投資情報部 テクニカル分析 2015 年 3 月 13 日 エリオット波動マーケット分析 (デイリー) エクイティリサーチ部 エクイティリサーチ転載レポート チーフ・テクニカルアナリスト 宮田 直彦 エクイティリサーチ転載レポート 本資料に関するお問合せは、三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券の最寄の店舗までご連絡ください。 20000 (円) (B) 直近 日経平均週足 (06年1月以来) 07/2/26 18300 18000 (2) 14000 10/4/5 11408 12000 (1) 10000 11691 08/3/17 8000 (4) 6994 08/10/28 (3) 6000 7021 09/3/10 ▼ 1.12㌦ 3/13 ユーロ/ドル 1.0618㌦ ▼ 0.0072㌦ 3/13 ユーロ/円 128.85円 △ 0.72円 3/13 ドル/円 121.33円 ▼ 0.11円 3/13 長期金利 0.38% ▼ 0.030%pt 3/12 (終値) 3/12 (終値) 3/12 (終値) NYダウ(DJIA) 17,895.22㌦ 日経平均 18,991.11円 △ 259.83㌦ △ 267.59円 11/2/17 10891 8135 11/11/25(5) (C) v 18030 iii 17000 15942 16320 3 i 16374 15759 15500 iv ii 14000 12500 13748 13885 16592 14529 4 12415 1 10255 11000 (1) 5 19008 日経平均時間足 (11年10月1日以来) 18500 データの日付 47.05㌦ 08/6/6 14601 16000 前日比 WTI原油 Alt2: (1) (2) 1 9500 8000 8238 8135 8488 2 6500 11 12 3 5 6 8 10 12 2 4 6 8 10 12 2 4 6 8 10 11 1 3 出所:トムソン・ロイターのデータよりMUMSS作成 日経平均の上値抵抗: 19153, 19204(φ), 19267, 19360, 19368, 19468(V 値), 19469(V 値)19507, 20094, 20225(E 値), 20833, 22750, 22976(φ), 26747(φ), 31414, 38957 日経平均の下値支持:18828(5 日線), 18792(日足転換線), 18770(13 日線), 18577, 18360-402(gap), 18387(25 日線), 18202-37(gap), 18246(日足基準線), 18074-92(gap), 17799-884(gap), 17737(75 日線), 17407(先行スパン 1), 17311(先行スパン 2), 17271, 17039-66(gap), 16533-92(gap), 16352(200 日線), 16185, 15866(φ), 15701-817(gap), 15470(φ), 15263, 14528-31(gap), 14369-404(gap), 14091, 14033, 13885, 13613-748(gap) 【WTI原油先物】 (波動分析) 2008 年高値(147.27 ドル)からの(A)-(B)-(C)下落中、11 年高値(114.83 ドル)からは(C)波が進行中。 巻末に重要な注意事項を記載していますので、ご参照下さい。 Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co., Ltd. Please refer to important disclosures and certifications in Appendix A 2015 年 3 月 13 日 テクニカル分析 / エリオット波動マーケット分析 ドルインデックス(原油価格と逆相関性が高い)の急上昇局面が続いている。3/12 には一時 100.06 と 2003 年 4 月以来となる 100 の大台を回復した。01 年高値(121.02)から 08 年安値(70.698)までのドル安に対する 61.8%戻 りは 101.797 であり、目先的にもそれを試す展開となろう。 基本的には「ドル高の継続≒原油安の継続」と考えてよいだろう。 WTI 原油価格は 43.58 ドル(1/29)から(C)-3-iv 波のリバウンドにあったが、既に 3-v 波の下落に入った可能性 がある。この見方通りなら、3-v 波は 43.58 ドルを下回り、2008 年安値の 32.40 ドルを試すだろう。3/12 には 一時 46.86 ドルへ下落した。 なお、ドル高・原油安の継続によって、ドル建て債務の多い新興国通貨の下落はさらに進む可能性が高い。 新興国通貨安・株安は、今後警戒すべきリスクのひとつであろう。 【NY 金先物価格】 米ドル高が続く限り、金価格は下落する可能性が高い。2011 年高値(1921 ドル)からの下落(A)波は、おそらく まだ終わっていない。 (波動分析) 2013 年 8 月高値(1433 ドル)から、(A)-5 波が進行中とみられる。この 5 波目は、下降ダイアゴナル・トライア ングル(i-ii-iii-iv-v)を形成しているようだ。今年 1 月高値の 1307 ドルからは、5-v 波とカウントされ、それは 昨年 11 月安値(1131 ドル)を下回る可能性が高いだろう。その下値メドは、1044 ドル(2010 年 2 月安値)、1032 ドル(08 年 3 月高値)などである。そこまで下げて、ようやく(A)波の下落は終わり、以降で(B)波のリバウンド に入ることになる。3/11 には一時 1147 ドルまで下げ、昨年 11 月安値(1131 ドル)の更新が視野に入っている。 【ユーロ/ドル】 「2016 年にパリティ( 1 ユーロ=1 ドル)までユーロ安が進む」というのが中長期見通しだったが、今や 2016 を待たず、短期的にもパリティ相場が現実味を帯びている。 ドルインデックスが約 11 年半ぶり高値まで上昇したことの裏返しとして、足元でユーロ安基調が強まって いる。 3/12 には一時 1 ユーロ=1.0495 ドルまで下げ、2003 年 1 月以来となる 1.05 ドル割れとなった。短期的にも、 月足 log チャートにおける、(ユーロ導入前の)1985 年 2 月安値から引いた長期サポートライン(今月は 1.03 ドル)を試す展開だろう。それより下のサポートレベルは、1.0073~0.99 ドル(2000~08 年のユーロ高の 76.4%~78.6%押し)である。 【ユーロ/円】 ヒストリカルにみて、5 年移動平均線とのかい離上限は 20%である。同かい離は 2014 年 11 月末時点で 23.19% まで拡がり、過去最大規模のユーロ高・円安「行き過ぎ」となっている。ユーロ/円は中長期での高値を付け た可能性が高いだろう。 1/26 の安値(130.15 円)からのリバウンドは 136.70 円(2/11)で終了し、以降でユーロ安・円高の流れが再開して いる。3/11 には一時 127.63 円まで一気に円高が進み、黄金分割の節目である 1 ユーロ=128.52 円(2012 年か らの円安に対する 38.2%押し)を割り込んだ。次は 125.50~125 円で下げ止まるかが注目される。 しかし、125 円で下げ止まらないようなら、121.95~115.38 円(2012 年からの円安の 50%~61.8%押し)を目指す、 ユーロ安・円高の動きとなりそうだ。 【ドル/円】 昨年末時点で、ドル/円と 5 年移動平均線のかい離は 32.68%、変動相場制以降で最大の「円下がり過ぎ」となっ ている。2011 年 10 月の 1 ドル=75.35 円以来のドル高・円安(A)波は、ターゲット 124.14 円に近づいており、 2 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 2015 年 3 月 13 日 テクニカル分析 / エリオット波動マーケット分析 今は 3 年余り続いた円安の最終局面に入っている。 (波動分析) 1 ドル=75.35 円(11/10/31)からの上昇 5 波構成(A)波のなかで、 第 5 波目の上昇(2013 年 10 月の 96.57 円が起点) は、延長(エクステンション)しているとみられる。 3/10 には一時 1 ドル=122.03 円まで円安が進行、7 年 8 ヵ月ぶりに 1 ドル=122 円台となった。現在、(A)-5-v 波のドル高・円安が進行しているとみられ、この見方が正しければ、短期的にも 1 ドル=124.14 円付近に達 し、それを以て 2011 年 10 月・1 ドル=75.35 円からの(A)波はすべて終わるだろう。 5-v 波は、116.66 円(2/2)を起点としている。時間足チャートからは、122.03 円(3/10)は 5-v-3 波のトップ、足元 では 5-v-4 波とみられる。120.48 円(2/11)が 5-v-1 波高値であり、現在の 4 波はそれとオーバーラップしないだ ろう。しかし、120.48 円を割り込むようなら、124.14 円付近へ達しないまま、(A)波完了ということを考慮す る必要がある。 (A)波が終わった後に続くのは、(B)波のドル安・円高であり、それは数ヵ月かけて 1 ドル=100.82 円を見に 行くだろう。これは、2014 年 5/21 に付けたもので、第 5 波の延長が始まったところである。 【10年長期金利】 2.5 年サイクルによれば、日本長期金利の長期的なトラフは今年 10 月頃に付けるとみられる。今年 10 月まで の上限は、40 ヵ月移動平均線のレベル(今月は 0.67%)だろう。 0.195%(1/20)からの金利上昇においては a-b-c パターンが想定され、0.325%(2/26)からは c 波の上昇に入った可 能性が高い。10 年長期金利は当面、2013 年 5 月(1%)から今年 1 月(0.195%)までの金利低下に対し、38.2~61.8% 戻り(0.5~0.69%)を目指すだろう。3/10 には一時 0.47%と昨年 11 月 20 日以来の水準へ上昇した。 注目の米長期金利(10 年)は、3/6 に 2.2575%へ急騰した。3/12 には一時 2.0401%へ低下したが、終値では 20 日 MA(2.08%)を回復した。この日のローソク足は長い下ヒゲを伴うものであり、金利上昇再開のサインかも しれない。目先的に 20 日 MA を維持しながら、2.34~2.51%を目指すだろう。 2.51%をブレイクすると、120 ヵ月 MA の 3.2%レベルも視野に入る。この動きに反応し、日本の長期金利も 上昇基調を強めていくことが予想される。 【ダウ工業株平均・S&P500】 大きな見方として、NY ダウ工業株平均(ダウ平均)は 2000 年にスーパーサイクル段階の(Ⅲ)波天井を付け、以 降でスーパーサイクル段階の第(IV)波の長期調整局面(セキュラー・ベア・マーケット)が「依然として」 進行中である。2000~09 年までは「エクスパンディッド・フラット」による(W)波、そして 09 年から現在ま で続いている上昇局面は(X)波である。この見方に基づくと、今後はジグザグか、あるいは、トライアングル による(Y)波の下落入りとなろう。今のところ、(Y)波の A 波は 2015 年 4 月までの間(3 年サイクルと 64 週サイクルボトム)に付ける見込み。ただし、スーパーサイクル(IV)波の調整自体は 2016~18 年まで終わる ことはないだろう。 そもそも S&P500・ダウ平均は、2011 年 10 月以降でまだ一度も 10%以上の調整を経験していないという、異 例の動きが続いている(09 年 3/6 からの強気相場は 7 年目に突入しており、これ自体、異例な長さである)。 大きな調整局面は今年起こる公算が大きいが、仮に米国の利上げが 2015 年半ばから後半に実施されるという 見方が正しいのであれば、先行指標としての株価は、2015 年前半のどこかで天井を付けるだろう。米バフェ ット指標(株式時価総額÷名目 GDP)は足元 1.4 まで上昇している。これは日本株が大天井を付けた 1989 年末 (1.44)に匹敵するもので、ひとたび米国株が調整に入ったなら、10%程度の下げでは済まないであろう。 ここにきて、主要インデックスごとに、高値を付けた日が微妙にずれ始めている。ダウ工業株平均とナスダ 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 3 2015 年 3 月 13 日 テクニカル分析 / エリオット波動マーケット分析 ック総合指数の高値は 3/2、S&P500 は 2/25、ダウ公共株平均は 1/28、輸送株平均は昨年 11/28。NY ダウ コ ンポジット平均(工業株・公共株・輸送株を合わせたもの)の最高値は昨年 12/29 である。このような、指数ご とに高値を付ける日が異なるダイヴァージェンスは、マーケット全体にとっての天井サインである。 (64 週サイクル) 2009 年 3 月以降、S&P500 は 58~69 週(平均 64 週)ごとに安値を付けている。これによると、今年 3/16~6/5 に、 平均並みの 64 週なら今年 4 月最終週に、現行 64 週サイクルは終わる(安値を付ける)。 2009 年 3 月~14 年 2 月には 4 つの 64 週サイクルが認められる。 これらのサイクル始点から高値までの期間は、 平均 54 週である(フィボナッチ数 55 に近い)。現行 64 週サイクルが始まった昨年 2/5 の週から、これまでの 最高値を付けた 2 月最終週までは 55 週だった。先週の米国株は下落し、S&P500 の週間下落幅は 5 週間ぶり の大きさとなった。過去のパターン通りなら、S&P500 は調整に入った可能性が高いだろう。 目先のサポートは、2/2 安値からの上昇に対する 61.8%押し(S&P500 で 2033、ダウ平均で 17515 ドル)。この サポートを割れると、一段と大きな調整に入った可能性が高まる。 【日経平均・TOPIX】 TOPIX は、1989 年高値からの log チャートにおける、上値抵抗線(今月は 1469)を上回った。加えて、ドル建 て日経平均は、 長期的な上値のカベとしての 156 ドルを今や上回りつつある(3/3 には一時 158.14 ドルへ上昇)。 これらは長期強気シグナルといえる。一方、短期的には、スピード調整が近いと思われる。 2007 年の 2/26 に日経平均は 18300 円の天井を付け、それはリーマン・ショック前の高値となった。そこから フィボナッチ数 8 年が経過しており、足元は高値を付けるタイミングとして注目される。 東証 REIT 指数が 1/19 高値(2005)から調整色を深める動きとなっている。REIT 指数は 1940(2/27)から下降 3 波に入った可能性があり、1799(2/3)を割れると下げ基調を一段と強める展開となりそうだ(3/11 には一時 1804 まで下落した)。2013 年のように、REIT 指数がマーケット全体の先行指標であるとすれば、日経平均は目先 で天井を付けることになろう。 本日の東京株式市場は買い先行で始まりそうだ。目先で注目される日経平均のレベルは 19204 円である。 [19204 円] …1989 年高値から 08 年安値までの下げに対する 38.2%戻り 今年 1/23 以降では、日経平均は 20 日 MA を一度も下回っていない。したがって、20 日 MA(18558 円、3/12 終値時点)を維持する限り、上値試しの地合いは続くと考えられる。 しかし、20 日 MA を終値で割れると、それは調整入りのシグナル点灯とみることができる。 (波動分析-1) 昨年 4 月安値・13885 円からはプライマリー級の上昇波動・(1)-5 波であり、そのパターンはダイアゴナル・ トライアングルである。 プライマリー上昇(1)波は終わったか、終わりつつある。(1)波終了後には、プライマリー(2)波の調整が続く。 ダイアゴナル・トライアングルの後に続く調整波動は、トライアングル開始水準まで速やかに戻すのが典型 である。つまり、ひとたび調整に入れば、指数は昨年 4 月安値(日経平均は 13885 円、TOPIX は 1121)へ向け て速やかに下げるだろう。後述するサイクル通りなら、このような急落局面は、今後 1~2 ヵ月以内に起こる だろう。下記に示す「日銀ギャップ」が今後埋められたなら、この波動カウントが有力である。 (波動分析-2) もうひとつの波動カウントとしては次のものがあげられる。 2013 年末高値がプライマリー(1)波天井、そして昨年 4 月安値の 13885 円はプライマリー(2)波の安値である。 4 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 2015 年 3 月 13 日 テクニカル分析 / エリオット波動マーケット分析 そして 13885 円から、プライマリー(3)波の上昇局面に入った。 このプライマリー(3)波は、インターミディエイト級の 5 波動に分かれる。足元では、インターミディエイト 1 波中、マイナー級の v 波が 16592 円(1/16)から進行中とみられる。 この波動カウントに基づくと、この先に想定される調整は、インターミディエイト級の 2 波であり─すなわ ち(3)-2 波─そのスケールはプライマリー級より一段階小さなものにとどまる。(3)-2 波の下値としては、昨年 の日銀緩和第二弾で空けた「日銀ギャップ」の下限(16533 円)を埋めない程度だろう。今年 1/16 の日経平均安 値(16592 円)が日銀ギャップを埋めず、以降で上昇に入ったという経緯からも、このギャップの重要性が窺い 知れる。その後には(3)-3 波、すなわち「サード・オブ・サード」の強気局面入りとなろう。 (サイクル) 日経平均には 3 年±6 カ月で底打ちする、3 年サイクルがある。2011 年 11/25(8135 円)以来の 3 年サイクルによ れば、日経平均の底打ちは今後 2015 年 6 月までの期間。また、2012 年 6/4(8238 円)を起点とする 3 年サイク ルに基づくと、底打ちは 2015 年 6 月±6 ヵ月となる。両者で重複する期間は 2015 年 1 月~6 月であり、この期 間内での底打ちが注目される。特に注目すべき底打ちタイミングは 2015 年 3~4 月。 (NT 倍率)…12.279 倍(3/12 終値) NT 倍率(日経平均 / TOPIX)は、2013 年 12/25 の一番天井(12.72 倍)に次ぐ二番天井を、昨年 12/25 の 12.53 倍 で付けた可能性が高い。2 月第 2 週に週足 MACD がデッドクロスしたが、これは昨年 9 月初旬のゴールデン クロスから 5 ヵ月後に点灯した、「日経平均売り・TOPIX 買い」のシグナルである。 NT 倍率は現在、200 日 MA(現在 12.25 倍)に絡む動き。基本観は NT 低下であり、当面は 12 倍(昨年 7 月安値) を目指すとみている。なお、中長期タームのターゲットとして 11 倍処が想定される。これは、上昇ダイアゴ ナル・トライアングルの開始水準・2011 年 3 月安値(10.97 倍)のことである。 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 5 2015 年 3 月 13 日 テクニカル分析 / エリオット波動マーケット分析 Appendix A アナリストによる証明 本レポート表紙に記載されたアナリストは、本レポートで述べられている内容(複数のアナリストが関与している場合は、それぞれ のアナリストが本レポートにおいて分析している銘柄にかかる内容)が、分析対象銘柄の発行企業及びその証券に関するアナリスト 個人の見解を正確に反映したものであることをここに証明いたします。また、当該アナリストは、過去・現在・将来にわたり、本レ ポート内で特定の判断もしくは見解を表明する見返りとして、直接又は間接的に報酬を一切受領しておらず、受領する予定もないこ とをここに証明いたします。 重要な開示事項 セクター(三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社(以下「MUMSS」)カバレッジ・ユニバース)に対する投資判断の定義 強気 弊社がカバレッジする銘柄ユニバースとの比較で、当該セクターのパフォーマンスが上回るとストラテジスト が予想する場合 中立 弊社がカバレッジする銘柄ユニバースとの比較で、当該セクターのパフォーマンスが同程度とストラテジスト が予想する場合 弱気 弊社がカバレッジする銘柄ユニバースとの比較で、当該セクターのパフォーマンスが下回るとストラテジスト が予想する場合 その他開示事項 MUMSS は、MUMSS のリサーチ部門・他部門間の活動及び/又は情報の伝達、並びにリサーチレポート作成に関与する社員の通信・ 個人証券口座を監視するための適切な基本方針と手順等、組織上・管理上の制度を整備しています。 MUMSS の方針では、アナリスト、アナリスト監督下の社員、及びそれらの家族は、当該アナリストの担当カバレッジに属するいず れの企業の証券を保有することも、当該企業の、取締役、執行役又は顧問等の任務を担うことも禁じられています。また、リサーチ レポート作成に関与し未公表レポートの公表日時・内容を知っている者は、当該リサーチレポートの受領対象者が当該リサーチレポ ートの内容に基づいて行動を起こす合理的な機会を得るまで、当該リサーチに関連する金融商品(又は全金融商品)を個人的に取引 することを禁じられています。 アナリストの報酬の一部は、投資銀行業務収入を含む MUMSS の収益に基づき支払われます。 免責事項 本レポートは、MUMSS が、本レポートを受領される MUMSS 及びその関連会社等のお客様への情報提供のみを目的として作成した ものであり、特定の証券又は金融商品の売買の推奨、勧誘又は申込みを目的としたものではありません。 本レポート内で MUMSS に言及した全ての記述は、公的に入手可能な情報のみに基づいたものです。本レポートの作成者は、インサ イダー情報を使用することはもとより、当該情報を入手することも禁じられています。MUMSS は株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・ グループ(以下「MUFG」)の子会社等であり、MUMSS の方針に基づき、MUFG については投資判断の対象としておりません。 本レポートは、MUMSS が公的に入手可能な情報のみに基づき作成されたものです。本レポートに含まれる情報は、正確かつ信頼でき ると考えられていますが、その正確性、信頼性が客観的に検証されているものではありません。本レポートはお客様が必要とする全て の情報を含むことを意図したものではありません。また、MUMSS 及びその関連会社等は本レポートに掲載された情報の正確性・信頼 性・完全性・妥当性・適合性について、いかなる表明・保証をするものではなく、一切の責任又は義務を負わないものとします。本レ ポートに含まれる情報は、金融市場や経済環境の変化等のために、最新のものでない可能性があります。本レポート内で示す見解は予 告なしに変更されることがあり、また、MUMSS は本レポート内に含まれる情報及び見解を更新する義務を負うものではありません。 MUMSS は関連会社等と完全に独立してレポートを作成しています。そのため、本レポート中の意見、見解、見通し、評価及び目標株 価は、異なる情報源及び方法に基づき関連会社等が別途作成するレポートに示されるものと乖離する場合があります。 本レポート内で直接又は間接的に取り上げられている株式は、株価の変動や発行体の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評 価の変化、金利・為替の変動等の要因により、投資元本を割り込むリスクがあります。 本レポートは、お客様に対し税金・法律・投資上のアドバイスとして提供する目的で作成されたものではありません。本レポートは、 特定の個人のための投資判断に向けられたものではなく、本レポートを受領される個々のお客様の財務状況、ニーズもしくは投資目的 を考慮して作成されているものではありません。本レポートで言及されている証券・関連投資は、全ての投資家にとって適切とは限り 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ートの配布及び使用は、レポートの配布・発行・入手可能性・使用が法令又は規則に反する、地方・州・国やその他地域の市民・国民、 居住者又はこれらの地域に所在する者もしくは法人を、対象とするものではありません。 英国及び欧州経済地域: 本レポートが英国において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である Mitsubishi UFJ Securities International plc. (以下「MUSI」。電話番号:+44-207-628-5555)により配布されます。MUSI は、英国で登録されており、 Prudential Regulation Authority(プルーデンス規制機構、「PRA」)の認可及び Financial Conduct Authority(金融行動監視機構、以下 「FCA」)と PRA の規制を受けています(FS Registration Number 124512)。本レポートは、professional client(プロ投資家)又は eligible counterparty(適格カウンターパーティー)向けに作成されたものであり、FCA 規則に定義された retail clients(リテール投資家)を 対象としたものではありませんので、誤解を回避するため、同定義に該当する顧客に交付されてはならないものです。MUSI は、本レ ポートを英国以外の欧州連合加盟国においても professional investors(若しくはこれと同等の投資家)に配布する場合があります。本 レポートは、MUSI の組織上・管理上の利益相反管理制度に基づいて作成されています。同制度には投資リサーチに関わる利益相反を 回避する目的で、情報の遮断や個人的な取引・勧誘の制限等のガイドラインが含まれています。本レポートはルクセンブルク向けに配 布することを意図したものではありません。 米国: 本レポートが米国において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である Mitsubishi UFJ Securities (USA), Inc. (以下「MUS-USA」。電話番号:+1-212-405-7000) により配布されます。MUS-USA は、United States Securities and Exchange Commission(米国証券取引委員会)に登録された broker-dealer(ブローカー・ディーラー)であり、Financial Industry Regulatory Authority(金融取引業規制機構、 「FINRA」)による規制を受けています(SEC# 8-43026; CRD# 19685)。本レポートが MUS-USA の 米国外の関連会社等により米国内へ配布される場合、本レポートの配布対象者は、1934 年米国証券取引所法の規則 15a-6 に基づく major U.S. institutional investors(主要米国機関投資家)及び U.S. institutional investors(米国機関投資家)に限定されております。 MUS-USA 及びその関連会社等は本レポートに言及されている証券の引受業務を行っている場合があります。本レポートは証券の売買 及びその他金融商品への投資等の勧誘を目的としたものではありません。また、いかなる投資・取引についてもいかなる約束をもする ものでもありません。FLOES は MUS-USA の登録商標です。 IRS Circular 230 Disclosure(米国内国歳入庁 回示 230 に基づく開示):MUS-USA は税金に関するアドバイスの提供は行っておりま せん。本レポート内(添付文書を含む)の税金に関する記述は MUS-USA 及び関連会社以外の個人・法人が本レポートにおいて研究 する事項に関する勧誘・推奨を行う目的、又は米国納税義務違反による処罰を回避する目的で使用することを意図したものではなく、 これらを目的とした使用を認めておりません。 日本: 本レポートが日本において配布される場合、その配布は MUFG のグループ会社であり、金融庁に登録された金融商品取引業者 である MUMSS(電話番号:03-6213-5774)が行います。 シンガポール: 本レポートがシンガポールにおいて配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である Mitsubishi UFJ Securities (Singapore), Limited (以下「MUS-SPR」。電話番号:+65-6232-7784)とのアレンジに基づき配布されます。MUS-SPR はシ ンガポール政府の承認を受けた merchant bank であり、Monetary Authority of Singapore(シンガポール金融管理局)の規制を受けて います。本レポートの配布対象者は、Financial Advisers Regulation の Regulation 2 に規定される institutional investors、 accredited investors、 expert investors に限定されます。本レポートは、これらの投資家のみによる使用を目的としており、それ以外の者に対 して配布、転送、交付、頒布されてはなりません。本レポートが accredited investors 及び expert investors に配布される場合、 MUS-SPR は Financial Advisers Act の次の事項を含む一定の事項の遵守義務を免除されます。第 25 条:一定の投資商品に関してファ イナンシャル・アドバイザーが全ての重要情報を開示する義務、第 27 条:ファイナンシャル・アドバイザーが合理的な根拠に基づい て投資の推奨を行う義務、第 36 条:ファイナンシャル・アドバイザーが投資の推奨を行う証券に対して保有する権利等について開示 する義務。本レポートを受領されたお客様で、本レポートから又は本レポートに関連して生じた問題にお気づきの方は、MUS-SPR に ご連絡ください。 香港: 本レポートが香港において配布される場合、本レポートは MUFG のグループ会社である Mitsubishi UFJ Securities (HK) Limited (以下「MUS-HK」。電話番号:+852-2860-1500)により配布されます。MUS-HK は Hong Kong Securities and Futures Ordinance に 基づいた認可、及び Securities and Futures Commission(香港証券先物取引委員会;Central Entity Number AAA889)の規制を受けて います。本レポートは Securities and Futures Ordinance により定義される professional investor を配布対象として作成されたもので あり、この定義に該当しない顧客に配布されてはならないものです。 その他の地域: 本レポートがオーストラリアにおいて配布される場合、MUS-HK 又は MUS-SPR により配布されています。MUS-HK は Australian Securities and Investment Commission (ASIC) Class Order Exemption CO 03/1103 に基づき、Corporations Act 2001 が 定める金融サービスの提供者によるオーストラリア金融業免許の保有義務を免除されています。MUS-SPR は ASIC Class Order Exemption CO 03/1102 により同様に義務を免除されています。本レポートはオーストラリアの Corporations Act 2001 に定義される wholesale client のみを配布対象としております。本レポートがカナダにおいて配布される場合、本レポートは MUSI 又は MUS-USA により配布されます。MUSI および MUS-USA は international dealer exemption の措置により次の各州において金融取引業者としての 登録を免除されています:アルバータ州、ケベック州、オンタリオ州、ブリティッシュ・コロンビア州、マニトバ州(MUSI のみ)。 本レポートはカナダにおける National Instrument 31-103 によって定義された permitted client のみを配布対象としております。 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 7 2015 年 3 月 13 日 テクニカル分析 / エリオット波動マーケット分析 又は本レポートは、インドネシアにおいて複製・発行・配布されてはなりません。また中国(中華人民共和国「PRC」を意味し、PRC の香港特別行政区・マカオ特別行政区、及び台湾を除く)において、複製・発行・配布されてはなりません(ただし、PRC の適用法 令に準拠する場合を除きます)。 ©Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co., Ltd. All Rights Reserved 2015. 国内株式の売買取引には、約定代金に対して最大 1.404%(税込み) (ただし約定代金 193,000 円以下の場合は最大 2,700 円(税込 み))の手数料が必要となります。 本レポートは MUMSS の著作物であり、著作権法により保護されております。MUMSS の書面による事前の承諾なく、本レポート の全部もしくは一部を変更、複製・再配布し、もしくは直接的又は間接的に第三者に交付することはできません。 〒100-0005 東京都千代田区丸の内 2-5-2 三菱ビルヂング 三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社 エクイティリサーチ部 本レポートの内容に関する追加・補足情報はご希望に応じて提供いたします。 三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2336 号 (加入協会)日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取 引業協会 8 巻末に重要なお知らせを記載していますので、ご参照ください。 【重要な注意事項】 (本資料使用上の留意点について) ・ 本資料は当社が信頼できると考える情報ベンダーから取得したデータをもとに作成されておりますが、機械作業 上データに誤りが発生する可能性があります。当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに 示したすべての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本資料は、お客様への情報提供の みを目的としたものであり、特定の有価証券の売買あるいは特定の証券取引の勧誘を目的としたものではありま せん。本資料にて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。また、投資等に 関するアドバイスを含んでおりません。当社は、本資料の論旨と一致しない他のレポートを発行している、或いは 今後発行する可能性があります。本資料でインターネットのアドレス等を記載している場合がありますが、当社自 身のアドレスが記載されている場合を除き、アドレス等の内容について当社は一切責任を負いません。本資料の 利用に際してはお客様御自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。 (利益相反情報について) ・ 当社および関係会社の役職員は、本資料に記載された証券について、ポジションを保有している場合がありま す。当社および関係会社は、本資料に記載された証券、同証券に基づくオプション、先物その他の金融派生商品 について、買いまたは売りのポジションを有している場合があり、今後自己勘定で売買を行うことがあります。また、 当社および関係会社は、本資料に記載された会社に対して、引受等の投資銀行業務、その他サービスを提供 し、かつ同サービスの勧誘を行う場合があります。 ・ 当社の役員(会社法に規定する取締役、執行役、監査役又はこれらに準ずる者をいう。)が、以下の会社の役員を 兼任しております。:三菱UFJフィナンシャル・グループ、三菱倉庫 (外国株に関する注意事項について) ・ 外国株式に関する資料は、Form 10-K 等当該外国法に基づく「有価証券報告書」と同等の公的書類、年次報告 書(Annual Report)、四半期報告書、アーニングリリース等の会社発表による公開情報をもとに作成しております。 当社によるレーティング、投資判断、業績予想等は含みません。また、データの取得・入力時期の違い等により、 本資料と外国証券情報の数値等が異なる場合があります。 ・ 本資料で取り上げられている外国証券は、我が国の金融商品取引法に基づく企業内容の開示は行われておりま せん(金融商品取引法上の情報開示銘柄を除く)。当該外国証券の開示情報は、主要取引所の所在する国の開 示基準に基づいています。 (リスク情報について) ・ 日本および外国の株式・債券への投資は、株価の変動や、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する 外部評価の変化、金利・為替の変動等により、投資元本を割り込むリスクがあります。 (手数料について) ・ 国内株式の売買取引には、約定代金に対し最大1.404%(税込み)の売買手数料をいただきます(ただし約定 代金が193,000円以下の場合は最大2,700円(税込み))。株式は、株価の変動等により、損失が生じるおそれ があります。 ・ 外国株式の売買取引には、現地委託手数料と国内取次手数料の両方がかかります。現地委託手数料等は、その 時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、その金額等をあらかじめ記載することはできません。 詳細はお取引のある部店までお問合せください。国内取次手数料は、約定代金に対して最大0.864%(税込 み)の手数料が必要となります。外国株式は、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。 ・ 非上場債券(国債、地方債、政府保証債、社債)を当社が相手方となりお買付けいただく場合は、購入対価のみ お支払いいただきます。債券は、金利水準の変動等により価格が上下し、損失を生じるおそれがあります。外国債 券は、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。 (著作権について) ・ 本資料は当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社の事前の承諾なく、本資料の全部もしく は一部引用または複製、転送等により使用することを禁じます。 Copyright 2015 Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co.,Ltd. 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