校長式辞概要 生徒代表の言葉;pdf

平成 27 年3月 24 日
半田市立半田中学校
第 26 号
学
校
だ
よ
り
<修了式 校長式辞概要>
本年度は、次の4つのことを目標にしてきました。
①目標をもって部活動や授業に取り組む
②授業に集中し学力を向上させる
③公私の区別と礼儀についての考えを深める
④いじめをしない・させない雰囲気づくりと役割・責任の確実な実行により、絆を深める
十分に達成できた面もあります。しかし、そうでない面もあります。したがって、100 点満点とは言えな
いと思います。しかし、100 満点でなかったから、ダメな1年であったかというと、けっして、そうではな
いと考えています。目標達成に向けて、がんばった生徒がいます。全校集会のときにも紹介しました。悪い
ニュースばかりではなく、よいニュースも届くようになってきました。そのことを大切にするとともに、そ
のことを力として、半中生のたしかな成長と、よりよい半中をめざして、前へ進んでいきたいと思います。
がんばりましょう!
ところで、今日は1年の区切り。きっとこの1年を振り返ると思います。そのときに大切にしてほしいこ
とを紹介します。
それは、今後につながる反省をしてほしいということです。
冷静に自分を見つめ直して、
「目標に修正が必要かどうか」
「目標達成のための方法が妥当であったか」な
どを、多面的・具体的に考え直す。それだけでなく、これまでの自分の姿勢でプラスに評価できること(努
力できたこと・がんばったこと)を見つけて、そのことを力として、気持ちを切りかえて、新たな一歩を踏
み出すことができる。そんな反省をしてほしいと思います。
明日からの春休みを利用して、新たな年度の始まりを迎えるにふさわしい心構えをつくり、反省を生かし
て前向きに行動を起こし始める半中生と、新任式で再会できることを楽しみにしています。
在校生に向けて
3年生代表
在校生に向けて「私が大切にしてきたこと」
に向けて「私が大切にしてきたこと」
私は在学中、
「当たり前のことを当たり前にする」ということを目標に生活していました。
「当たり前」と
いうのは人によって違うかもしれませんが、私は、
「授業をしっかり受ける」
「学校の規則を守る」
「係や当番
を責任もって行う」などということだと思います。その中で私が大切に心がけていたことは「あいさつをし
っかりする」
「掃除を人一倍がんばる」の2つです。
「あいさつをしっかりする」ということについては、自分からあいさつす
ることが苦手でしたが、通学途中に会う地域の方と「おはようございます」
の一声を交わすだけで朝からとてもいい気分になれることを知りました。そ
れからは、朝の登校時だけでなく下校するときも地域の方に出会ったら自分
からあいさつできるようになりました。
「掃除を人一倍がんばる」ということについては、毎日まじめに掃除をし
てきただけです。あるサッカー選手が著書の中で「整理整頓は心の掃除につ
ながる」と書いてありました。掃除をいつもしっかりやっていると自分の心
も落ち着き、周りのすべての人がさわやかないい気分になると気付いたので
す。自分のため、他の人のためにも毎日しっかり掃除をがんばりました。また、日頃の生活の中で廊下にぞ
うきんが落ちていたら拾ったり、トイレットペーパーが無くなっていたら交換したりするなど些細なことを
すすんでするよう心がけました。
そのようなことで人として成長することができたのではないかと思います。
勉強は中学生として最も大切なことだと思います。毎日の予習・復習・宿題などやらなければならないこ
とはたくさんあります。部活動もあります。時間を無駄にせず、周りを少しだけ気にして生活し、自分のや
れることをすすんで行うだけで気持ちがずいぶん違ってくると思います。
今、振り返れば中学校生活3年間は、長いようでとても短いものでした。みなさんも勉強以外に何か自分
が大切にすることを一つでも見つけて生活してください。それが実行できれば必ず卒業するとき「がんばっ
て本当に良かった」
と思えるでしょう。
私の話で一人でも多くの人が何かを見つけてくれればうれしいです。
みなさん、これからも、半田中学校をよろしくお願いします。
1年をふりかえって
2年生代表
最高学年になる節目のこの時に私は、思うことがあります。来年、この知多地区に「半中旋風」を巻き起
こすことです。
夏の郡大会でたくさんの部活が結果をだす。
一年後の進路選択でみんなが最高の結果を出す。
知多地区にみなさんの力で、私達の誇れる学校「半中旋風」を巻き起こしたいです。なぜ、そう考えたか、
理由が二つあります。
一つ目は、部活についてです。私達2年生は夏に新チームになってから努力を積み重ね
てきました。毎回の全校集会などで多くの部活が表彰を受けています。私達バスケットボ
ール部も少しずつ力をつけ表彰していいただく場面が何度もありました。今も、夏に最高
の結果を出すために頑張っています。しかし、中学生になってからバスケットボールを始
めた私は1年生の時、ユニホームをもらえず、試合には全く出られませんでした。これで
はだめだと思い、限りある時間を有効に、常に全力で取り組むように心がけてきました。まだスタメンでは
ありませんが、試合に出してもらえる機会が増えました。みなさん、夏まで後4ヶ月です。残された時間を
有効にそして全力で取り組み、
「郡大会入賞」
「県大会出場」を数多くの部活が為し得ることで「半中旋風」
を巻き起こしたいです。みなさん死ぬ気でがんばりましょう。
二つ目は、学習面です。いよいよ一年後に進路選択が迫ってきました。2年生の2学期の頃から進路につ
いての話しがされるようになりました。今のままではダメだと思い、授業を大切にすることと一日一回の家
庭学習に取り組んできました。力がついてきていると少しずつ感じています。周りに目を向けると本気にな
ってきている人が増えています。1年後、それぞれの最高の目標を達成し、笑顔で社会に出られるようがん
ばりましょう。
2年生の1年間を一生懸命努力してきたことで、最高学年に向けて「半中旋風を巻き起こす」という目標
を考えることができました。2年生の皆さん、いよいよ最高学年です。1年後卒業するときに悔いのないよ
うに自覚と責任をもって取り組んでいきましょう。1年生のみなさん。私達は精一杯取り組みます。一緒に
頑張りましょう。
1年をふりかえって 「言葉の力」と「チャレンジする心」
1年生
1年生代表
この1年間で学んだこと。それは「言葉の力」と「チャレンジする心」です。
「言葉の力」には、感情を
生み出す力、表現をする力、記録する力が備えられています。この1年間でそれらをたびたび感じることが
ありました。普段なにげなくつぶやいている言葉は時に、人を不快な気持ちや、悲しい気持ちにさせ、時に
嬉しい気持ちや楽しい気持ちにもさせます。クラス内でもひどい言葉が使われていることがあり、がっかり
します。また、いじめに発展するまでに一番深く関わってくるのも「言葉」です。しかし、悪いことばかり
ではありません。部活動で、チームメイトから「ナイシュ」とか「ナイスプレー」と言われると僕自身、嬉
しく感じ、どんどん強気でプレーできます。
このように「言葉」には人の心を良い方向にも悪い方向にも動かすという力があり、人類最大の武器だと
僕は思います。
しかし「言葉の力」だけではいけません。発した言葉に責任をもち、行動に移すこ
とも大切です。これが「チャレンジする心」です。それは学級三役になり強く感じる
ようになりました。学級三役とはクラスをよりよくするためにいます。僕は学級三役
として、できることは何かと考えました。何事にもガムシャラにやろうかとも考えま
した。しかしまずはみんなの手本になろうと考え、自分自身が変わろうと決意しまし
た。そこで僕は、自分自身が誤った言動や行動をしないように冷静に物事を判断し、
行動していくというチャレンジを始めました。まだまだ、チャレンジ途中ですが、第
2学年へと進級する日が早々に近づいてきています。
「言葉の力」
、
「チャレンジする心」という二つの最大の
武器を有効に使い、良い方向にみんなを導けるようにしていきたいと思います。