2015/3/18 西条市の自然環境とその活用 西条市の風景を構成する要素 水田 果樹園 住宅・学校 竹林 スギ林 2015.2.22 西条自然学校 山本貴仁 西条自然学校 設立の背景 ・自然科学的思考に触れる機会が少ない 海 干潟 河川 山 人工的要素 農林・住・歴史 自然的要素 地形・植生 自然科学って? • 自然科学 生物学、地学、天文学、物理学、化学・・・ ・自然環境の現状が伝わっていない ・地域の恵まれた自然に気づかない 自然=人が作りだしたものではなく、存在するもの ・自然と生活との乖離 1 2015/3/18 学校教育と自然 1970年代 「探究の過程」こそが重要 2000年代 「問題を解決していく資質や能力」 「いのちの大切さ」 愛媛新聞記事 ガンカモ類の個体数の変化 平成10年~平成24年 環境省生物多様性センター 愛媛新聞記事 1997年9月10日 西条自然学校 活動の目的 ・自然環境の現状を伝える ・自然との共存を考える人を育てる ・身近な自然を知る楽しみ、 生活との繋がりを伝える 活動の内容 エコツアー 提 言 普及事業 地域生態系の保全 ・自然を科学的にみる視点を伝える 2004~ 調査研究 2 2015/3/18 調査研究事業 ・干潟の生物調査 ・石鎚山系の生物調査 ・水田の生物調査 1500万年前に火山活動 石鎚神社2007 最終氷期と現在の森林限界 3000m 2000m 1000m 最暖月の平均気温が10℃ 山を読む 小疇 尚 岩波書店より 3 2015/3/18 北アルプス 表銀座 凍結と融解による 地面の移動 亜寒帯林 シラベ 1700m 凍上による移動 融解水による移動 1000m 冷温帯林 ブナ 1200m 暖温帯林 モミ・ツガ シイ・カシ ツノクロツヤムシ 1月の気温 -6.4℃ 7月の気温 15.2℃ 4 2015/3/18 コガタブチサンショウウオ ルリビタキ 自然と観光 エコツーリズム 「自然環境や歴史文化を対象とし、 それらを体験し、学ぶとともに、 対象となる地域の自然環境や歴史文化の 保全に責任を持つ観光のありかた」 環境省 エコツーリズム推進法 (平成19年) 「自然環境の保全」 「観光振興」 「地域振興」 「環境教育の場としての活用」 ライオンハンティングツアー ハンティングガイド ホテル 略奪型 サファリツアー ガイド ホテル 共存型 自然を観光資源に たくさんの観光客を誘致する 5 2015/3/18 自然環境の保全 = 持続的な観光資源 自然環境の保全 = 持続的な観光資源 適正な規模 雇用の創出 宿 泊 購 買 自然環境の保全 =地域経済への貢献 国内観光の傾向 ガイドの存在 ・都市型観光旅行 ・テーマ性のある旅行 ・少人数化 エコツーリズム ・現地で決める ・チェックインの時間が早まる ・お土産の洗練化 エコツーリズムの対象 市民の取り組み トコロジスト(所ジスト) 自然が好きな人 = 観光客の1割 (地域の専門家) 地域の自然、文化、歴史などに詳しい人 バードウォッチングツアー フラワーウォッチングツアー 地域の変化に気づく 地域のことを語り継ぐ 6 2015/3/18 市民の取り組み 「個人が変わる」 自然の美しさ・奥深さに気づく 地域の自然を愛する心 環境保全に関する行動につながる 「地域が変わる」 地域固有の魅力を見直す 7
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