国語科(現代文B)学習指導案 日 時:平成26年10月1日(水)6校時 授業

国語科(現代文B)学習指導案
日
時:平成26年10月1日(水)6校時
授 業 ク ラ ス:2年C組(39名)
場
1
単
元
2
単元の目標
「ファンタジー・ワールドの誕生」
所:2年C組教室
指
導
今福
龍太
者:石黒
結花子
(『精選現代文B』
筑摩書房)
(1)文章の構成や展開をとらえ全体の内容を自身と重ねて把握する。(関心・意欲・態度)
(2)文章に表れた筆者の意図を理解し、批評して読みを深める。(読む能力)
(3)読解した内容を適切な言葉で表現することにより、語彙を豊かにする。(知識・理解)
3
生徒の状況
男子18名、女子21名で構成されるクラスである。授業に対しては総じて意欲的である。
自らの考えをしっかりと持ちまとめることができるが、互いに意見を交わして考えること
にはまだ消極的な面も見受けられる。
4
指 導 計 画
1時間目
第1段落前半の内容を確認し「写真を撮る」行為の意味を読解する。
(全3時間)
2時間目
第1段落後半から「買い物する」行為の意味を明らかにし、観光客たちの
ものの見方・考え方を読解する。(本時)
3時間目
5
本時のねらい
第2段落の内容から筆者の主張をまとめ、批評する。
(1)観光客たちのものの見方・考え方を読解することができる。
(2)読み取った内容を適切な言葉を使って表現することができる。
6
指導の過程
時間
導入
5分
A関心・意欲・態度
学習内容
◇前時の内容の
確認
D読む能力
学習活動
指導上の留意点
○「写真を撮る」行為の意味を確
・前回のワークシートを確認
認する。
う行為の意味を読み取り、ワーク
シートにまとめる。
評価の観点
するように指示する。
A主体的に考えをま
○本文を音読する。
○買い物における「値切る」とい
E知識・理解
・机間指導を行い、適宜助言
をする。
・状況に応じ、ペアで考えを
とめたり、話し合い
に参加しようとし
たりしている。
まとめることを指示する。 (*行動の観察・
○グループを作り、問いについて
展開
40分
◇内容読解
・6人程度の班を作り、個々
話し合う。(個→グループ)
の意見を集約して班の意
問:観光客たちの知られざる
見をまとめる。
深層心理とは?
・各班に発表用紙を配布し意
ワークシート)
D観光客のものの見
方・考え方について
読み取れている。
見を発表させることで、共 (*話し合い・ワーク
○発表して意見を共有し合う。
まとめ
5分
◇本時のまとめ
○観光客たちの心理をまとめ、自
有化を図る。
・本時の内容から自身と観光
分たちも同じような心理を持っ
客たちとを重ねて振り返
ていないか重ね合わせて考える。
らせる。
シート・発表)
平成26年度
1
研究授業
教科別研修会〔国語〕
授業者反省
生徒の言葉で説明させたかったが、教師の助言によって、もっていきたい方向へもっていってしま
った場面があった。全体的には流れ通りに進めることができ、思い通りの授業ができた。
2
各班からの発表
・生徒に挙手させた上で発言させている点がよかった。
・グループ活動によって、個人の意見に終わることなく意見を共有できた。
・生徒とのやりとりがよかった。
《改善点》
・生徒に発言させる問いを精選させる必要がある。
・授業者が教材をしっかり理解し、何を教えたいかを吟味する【=教材観】を深めることが大切。
・生徒への問いかけに関し、一問一答が多く、全体で共有する点が浅い。生徒から引き出した答え
を深めていくことが求められる。
・グループ化することで逆に発問が絞られたのではないか。
・ある単語を言わせたいため、そこから逆算した問いになってしまっている。
3
2を経てからの授業者の感想
一問一答で問い返すことが多く、浅い授業になった場面もあった。今後も教材研究をしっかりとや
っていきたい。
4
指導助言
なぜグループワークをさせるのか
グループワークを通しての話し合いによって、自分とは異なる意見に出会うことができる。そこか
ら自分の考えを深め、練り上げていくことが可能となる。そのためには、生徒間において比較・検
討のできる問いをなげかけることが大切である。次の3点を考えてもらいたい。
1.話し合うことで、授業のねらいが達成できるかを吟味することが大切である。話し合いでは、
多様な意見が出てくるが、
「活動あって学び無し」という状態になっていないかをよく検討するべき
だ。
2.指示を明確にすることが最も重要なことである。
3.話し合いを始める前に、自分の考えをもたせる、ということが大切である。
「個を伸ばす」こと
は必要だが、それは「個」がしっかりしていなければ達成され得ないことである。話し合いとはそ
こから始まっていく。
発問の精選
「クローズドクエスチョン」を「オープンクエスチョン」へ。生徒に疑問を持たせる発問を提示す
る、そこから多様な考えが出てくる。
以上。