乳癌の研究について 研究課題: 乳癌の悪性度に関わる分子(遺伝子)の同定および検証と臨床応用 ・日本女性において,乳癌罹患率は18人に1人とされており,臓器 別罹患率では第1位です. ・癌は遺伝子の異常だけではなく 遺伝子の働きを調節する機能の 変化によっても起こります. ・乳癌の遺伝子の働きを調節する機能の変化を解析することで,臨 床病理学的意義,微小癌の検出を感度良く行うシステムの開発, 乳汁などの体液由来のDNAを用いた乳癌診断法の開発,また抗 癌剤使用の選別に使用できないか,などを検討します. ・1995年1月1日から1999年12月31日の間に北里大学医学部外科で 乳癌手術を行われた場合(追加検討が必要な時には2000年1月1 日から2005年12月31日の間に北里大学医学部外科で乳癌手術を 行われた場合),既に採取された乳癌組織および正常乳腺組織を 用いて,種々のDNAメチル化発現,mRNA発現,蛋白発現解析 を行わせていただく可能性があります. ・研究の結果,採取させていただいた検体等を2次利用する場合が あります.その際は改めて当院倫理委員会で審議致します. ・この研究への検体利用を拒否しても,今後の治療等への一切の不 利益は生じません. ・検体提供を拒否する場合は下記までご連絡ください. 本研究の連絡先 北里大学医学部外科 神奈川県相模原市南区北里1-15-1 Tel: 042-778-8111 担当医師: 渡邊昌彦(わたなべまさひこ) 藁谷美奈 (わらやみな)
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