65 歳以上の方（第 1 号被保険者）の介護保険料が変わります介護保険制度は、高齢の方の介護を社会全体で支えあう仕保険料基準月額組みです。市では、介護保険法に基づき３年ごとに介護保険事業計画を策定し、見直しを行っています。本年度がその改第 5 期　第６期（改定後） 4,316 円　→　4,650 円定時期にあたるため、サービス提供にかかる費用を推計し、下表のとおり第６期の介護保険料を改定しました。第６期（平成 27 年度～平成 29 年度）の所得段階と保険料額所　得　段　階年間保険料額保険料率第 1 段階生活保護の受給者、老齢福祉年金受給者で世帯全員が住民税非課税の方世帯全員が住民税非課税で、課税年金収入額と合計所得金額の合計が 80 万円以下の方基準額 ×0.45 25,100 円第 2 段階世帯全員が住民税非課税で、課税年金収入額と合計所得金額の合計が 120 万円以下の方基準額 ×0.65 36,200 円第 3 段階世帯全員が住民税非課税で、第１段階、第２段階以外の方基準額 ×0.75 41,800 円第 4 段階本人が住民税非課税（世帯内に住民税課税者がいる場合）で、課税年金収入額と合計所得金額の合計が 80 万円以下の方基準額 ×0.83 46,300 円第 5 段階本人が住民税非課税（世帯内に住民税課税者がいる場合）で、第４段階以外の方基準額 ×1.00 55,800 円第 6 段階本人が住民税課税で合計所得金額が 120 万円未満の方基準額 ×1.25 69,700 円第 7 段階本人が住民税課税で合計所得金額が 120 万円以上 190 万円未満の方基準額 ×1.30 72,500 円第 8 段階本人が住民税課税で合計所得金額が 190 万円以上 290 万円未満の方基準額 ×1.50 83,700 円第 9 段階本人が住民税課税で合計所得金額が 290 万円以上 500 万円未満の方基準額 ×1.70 94,800 円第 10 段階本人が住民税課税で合計所得金額が 500 万円以上の方基準額 ×1.85 103,200 円第６期介護保険料の主な背景 ○高齢化の進行に伴い、介護（予防）を必要とする方の大幅な増加が見込まれます（右表を参照）。 ○65 歳以上の方へのアンケート調査によると、将来的に家族中心の介護を希望する方よりも、介護保険などのサービスを利用しながら暮らしたいと考える方が多くなっており、今後ともサービスの利用拡大が見込まれます。 ○高齢者数の増加に合わせて、65 歳以上の方の財源負担割合が 21％から 22％に変更されます。（40 ～ 64 歳の方の財源要介護等認定者数などの推移（今後 3 年度分の推計）　区　分実　績推　計 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 65 歳以上 19,138 高齢者人口（人） 19,972 20,776 22,077 高齢化率（％） 23.0 23.7 24.6 26.0 要介護等認定者数（人） 2,329 2,582 2,853 3,377 負担割合が 29％から 28％に変更されます。）介護保険料の上昇を抑制するための方策　軽減され、軽減分を公費で負担する制度が盛り込まれます。もの）を取り崩し、財源に充てます。 ○低所得者（第１段階）について保険料率が 0.50 から 0.45 へ介護給付費準備基金（保険財政の「黒字」分を積み立てた介護保険料の仮徴収額の納入通知書を送付します年間の介護保険料は、前年の所得に基づいて決定します。そのため、年度当初から当分の期間、前年度の保険料などを参考に保険料を納めていただき（仮徴収）、決定した時点で調整（本徴収）します。仮徴収の方法は、「特別徴収」と「普通徴収」とで異なります。また、前年度から引き続き特別徴収となる方以外には、納入通知書を送付します。特別徴収（年金から納入）の方仮徴収期間は、４月・６月・８月期です。 ○前年度から引き続き特別徴収となる方前年度の２月期の保険料額が各期別保険料額です。 ○４月期、６月期から新たに特別徴収となる方各期別の保険料額は、暫定年間保険料額（） ※の６分の１相当額です。普通徴収（窓口納付または口座振替）の方仮徴収期間は第１期（４月）・第２期（６月）までで、各期別の保険料額は、暫定年間保険料額の６分の１相当額です。（） ※ 前 ※々年の所得に基づき仮に計算された新年度の保険料問合せ　高齢福祉課「広報北名古屋」平成27年　4月 10