兵庫県高齢者生活協同組合における公文書偽造事件に係る告発

記
月/日
担当部局課名
2/12
(金)
介護保険課
(介護基盤整備班)
者 発 表 (資 料 配 布)
T
E L
発表者名
介護保険課 内線 3107
078-362-9117
介護保険課長 齊藤 芳樹
(班長 谷川 昌徳)
障害福祉課
障害福祉課 内線 2963
(身体・知的障害福祉班)
078-362-3192
障害福祉課長 阪本 佳一
(主幹 渡邉 克幸)
その他の
配布先
兵庫県高齢者生活協同組合における公文書偽造事件に係る告発について
兵庫県高齢者生活協同組合が、県が指定して通知すべき研修事業の通知書を偽造し、職
業訓練の認定機関に提出した事件について、県は、平成 28 年 2 月 12 日、兵庫県警捜査第
二課に告発しましたので、お知らせします。
1 被告発人
氏
名
山下 利晃(58 歳)
職
業
元兵庫県高齢者生活協同組合 研修事務担当
※ 生協の役員(専務理事及び常務理事)及び被告発人から事情を聴取したところ、
当該行為は研修事務担当の被告発人が単独で行ったものであり、本人も自分が行っ
たと認めている。
2 事件の概要
元兵庫県高齢者生活協同組合(以下、
「生協」という。)の研修事務担当である被告発
人が、過去に県に申請し指定を受けた、①介護員養成研修事業指定通知書、②福祉用具
専門相談員指定講習会指定通知書、③移動支援従業者養成研修事業者指定通知書を複写
し、その内容を書き替えて、再度複写するなどして偽造した通知書(以下、「偽造通知
書」という。)をそれぞれ 3 通ずつ作成した。
また、被告発人は、平成 27 年 2 月 19 日、 5 月 22 日、 9 月 18 日の 3 回にわたって、
「職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律」に基づく職業訓練を
実施するための申請書類の添付資料として、偽造通知書を、独立行政法人高齢・障害・
求職者雇用支援機構(以下、「機構」という。)に提出した。
3 罪名・罪状
刑法第 155 条(公文書偽造等)の有印公文書偽造の罪及び第 158 条(偽造公文書行使
等)の有印公文書行使の罪
4 告発に至る経緯
・ 平成 27 年 12 月 25 日 ある介護事業者から県に、雇用予定者が生協で受講した介
護職員初任者研修に関して問い合わせがあったが、県では、今年度は生協の研修を指
定していないと回答
・ 平成 27 年 12 月 28 日 生協から県に、平成 26 年度の研修の実績報告で 2 名の受講
生が漏れており、その雇用予定者はその内の 1 名であると連絡
・ 同日 ある介護事業者から県に、雇用予定者が受講した研修は、平成 27 年 7 月 16
日から 10 月 15 日まで生協が実施したものであると連絡
・ 平成 28 年 1 月 4 日 兵庫労働局(ハローワーク神戸)から県に、「生協から、県の研修
の指定は受けていると聞いた」と連絡があったため、兵庫労働局(ハローワーク神戸)に、
機構に提出された通知書の写しの送付を求めその内容を確認したところ偽造が判明
・ 平成 28 年 1 月 6 日 生協の役員が県に来庁し、公文書の偽造を認め、謝罪