森林土木木製構造物暫定施工歩掛 1 改正の概要 背景 森林土木における木材(間伐材等)及び木製品等の利用促進を図るため、汎用性の高 い木製構造物の工法については、森林整備保全事業標準歩掛に順次採用してきたところ である。 さらに、一層の使用拡大・普及の促進を図るため、平成11年度に森林土木木製構造物 暫定施工歩掛(以下、「暫定施工歩掛」という。)を制定し、都道府県及び森林管理局か ら推薦・報告のあった工法について、施工性や汎用性、木材の利用推進などの観点から 審査を行い、順次施工歩掛の追加・一部改正等を行ってきたところである。 本改正は、都道府県・森林管理局より平成25年度に推薦・報告があった工法について、 暫定施工歩掛の追加を行うものである。 2 暫定施工歩掛の追加 治山ダム工1工法、防風工1工法の計2工法を追加する。 3 暫定施工歩掛の整備状況 暫定施工歩掛は、平成25年度段階で全152工法となっており、今改正により2工法を 追加すると、全154工法(工法数はパーツ化歩掛を除いた数値)となる。
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