ラウンドテーブル 「『話し合い学』構築をめざして」 - LORC

Round Table 2016
@ Ryukoku University
ラウンドテーブル
「『話し合い学』構築をめざして」
日程:2016 年 3 月 4 日(金) 13:00-17:00
5 日(土) 10:00-17:00
会場:龍谷大学深草キャンパス
和顔館 B208
(地下 2 階 208 教室)
持続可能でレジリエントな社会構築には、多様な市民やセクターが参加し、創造性を発揮しながら
課題を解決する「共創社会」の実現が求められる。
本ラウンド・テーブルでは、多領域からの研究・実践報告や議論を通して、
「共創」を実現するため
の「話し合いのモデル」と、それを基調とする「社会・制度・政策のあり方」を探求する「話し合い
学」構築をめざす。ミクロ(話し合いのメカニズムの解明)
、メゾ(協働/連携プラットフォームとし
ての話し合い実践のモデル化)
、マクロ(話し合いを組み込む社会環境・理念の探求)といった多層的・
学際的アプローチによる「話し合い学」の学術的展開のみならず、研究成果の社会実装化の可能性に
ついても議論する。
主催:龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)
Programme
3 月 4 日(金)
13:00-13:30
司会進行 村田 和代(龍谷大学)
イントロダクション「話し合い学とは」
村田 和代
13:30-14:00
「量的分析に基づくファシリテーターの特性推定」
森 篤嗣(帝塚山大学
14:00-14:30
日本語学)
「地域イノベーションの生成と話し合い―『学習』と『連帯』の視点を交えて」
杉山武志(兵庫県立大学
14:30-15:00
社会経済地理学)
「同時多発テロ後のニューヨークにおける市民参加」
青山公三(龍谷大学
都市計画)
休憩
15:30-16:00
「教科間連携授業を通じて育成する話し合い能力―東北防潮堤建設問題を事例にして」
16:00-16:30
「熟議民主主義研究の課題」
加納隆徳(帝京大学
社会科教育学)
田村哲樹(名古屋大学
16:30-17:00
政治学、政治理論)
「地方議会の『話し合い』の何が課題か、どうアプローチするか」
廣瀬 克哉
(法政大学
議会論)
3 月 5 日(土)
10:00-10:20
司会進行 村田和代
イントロダクション「1 日目のふりかえりと 2 日目の流れ」
村田和代
10:20-10:50
「裁判員模擬評議における合意の形成過程」
荒川歩(武蔵野美術大学
10:50-11:20
感情心理学)
「裁判員裁判における評議の特徴と課題-模擬評議の話し合いの分析から-」
森本郁代(関西学院大学、会話分析)
11:20-11:50
「話し合いと順番交代―裁判員評議の会話分析から」
小宮友根(東北学院大学
社会学、エスノメソドロジー)
昼食
13:20-13:50
「自治体の政策過程における『話し合い』の契機と方法」
土山希美枝(龍谷大学、公共政策学、地方自治)
13:50-14:20
「プラーヌンクスツェレにおける『話し合い』」
篠藤明徳(別府大学
政治学、討議デモクラシー)
休憩
14:40-15:10
「Affect ヒューリスティックスとミニパブリックス」
坂野達郎 (東京工業大学
15:10-15:40
社会工学、公共システムデザイン)
「妥協を正しく位置づける」
佐野亘(京都大学
政治理論)
休憩
16:00-17:00
全体討議
ディスカッサント:井関崇博
(兵庫県立大学
社会学、市民社会論)
※報告タイトルは変更の可能性あり