図書等の弁償について 図書館の資料は、市民の皆様共有の大切な財産;pdf

★図書等の弁償について
図書館の資料は、市民の皆様共有の大切な財産です。
大和市立図書館では、大和市立図書館条例施行規則第7条及び大和市立図書館資料の損害
賠償に関する取扱要領に基づき、図書館資料を紛失、汚損または破損した場合、原則とし
て同一の図書の弁償をお願いしています。
また、損害賠償義務の基本的な考え方として民法第 400 条、第 415 条、第 709 条の規定に
基づいて処理をしています。
次に借りる方が、気持ちよく借りられるように責任を持って管理してくださいますようお
願いいたします。
★弁償の方法
1、お借りになった図書等をなくしてしまった、汚してしまった、破ってしまった、ぬら
してしまったなどの場合は、そのままの状態で図書館又は学習センター図書室へご持参い
ただきその旨をお申し出ください。
2.図書館で指定する賠償申出書に記入をお願いします。その際、弁償していただく図書
等の詳細をお渡しします。届出からできるだけ速やかにに図書等をご用意いただき、図書
館又は学習センター図書室までお持ちください。45日を経過してもなおご用意していた
だかないときは、貸出しを行わないことがありますのでご注意ください。
※同一の図書等が絶版など入手不可能な場合は、図書館で代わりの本を指定いたします。
※弁償いただく図書は、新品・中古は問いません。ただし、状態が悪く蔵書に適さないも
のはお断りさせて頂きます。
【参考条文】
大和市立図書館条例施行規則(抜粋)
(損害賠償義務)
第7条 図書館資料を紛失又は汚損し、又は図書館の施設若しくは設備を損傷した場合は、
その損害を賠償しなければならない。ただし、教育委員会がやむを得ないと認めたときは、
この限りでない。
※盗難届、罹災証明など、借りている方の責任ではないことが書面であきらかに証明でき
る場合は「やむを得ないとき」と認められることがあります。雨に濡れてしまったという
場合は、袋に入れるなどして予防できることから、
「やむを得ないとき」とは考えておりま
せん。
民法(抜粋)
(特定物の引渡しの場合の注意義務)
第四百条
債権の目的が特定物の引渡しであるときは、債務者は、その引渡しをするまで、
善良な管理者の注意をもって、その物を保存しなければならない。
(債務不履行による損害賠償)
第四百十五条
債務者がその債務の本旨に従った履行をしないときは、債権者は、これに
よって生じた損害の賠償を請求することができる。債務者の責めに帰すべき事由によって
履行をすることができなくなったときも、同様とする。
(不法行為による損害賠償)
第七百九条
故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者
は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。