☆水土里ネット静岡役員研修会を開催しました 8月 28日(木)に農業農村整備事業の視察、役員相互の親睦を目的とした、役員研修会を開催しました。視 察地は下記の通りです。 1. 三島大吊橋(三島市笹原新田) 株式会社フジコーが建設している日本最大延長 三島大吊橋 (L=400m )の吊り橋で総事業費 30億円、平成 27年 12月に完成予定です。空へそびえる富士山と広大な 駿河湾が一望でき、沼津ICより 15分、箱根峠から N 10分とアクセスは良好で全国からの観光客を年間 180万人見込んでいます。駐車場敷地内には地場産 農産物の販売所を設けるなど地域農業にも貢献して 大型展望水門 びゅーお 行くとの ことでし た。 中伊豆体験農園 三島大吊橋(三島市笹原新田) 2. 中伊豆体験農園(伊豆市白岩) 農家以外の方に野菜つくりを通して収穫する喜びを味わって もらうため、また、都市との交流の場として地域の活性化を図る ため平成 18年に開園しました。一般農園 40㎡/ 区画が 75区画、 ラウべ(宿泊棟と農園 50㎡)7区画を貸出しています。その他、 季節野菜の収穫体験や収穫祭等の各種イベントも積極的に開催 中伊豆体験農園(伊豆市白岩) しています。 3. 大型展望水門「びゅーお」(沼津市本字千本) 想定されている東海地震などによる津波被害から沼津市民を守 るため総工費 4 3億円をかけて平成 18年度に完成しました。この 水門は沼津港の航路上に設置されており、扉体は幅 40㎡、重量約 410トンで日本一の巨大水門です。また、機械室や連絡橋が地上 30mの高所に位置していることから富士山や駿河湾が一望でき展 望施設として一般の方に開放しています。 (次頁に続く) 大型展望水門「びゅーお」(沼津市本字千本) 4.このほか、道中(車中より)の農業農村整備事業(南条用水等5地区)についての説明をさせて頂きまし た。 ※今後も本視察研修を通じて役員の方々に農業農村事業を理解して頂くよう努めていきたいと思います。 (事務局長 小柳 克巳) ☆袋井市「鳴沢池」の改修計画 本年度袋井市にある農業用ため池「鳴沢池」は、現在、農村地域防災減災事業による改修計画の策定を行っ ており、平成27年度新規採択を目指しております。 鳴沢池は、江戸時代以前に築造された施設であり、これまでに取水施設の補修や漏水対策を実施しておりま す。しかし、堤体自体は築造後、大規模な改修は行われないまま 1 00年以上経過しており、老朽化が著しい状 況にあります。 また、過去実施された耐震性点検の結果では、現況堤体の安定計算結果において、地震時の安定率が低く、 被災時には堤体が崩壊し、下流域の農地や家屋に多大な 被害を及ぼす恐れがあります。 東海・東南海・南海地震の発生が心配される中、地域 鳴沢池 N 住民にとって重要なため池の、一刻も早い改修を望んで おります。 (事業課 松本 之昭) ため池の天端の様子 ため池の張りブロックの様子 コンクリート構造物のクラック
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