平成 28 年 11 月 29 日東京労働局東京労働局における個人情報の漏えいについて東京労働局（局長渡延忠）は、労働基準部安全課（課長岩澤俊輔）において発生した個人情報漏えいについて、次のとおりその事実を確認の上、必要な措置を講じましたので、概要をお知らせします。１概要労働基準部安全課免許証発行センター(以下「免許センター」という。)において、申請者Ａの労働安全衛生法第 72 条に基づく免許証（以下「免許証」という。）を発送する際に、誤って申請者Ｂ宛に送付したもの。免許証には、申請者Ａの氏名、生年月日、性別、本籍地（都道府県のみ）、住所、免許の種類等が記載されていた。２事実経過（１）平成 28 年 11 月 14 日、免許センターの職員が、免許証を発送する際に、申請者Ａの免許証を申請者Ｂ宛の封筒に、申請者Ｂの免許証を申請者Ａ宛の封筒に誤って封入し、送付した。（２）同月 18 日、申請者Ｂから、Ｂの住所地を管轄する広島労働局健康安全課に「自分のものではない免許証が郵送されてきた」旨の連絡があり、同日、同課から免許センターに連絡があり、この時点で誤送付が発覚した。（３）同日、申請者Ｂに謝罪の上、申請者Ｂの免許証を後日送付すること及び申請者Ａの免許証を免許センターに返送することについて了解を得た。（４）同日、申請者Ａに謝罪の上、申請者Ａの免許証を後日送付することについて了解を得た。（５）なお、申請者Ｂの免許証が封入された申請者Ａ宛の郵便物は、誤送付が発覚した時点で未到達であり、到達前に回収したため個人情報の漏えいには至っていない。３発生原因免許センターにおいては、免許証を発送する際に、２名１組で１件ずつ読み合わせを行うこととしており、本事案では読み合わせ時に免許証の記載事項に不備が認められたため、免許証を再作成の上封入したところであるが、その際に読み合わせの手順を省略してしまったことにより、誤送付となったもの。４再発防止対策 (１)免許センターにおいて、平成 28 年 11 月 25 日、緊急職員会議を開催し、次の再発防止対策を講じた。 ① 全職員(非常勤職員を含む。以下同じ。)に作業マニュアルを再配布し、マニュアルに基づく発送処理作業の徹底について再教育を実施。 ② 全職員に対して、保有個人情報管理に係る業務の自主点検を実施。 (２)東京労働局総務部において、ＨＰ公表日に、発生部署以外の部署に対して、事案の概要、事実経過等を周知し、各部署において取り組んだ再発防止対策について報告を求めることとしている。【担当】東京労働局労働基準部安全課課長副主任産業安全専門官電話岩澤俊輔関憲生０３－３５１２－１６１５