び報告について(第122条)
工事着手の条件に架空線等上空施設の現地調査及び報告について新たに設定。
(4) 場所打杭工について(第348条)
道路橋示方書等により、条項の内容を整理。
(5) レディーミクストコンクリートを用いる場合の工場選定について(第411条)
統一監査基準を策定した「全国品質管理監査会議」が「全国生コンクリート品質
管理監査会議」に名称変更したことによる変更。
(6) コンクリートの締固めについて(第422条)
実態として、「内部振動機」を「棒状バイブレーター」等と呼称していることに
よる変更。
(7) コンクリートの養生について(第424条)
コンクリート標準示方書により、条項の内容を整理。
(8) 暑中コンクリートについて(第441条)
コンクリート標準示方書により、条項の内容を整理。
(9) 寒中コンクリートについて(第442条)
コンクリート標準示方書により、条項の内容を整理。
(10) 盛土及び路床の品質管理基準について(品質管理基準)
盛土及び路床の品質管理基準について、試験項目を是正。
(11) その他
表記の適正化等、軽微な字句の訂正を行う。