学校関係者評価・第三者評価

 平成26年度北海道函館西高等学校自己評価・学校関係者評価・第三者評価(年間) H27.3.13
*評価 4=十分できていた 3=ほぼできている 2=あまりできていない 1=まったくできていない
分掌等
評 価 項 目
成 果
課 題
方 策
1 学校力の向上を図る。
4
2 地域の教育力を活用する。
4
3 広報活動の推進を図る。
3
・進路指導やキャリア教育推進指定事業など、 ・学校教育目標の達成に向けて、全教職員の協 ・常に学校教育目標の実現を日常の教育活動
教職員の創意工夫により分掌・学年組織の機動 働意識と経営参画意識のさらなる高揚を図る。 の中で意識し取り組む。
力が向上。
・学校経営方針の共通理解による各種業務の見
直し、精選に取り組む。
・キャリア教育推進指定事業による社会人や大 ・キャリア教育推進指定事業の効果的な継続の ・校内体制を構築し、地域企業や上級学校との
学生との対話集会など、地域の協力が得られる ために、地域企業や上級学校との親密な連携を 効果的な連携の在り方についての工夫・改善に
とともに教育力が活用され、生徒の進路意識や 図る。
取り組む。
コミュニケーション能力が向上。
・年間を通してHPの定期的な更新が行われ、教 ・部活動等、学校の教育活動全般の情報発信に ・説明責任を重視し、学校の教育活動への理解
育活動の積極的な情報発信により、学校に対す 対する教職員のより一層の意識向上を図る。
と協力を得られるよう地域や保護者への積極的
る信頼が向上。
な情報提供に取り組む。
4 保護者の声を聴く。
1 校務の円滑な運営・調整に協力する。
関係者 第三者
(PTA) (評議員)
3.6
4.0
3.7
4.0
3.0
3.0
3
・保護者アンケート等の実施により、教育活動へ ・保護者アンケートの継続など、様々な機会にお ・保護者アンケートの内容の充実を図るととも
の意見や要望など、情報収集力が向上。
いて、保護者の意見・要望を聞く機会の拡大を に、学年会やPTA役員会等、意見・要望を聞く機
図る。
会の拡大に取り組む。
3.1
4.0
3
・各関係者の協力により円滑な企画・運営がで
きた。
3.4
4.0
2 保護者や地域との連携を強め、PTA活動の充実を
図る。
4
・道南支部PTAの事務局校となり、例年以上に ・年間を通じ役員以外の保護者が参加しやすく、 ・HPの更なる充実と、活動内容を積極的に発信
役員相互の連携が深くとれ、大変充実した活動 魅力ある開かれた学校にするための協力体制 する
が行われた。
作りを図る。
・活動前後に効果的な情報発信などに取り組
・研修及び生活部に於いて新しい取り組みや事
む。
前発信などが行われた。
・1学年保護者の積極的参加が多く見られた。
3.6
4.0
3 施設設備の充実に努める。
3
2.9
3.0
3.2
3.5
3.1
3.5
3.7
4.0
3.7
4.0
学
校
経
営
総
務
評価
(職員)
4 生命の安全と健康の増進を図る。
3
・安全確保のための整備充実に努めた。
3
6 保健委員会の積極的な活動を推進する。
4
7 性教育や薬物乱用防止教育を推進する。
4
・各分掌、学年の協力体制を密にする。
・故障設備の整備や使用されていない場所など ・積極的な整備・充実に取り組む。
の効果的な利用。(LL教室整備・改善)
・保健便りなどにより、健康管理についての情報 ・教職員向けAED講習会を実施する。(次年度
発信や予防方法のサポートができた。
実施予定)
・「命を大切にする教育」の講演を実施し、命の
尊さを理解し、命について深く考えさせる機会を
与えることができた。
・空き教室などの有効活用ができた。
5 よりよい学習環境を整える。
・学校全体で取り組む姿勢の更なる充実を図
る。
・充実した講習会の企画・実施に取り組む。
・視聴覚関係の授業ができる早期の環境整備。 ・学年や教科及び他分掌との効果的な連携に取
・可能な範囲で設備の充実を図る。
り組む
・清掃点検活動などを通して積極的且つ活発な ・各委員の反省からも委員会活動への意欲が感 ・委員長を中心にした活動へのサポートに取り
活動ができた。
じられるが、更なる全体意識の向上を図る。
組む。
・インフルエンザなどの感染時期に消毒液など
の設置をおこなった
・デートDV防止講習会実施後の、生徒アンケー ・次年度の講演内容や講師の選定など。
・他校の取り組みなどを参考に、早期に講演内
トにおいて、「大変勉強になった、将来に活かす」
容や講師の選定について取り組む。
といった感想が多数あり、生徒には大変効果が
・次年度は薬物乱用防止関係の講演を予定して
あった。
いる。
教
務
・昨年度から公開研究授業を中心に相互授業参
生徒の学力向上のため、さらにしっかりした授業 ・成果が挙がる公開研究授業や公開授業週間
観による授業改善を図る雰囲気が生まれつつあ
の研修体制の確立と、授業改善。
の推進。
る。
3.0
2.6
3.5
3
・昨年度から教務支援システムへ移行すること ・授業時数の確保が難しい状況がある、行事の ・教務支援システムによる運用がさらにスムーズ
ができた。時間割の運用に対しても理解が進ん 精選等の具体的対策が不十分である。
になるようする。また、授業時数確保に困らない
できた。
ように具体的対策を立てる。
3.0
3.5
4
・図書館を利用しやすいレイアウトができつつあ ・古い蔵書の整理が必要。
る。
3.2
4.0
1 全校をあげて、基本的生活習慣の確立に取り組
む。
3
・学年・HRでの指導により頭髪の乱れは減少し ・身だしなみの乱れや遅刻をする生徒が固定化 ・各学年の生徒指導部が中心に、継続的に日常
た。
されている。
の身だしなみ指導を行う。
3.1
3.5
2 自律的で充実した高校生活を目指し、生徒の自主
的活動を支援する。
3
・リーダー研修会を今年度2回実施し、意識の向 ・指示を受けなくても自主性を持って動ける生徒 ・生徒会行事等を通して生徒一人一人に役割を
上ができた。
が少ない。
もたせ意識向上を図る。
3.0
3.0
3 事故の未然防止のため、地域・家庭との連携を図
り、事前指導や教育相談的手法を用いた指導を推進
する。
3
・教育相談日を設定し、個人面談をしやすい環
境が整えられた。
・面談で得た情報の共有が不十分。
・校内LANに教育相談用の記入シートを用意
し、何かあれば入力してもらう事を検討する。
3.0
3.0
4 自転車通学マナーの改善やケータイ等によるネット
トラブルに関する指導を充実させる。
3
・講演会の実施により、安全に対する生徒の意
識が向上した。
・講演者がほぼ固定化してきている。
・他校の実施例を参考にしながら講演者を検討
する。
2.7
3.5
5 生徒一人一人に、望ましい学校生活の在り方を考
えさせ、その実現を支援する。
3
・シンポジウムを実施、大きな教育効果があっ
た。
・イベント化の傾向がある。
・日常的に問題提起し、自主的・自律的に生きる
ことを考えさせたい。
2.9
3.5
6 行事毎の目的を理解させ、積極的に行事に参加す
る態度を育成するとともに、各HRの団結を高められる
よう支援する。
3
・学校行事に、積極的にとりくむ生徒が増加し
た。
・積極性をもたない生徒への指導。
・行事後に各HRで成果を出し合い、廊下等に掲
示することで生徒間の共有を図る。
3.0
3.5
7 部活動への加入増進を促し、活性化を図る。
3
・全道大会への出場部活動数が増え、生徒の活 ・間口減等を考えて、部活数の精選を考える時
動意欲に向上に繋がった。
期に来ている。
・部活動の全員加入等といった仕掛けを考える
必要がある。
3.2
3.0
8 ボランティア活動への参加を促す。
3
・さゆり園等のボランティア参加生徒数が多く
なった。
3.1
3.5
2.9
3.5
3.1
3.1
2 授業規律の確立と学習習慣の養成を図る。
3 授業時数確保と効果的な時間割運用を図る。
4 図書館活動の促進を図る。
生
徒
指
導
3
2.9
1 基礎・基本の定着と確かな学力の向上を図る。
1 学年・教科・分掌との連携を深め、生徒の更なる進
路意識の向上に努める。
2
3
進
路
2 保護者との連携を図り、進路先の現状把握と、生
徒のより良い進路選択の支援に努める。
3
・家庭学習の習慣づけが本校の大きな課題に
なっている意識の共有ができた。
・家庭学習の習慣づけに対する、各教科の具体 ・家庭学習の習慣づけの重要性を全体で確認
的な行動。
し、教科・HR担任に対して具体的な働きかけを
うながす。
・長期休暇などを利用し、廃棄図書の整備を進
める。
・参加する生徒が多数のため、日程の調整が難 ・参加の回数制限等を決めて調整する。
しい。
・年間を通じ講習において各教科で計画立案が ・学年、進路希望などの違いにより、生徒個々の ・各学年毎に進路ガイダンスや進路講話等を積
練られ、また、担任からの働きかけや教科担任 進路意識についての温度差の解消。
極的に実施。
の積極的な協力により、講習へ積極的に参加し ・講習と部活動との両立をどうすべきか。
・多くの生徒が参加できる講習についての方策
ようとする生徒が増え、進路講習の活性化が図
の検討。
られた。
・各学年における明確な進路目標の設定とその
・進路希望調査を効果的に活用できた。
ための取りみ方法の工夫。
・進路希望調査の複数回実施。
・担任団の協力もあって、三者面談、地区別懇 ・1、2年生については、まだ情報提供の面で手 ・1、2年生についても保護者と進路に関する面
談会、保護者会、ガイダンスなどを通して保護者 薄な感が有り、その方法を検討する必要があ
談の機会を設ける。
ともスムーズな形で連携ができた。
る。
情
報
シ
ス
テ
ム
1 校務支援システム・教務支援システムに係る業務
を支援する。
4
2 本校Webページの充実に努める。
3
3 校内LANにかかわるシステム・機器の充実を図
る。
3
4 日常業務に対する支援をする
1 部活動や生徒会活動、その他諸活動に積極的に
参加させ、3年間の素地を育てる。
1
学
年
2 基本的な学習習慣を定着し、学びのリテラシーを身
につけ、自発的に学習に取り組む人間を育てる。
3 キャリア教育の充実を図り、将来の進路に対して長
期的な人生設計に沿った進路目標を設定していける
人間を育てる。
4
3
3
3
・スムーズに業務支援ができている。
・不測の事態に対応できる人材が少ない。
・web担当者会議を開催し、更新ができている。
・できている部分とできていない部分がある。さ
らに内容をよりよいものにしていくためweb会議
の活用を図る。
・役割分担を見直し、管理・運営できる人材を育
成する。
・次年度も今年度同様、webページの充実に努
める。
・大規模メンテナンス等を通じて、IEの脆弱性問
・これからも適切に対処していく。
題等にも適切に対処できた。新サーバを導入し
た。
・教室用プロジェクタ(無線対応)を購入した。
・教室用プロジェクタが予定通り購入できなかっ ・事務室と連携し購入を進めるとともに、計画的
サーバ更新に係る対応もスムーズにできた。
た。
に導入を進める。
・部活動の各顧問や先輩から指導されているこ
とが、クラスの中でも大いに助けられている。
・クラスだけでなく、部活などを通しての人間関
係もうまくできていて、学年として横のつながりが
できている。
・講習受講者人数を維持・増加するための働き
かけをはかる。
・資格取得を目指す生徒の数が数年前と比較し
ても大幅に減ってきている。
・進路意識を高め、計画的・長期的にも目的意
識を持たせるため、合格した先輩たちが取得し
ていた資格や可能であれば模擬試験の得点な
ど、目に見えるよう提示していく。
・部活動顧問に生徒の様子を聞いたり、各顧問
や先輩からも学習活動の意義など声かけをお願
いしていく。
・2期から3期にかけて、ただ漠然と学習するの ・まだまだ学力の向上を図れる。
ではなく、必要性を感じ、前向きに授業に取り組 ・課題において提出日直前に行っている生徒が
む姿勢見せる生徒数が増えてきている。
多い。
・授業規律が守られていない授業もあった。
・学力がもっと伸びそうな生徒への働きかけ。
・日常の業務に追われ、本来、教科指導でやっ
た方がいいことにまで手が回らない。
・課題解決型学習をクラス横断型で展開した。継 ・保護者アンケートからは、学校の取り組みが分
続実施はしなかったが、コミュニケーション力の からない。などの解答もあった。また、生徒から
向上を狙いとした良い取り組みであり、生徒同士 保護者へ学習活動の伝達されていない。
でグループワークの設定に積極的に協働し、課 ・保護者と、生徒の進路について話す場の設定
題を解決しようとする姿勢など、効果があった。 が必要である。
・進路ノート、LHR、キャリア教育活動を通してよ
く考え、取り組んでいる。
・講習や模試対策において、実施日付近に行事
などがあるため、工夫して対策を立てる。
・成績上位者の指導や赤点指導など、教科担任
任せにしないで、生徒の状況を共有し、全体で
指導していく。
・日常業務の精選を図る。
・進路意識の向上に向け、個別面談を計画的に
行うようにする。
・担任と保護者、保護者と生徒の伝達が上手く
いくよう、学校の取り組みや生徒が学んだこと
を、ポートフォリオやファイリングさせながら、保
護者の目に届くよう工夫する。
3.4
4.0
2.8
3.0
2.9
3.0
3.3
3.5
3.1
4.0
3.0
3.5
3.0
3.5
1 基本的な学習習慣を確立させ、主体的に学習に取
り組む人間を育てる。
2
学
年
2 キャリア教育の充実を図り、長期的な人生設計に
沿った進路目標を設定し、その実現に向けて努力でき
る人間を育てる。
3 部活動や生徒会活動、その他諸活動に積極的に
参加させ、社会と関わり、社会に貢献できる人間を育
てる。
3
学
年
3
4
4
1 基本的な学習習慣を確立させ、主体的に学習に取
り組む人間を育てる。
3
2 キャリア教育の充実を図り、長期的な人生設計に
沿った進路目標を設定し、その実現に向けて努力でき
る人間を育てる。
4
3 部活動や生徒会活動、その他諸活動に積極的に
参加させ、社会と関わり、社会に貢献できる人間を育
てる。
4
・学年・学級での指導とともに、家庭学習の促進 ・生徒の成果が目に見えて上がることが求めら
のため課題提出など各教科でも取り組み効果が れている。・生徒自身が主体的に学習活動をど
あった。
う進めさせるか。
・引き続き粘り強く効果の出る対策を検討する。
・核となる生徒の育成と自発的な家庭学習をす
すめる。
・進路ノートをしっかり取り組ませている。キャリ
ア教育の充実が図れている。
・進路開拓にも生かせる方策がもとめられてい
る。保護者の協力をどのようにもらうか。・ほぼす
べての生徒は進路目標が決めているが、実現
するための決意や取り組みを具体的にしなけれ
ばならない。
・生徒会活動、ボランテイア活動に積極的に参 ・ボランテイア活動や生徒会活動、PTAとの連
加、活動させることで、生徒の社会貢献に対する 携で社会との関わりをもっと持たせること。
意識が向上した。
・授業態度は全体的に概ね良好であった。進路
決定後も大きな崩れはなく、資格取得などに挑
戦する生徒も多かった。一方で授業への取り組
みが甘くなってしまった生徒も一部いた。
3.0
3.5
・引き続き進路ノートの取り組みを充実させる。
・早期の三者面談や進路室の活用をもっと進め
る。
3.5
4.0
・社会との関わりをもっと意識させる活動を活発
化させる。
・さらにキャリア教育を充実させる。
3.5
4.0
3.2
4.0
3.6
4.0
3.7
4.0
・全体の平均家庭学習時間が極めて短く、家庭
学習の習慣をつけさせることが喫緊の課題であ
る。また、主体的に学習に取り組めない生徒へ
の対策も必要である。
・継続的な個人面談や声かけ指導、2年次から
の三者面談などを通して学習意欲を高めさせ
る。主体性を育むと同時に、学習への動機付け
と学習機会を設け、教員主導で学習を習慣づけ
る。
・3年間を通してキャリア教育を計画的に実施
・素直な生徒が多く、人の話を聞くことができる ・キャリア教育を次年度以降も継続するととも
し、振り返りのアンケートで自己評価することもで 反面、自己分析や自己表現に関しては更なる取 に、関係分掌や他学年との情報の共有や引き
きた。生徒への働きかけを継続することによっ
り組みが必要である。また、模試に対する意識 継ぎをおこなっていく。
て、各講習や模試の参加者を一定数確保でき、 付けや事後指導には課題が残った。より早く進
進路実現に向けて努力させることができた。自 路目標を決定させ、その実現に向けた体制や取
習室も効果的に使われた。
り組みをすべきであった。
・概ね落ち着いた学校生活を送ることができた。 ・進路決定後、ごく一部生徒の生活態度の崩れ ・卒業式当日まで、粘り強く指導を継続していく。
最上級生らしい態度が増え、学校行事などにも や、服装・頭髪の乱れに対して指導を徹底でき
積極的に参加していた。諸活動の中でリーダー ない部分もあった。
シップを発揮する生徒も存在した。