資本の共有 森岡達史 数理科学講座 §0.序. 本 稿 で は 、 政 治 に つ い て 考 察 す る 。 た だ し、 対 象 を 「 通 貨 の 所 有 権 」 に 限 定 す る。 核 心 は §3の 要 点3.1で §1.政 ある。 治. 一 般 に 、 政 府 は 国 民 か ら税 金 を と る。 理 念 と して は 、 税 金 は 国民 の た め に 使 わ れ る。 こ れ は 次 を意味 す る。 要 点1.1. §2.時 政府によ り、国民が 「 通貨 を部分的に共有す る」ことが実現される。 間. この 節 で は 、 次 節 の 準 備 を行 う。 状 況 と して 、2人 が ひ とつ の 鉛 筆 を 「 共 有 す る」 と想 定 す る。 これ につ い て 、 次 が 言 え る 。 要 点2.1. 各自が鉛筆 を 「使う」時間帯に重複が無ければ、問題は起こらない。 要 点2.1は 「共 有 す る 」 とは 、 「 使 う 」 に 関 す る 時 間 差 が あ る こ とで あ る 。 要 点2.2. §3.経 、 次 の よ うに 解 釈 で き る。 済. 要 点1.1と[3]の 要 点3.1. 自然 経 済 は 、 要 点1.1の「 要 点3.1の 共 有 す る 」 に 対 して 発 想 を 転 換 す る 。 意 味 に 相 当 す るの が 要 点2.2で あ る。 「 共 有す る」 とは、 「 使 う 」 に 関 す る 時 間 差 が あ る こ とで あ る 。 要 点2.2. §4.銀 関係 につい て、次 が言 える。 行. 自然経済では、銀行の存在は重要である。 銀 行 の 機 能 と要 点1・1の 融 合 を 議 論 して い る の が[2]で §5.原 あ る。 理. 銀行 につ いて は、次 が問題 にな る。 問 題5.1. 何 が 要 点2.2の 問 題5.1の 注 意5.2. 「 時 間 差 」 を(通 貨 に 関 して)調 整 す るの か 。 答 に 相 当 す る の が[1,§3]で 述 べ た 「ひ とつ の 生 物 」 で あ る。 通貨は「税金 として共有」するものか ら 「 私有のままで共有」するものに進化する。 REFERENCES 1.森 岡 達 史,生 物 と時 間,大 阪 教 育 大 学Repository(2014). 2,森 岡 達 史,湖 の 水,大 阪 教 育 大 学Repository(2015). 3,森 岡 達 史,自 然 経 済,大 阪 教 育 大 学Repository(2015). 1
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