1 鹿島学術振興財団 2015 年度 研究者交流援助 研究者海外派遣援助 募集要項 1.趣 旨 我が国の学術の発展並びに学術の国際交流を図るため、都市・居住 環境の整備、国土・資源の有効利用及び文化的遺産・自然環境の保全 等による国民生活の向上に寄与する研究を行う研究者を海外に派遣し、 我が国の学術の向上発展に寄与しようとするものです。 なお、この研究者海外派遣援助は、2015 年度中に募集、決定を行い ますが、派遣期間は 2016 年 4 月以降(出国は 2016 年度内)のものを 対象とします。 2.対象分野 派遣研究者の外国における研究活動(研究、講義、視察等)の対象 となる研究分野は、上記の趣旨に関連した研究とします。例としては (1) 都市・居住環境の整備 ・都市並びに居住環境の向上 ・災害・公害の防止 ・交通・輸送能力の向上 (2) 国土・資源の有効利用 ・国土の有効利用と保全 ・海洋の利用と保全 ・水資源の確保と有効利用 ・エネルギー及び資源の有効利用、輸送、貯蔵 ・廃棄物の処理と再資源化 (3) 文化的遺産・自然環境の保全 ・文化的遺産の保全 ・自然環境の保全 などがあります。 2 3.短期派遣 (1) 学術の国際交流に貢献するため、外国において活発な研究活動を 行っている研究者との討論、あるいは大学等での特別講義等を行う、 我が国の顕著な研究業績を有する上級研究者(教授級)を対象と します。 (2) 原則として、派遣期間は 3 ヵ月以内です。渡航費(往復)、渡航先 国内旅費及び滞在費約 15,000 円/日を支給します。 (3) 国際会議、国際研究集会等に出席のための派遣は、対象としません。 4.長期派遣 (1) 外国において単独又は共同の研究を行い、その研究分野の発展に 寄与する優れた研究業績を有する我が国の中堅研究者(准教授、講師、 助教)を対象とします。 (2) 原則として、派遣期間は 1 ヵ年以内です。渡航費(往復)及び 滞在費等約 10,000 円/日を支給します。 5.研究者交流援助金額 研究者交流(派遣及び招へい・受入れ)の援助費は、総額 800 万円 を予定しています。 6.報告の義務 派遣研究者は帰国後、研究活動の経過、成果及び会計について 当財団に報告してください(別に定める様式による。 ) 。 なお、研究活動の成果について、当財団の「研究発表会」において 発表をお願いすることがあります。 7.推薦及び申請手続 ・申請者は、必ず推薦機関を経て申請書を提出してください。 なお、申請者が、申請書を直接当財団に送付することはできません。 ・推薦機関は、自然科学、人文・社会科学の両分野ともに、指定する 大学、大学院研究科、研究所としています。 ・推薦者は、上記の指定する推薦機関の長です。 3 ・各推薦機関は、推薦書に必要事項を記入の上、申請書とともに当財団宛 に提出をお願いします。 ・推薦機関は、複数の申請を推薦することができます。 ・申請者は大学等の研究機関に所属する「常勤の研究者」に限ります。 8.推薦締切期日 2015 年 11 月 10 日(火) 上記は財団への提出期限ですので、推薦機関への申請期限は、 各推薦機関にご確認ください。 9.選考方法 選考は当財団の選考委員会において行い、理事会で決定いたします。 なお、選考に際して面接の上、申請内容(研究活動等)について ご説明を頂くこともあります。 10.選考結果の通知 2016 年 3 月下旬を予定しています。 11.その他 ・「研究者海外派遣援助」は、原則として当財団以外からの助成との 併用はできません。また、当財団の「研究助成」との同時申請は できません。 ・申請後、やむを得ない事情により申請を取りやめる場合は、選考結果 の通知の有無にかかわらず、すみやかに当財団へご連絡下さい。 ・申請後、当財団以外からの助成が決定した場合は「申請の取下げ」を して頂きますので、助成決定が判明次第、すみやかに当財団に ご連絡下さい。採択決定後に判明した場合は「採択の取消し」と します。 ・採択した派遣研究者については、当財団ホームページに公表いたしま す。なお、申請者の個人情報は、本人への連絡、選考手続等の目的 以外には使用しません。 ・派遣研究者は派遣期間の終了後、派遣期間が確認できる書類(①申請 4 時の所属機関長からの証明文書 または ②パスポートの「出入国記録」 欄のコピー等)を当財団宛に提出して下さい。 募集要項、申請用紙(含 推薦書用紙)は当財団ホームページ よ り ダ ウ ン ロ ー ド で き ま す 。( http://www.kajima-f.or.jp/) 5 2015 年度推薦依頼先 自然科学関係 北海道大学 大学院工学研究院長 東 北 大 学 大学院工学研究科長 筑 波 大 学 学長(人文・社会科学関係は除く) 東 京 大 学 大学院工学系研究科長 〃 地震研究所長 〃 生産技術研究所長 東京工業大学 大学院理工学研究科長 〃 〃 総合理工学研究科長 名古屋大学 大学院工学研究科長 京 都 大 学 大学院工学研究科長 〃 防災研究所長 大 阪 大 学 大学院工学研究科長 九 州 大 学 大学院工学研究院長 〃 大学院総合理工学研究院長 慶應義塾大学 理工学部長 早稲田大学 創造理工学部長 日 本 大 学 理工学部長 〃 生産工学部長 東京理科大学 理工学部長 6 2015 年度推薦依頼先 人文・社会科学関係 筑 波 大 学 学長(自然科学関係は除く) 東 京 大 学 大学院法学政治学研究科長 〃 〃 人文社会系研究科長 〃 〃 〃 〃 総合文化研究科長 経済学研究科長 〃 東洋文化研究所長 〃 社会科学研究所長 〃 史料編纂所長 東京藝術大学 学長 一 橋 大 学 学長 京 都 大 学 大学院文学研究科長 〃 〃 法学研究科長 〃 〃 経済学研究科長 〃 人文科学研究所長 〃 経済研究所長 〃 東南アジア研究所長 大 阪 大 学 学長(自然科学関係は除く) 政策研究大学院大学 学長 慶應義塾大学 学長(自然科学関係は除く) 早稲田大学 学長(自然科学関係は除く) 学習院大学 学長(自然科学関係は除く)
© Copyright 2024 ExpyDoc