赤十字国際ニュース

2015 年 11 号 2015 年 3 月 6 日
( 通巻 第 1096 号 )
赤十字国際ニュース
日本赤十字社 国際部
東京都港区芝大門 1-1-3 TEL 03-3437-7087 / FAX 03-3435-8509
E-mail:[email protected]
http://www.jrc.or.jp/
■国連防災世界会議まであと 9 日!
国連防災世界会議は、国際的な防災戦略について議論する国連主催(※)の会議で、
第 1 回(1994 年:横浜)、第 2 回(2005 年:神戸)と日本で開催されてきました。
第 2 回会議では、2005 年から 2015 年までの国際的な防災の取組指針である「兵庫行
動枠組」が策定されました。この枠組により、世界的に、特に開発途上国において、災
害直後の対応だけでなく、長期的な防災・減災に取り組む流れができたといわれていま
す。
兵庫行動枠組(HFA)
(防災の行動)
<3 つの戦略目標>
1.持続可能な開発の取組みに減災の観点をより効果的に取り入れる。
2.全てのレベル、特にコミュニティレベルでの防災体制を整備し能力を向上する。
3.緊急対応や復旧・復興段階においてリスク軽減の手法を体系的に取り入れる。
<5 つの行動計画>
1.防災を優先課題に位置付け法制度・枠組みを
確立する。
2.災害リスクを特定・評価・監視し早期警報を
強化する。
3.知識・技術を活かし、教育を行い人々の防災
文化を構築する。
4.潜在的なリスク要因を軽減する。
5.効果的な応急対応が取れるよう事前準備を
強化する。
コミュニティー(女性)への防災教育
(ネパール)
第 3 回(仙台)国連防災世界会議
2015 年 3 月 14~18 日までに開催される第 3 回会議では、兵庫行動枠組の後継となる
枠組(以下、ポスト兵庫行動枠組)の策定が行われる予定です。
地震や津波、風水害など多くの災害を経験してきた日本、特に東日本大震災の被災地
である仙台市でこの会議が開催されることは、被災地の復興を世界に発信するとともに、
防災に関する日本の経験と知見を国際社会と共有し、国際貢献を行う重要な機会となり
ます。
詳しくはこちらから http://www.bosai-sendai.jp/
※国連防災世界会議の開催事務局は、国連総会の決定により、国連国際防災戦略事務局(UNISDR)が務めて
います。
■赤十字の貢献
国際赤十字・赤新月社連盟会長(兼 日本赤十字社社長)である近衞忠煇(このえ た
だてる)を始め、各国赤十字社の幹部約 20 人を含む総勢約 120 人がこの会議(閣僚級
ラウンドテーブル、主要ステークホルダーとの対話、ワーキングセッション)にそれぞ
れ出席します。地域に根ざした各国赤十字社の災害対応・防災・減災事業の経験を基に
「ポスト兵庫行動枠組」の採択に寄与するとともに、引き続き、防災・減災およびレジ
リエンス(立ち上がる力)の強化に取り組むことを改めて表明します。
また、関連事業として行われるパブリック・フォーラムなどで以下のイベントを予定
しています。皆さまのご参加をお待ちしています。
◎シンポジウム
日時:3 月 15 日(日)13:00~17:00
場所:ホテル辰巳屋(福島県福島市栄町 5-1)
内容:ふくしま復興を考える県民シンポジウム/福島県
(共催)福島大学、日本赤十字社、国際赤十字・赤新月社連盟
地震・津波・原子力発電所事故という複合災害に見舞われた福島県の復興の過程
での成果や課題を考えるシンポジウムです。
http://www.fukko-fukushima.jp/
日時:3 月 15 日(日)17:00~21:00
場所:東北大学 川内北キャンパス講義棟 B102(宮城県仙台市青葉区川内 41)
内容:防災管理を地域および国家レベルの計画立案へと組み込む:
ネパールのケーススタディー/国際赤十字・赤新月社連盟
日時:3 月 17 日(火)9:00~12:00
場所:東京エレクトロンホール宮城 601 大会議室(宮城県仙台市青葉区国分町 3-3-7)
内容:統合的な防災とリスク削減を通した地域社会のレジリエンスと安全性の向上
/国際赤十字・赤新月社連盟
◎展示ブース
日時:3 月 14 日(土)~18 日(水)10:00~20:00
場所:せんだいメディアテーク 5 階(および 6 階)
(宮城県仙台市青葉区春日町 2-1)
内容:世界の防災展 ①ありがとう、全世界~東日本大震災への支援に感謝~/日赤
②安全でレジリアントな社会の構築/国際赤十字・赤新月社連盟
◎ユース・プログラム(登録者のみのプログラム)
日時:3 月 11 日(水)~18 日(水)
場所:東北大学他
内容:イタリア、カンボジア、タイ、中国、ドイツ、日本、バングラデシュ、フィジー、
モンゴルから 11 名の赤十字ユース・ボランティアが「チルドレン&ユース・ブ
ラスト(Children&Youth Blast)」という若者による防災への取り組み推進など
を目的としたプログラムに参加する予定です。
第 2 回(神戸)国連防災世界会議の様子
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