中長期計画の位置づけと目的

中長期計画の位置づけと目的
位置づけ:原子力機構の第2期中期目標・計画(H22年度~H26年度)
「Ⅴ.その他業務運営に関する重要事項)
保有する原子力施設の廃止措置及び放射性廃棄物の処理処分は、原子力の研究、開発及び
利用を進める上で極めて重要な業務であり、計画的、安全かつ合理的にこれを実施し、原子力
施設の設置者及び放射性廃棄物の発生者としての責務を果たす。
そのため、平成23年度までに、外部有識者の意見を聴取するなどの客観性を確保しつつ、安
全を前提とした合理的・効率的な中長期計画を作成し、これを実施する。
中長期計画策定の目的
○ 処分に関する安全規制制度が進展し、「研究施設等廃棄物」の埋設事業が原子力機構の新た
な事業として追加されたことから埋設計画と整合の取れた廃止措置及び、放射性廃棄物の処
理処分を着実に進める。
○ 限られた機構予算の中、バックエンド対策に関する中長期的な戦略が必要
中長期計画の策定にあたって考慮すべき点
第1期中期計画期間における原子力機構を取り巻く状況からの変化
これまでに得られた技術的経験・研究開発成果の反映
以上に加え、
東北地方太平洋沖地震と福島第一原子力発電所事故による廃止措置・放射性廃棄物対策へ
の影響