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保健事業におけるヘルスデータの活用
~KDB から見た地域の健康状況と保健事業への応用~
大阪府国民健康保険団体連合会
事業課 主査 岡崎 猛
1.国保データベース(KDB)システムについて
データについて
・医療(レセプトデータ)、特定健診、介護保険を突合
・平成 24 年 5 月審査分(4 月診療分)~5年間分を保持
・統計情報、個人の健康に関する情報
63 帳票
・診療月の翌々月の 28 日(基準日)に毎月更新
・帳票はCSVファイルに変換できる→表計算ソフトでのデータ抽出・
グラフ化
参加状況
・平成 25 年 10 月稼働、大阪府では平成 26 年 3 月公開
当初は、国保(11 市町村・6 国保組合)の参加
・平成 27 年 1 月 国保(41 市町村、13 国保組合)+後期高齢者医療
2.現状分析への活用
他の保険者との比較
⇒ 市区町村別データ
医療費のかかっている疾病は?
⇒ 医療費分析 大・中・最小分類
レセプト分析
・人工透析者の状況
⇒ 人工透析患者一覧表
・年間医療費
⇒ 個人別履歴
・高血圧、糖尿病の保有者の割合
⇒
糖尿病のレセプト分析
高血圧のレセプト分析
人工透析のレセプト分析
虚血性心疾患のレセプト分析
脳血管疾患のレセプト分析
3.保健活動への応用
特定健診受診者のフォローアップ(医療の未受診者勧奨)
⇒ 保健指導対象者一覧(受診勧奨判定値)
その他の保健事業への活用