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第2回障害福祉サービス意見交換会の意見
課題 NO.9:介護保険サービスへの移行の問題点
・ アンケート結果としては、介護保険への移行に伴い、①利用者負担の増、②こ
れに伴うサービス利用控え、③ケアマネージャーとの連携不足、があげられる。
・ 介護保険に軽減措置がないために利用者負担が増となることは、介護保険制度
の優先適用の観点からは、やむを得ないこととも考えられる。(制度設計上の問
題)
・ 特にALS等の重度障害や精神障害の方について、介護保険への移行に伴い、
従来のサービス提供が維持されないことが多い。
(身体介護の制約を受ける方や、
非該当となる方もいる)
・ 介護保険自体が長時間サービスを想定しない方向になっており、介護保険移行
に伴う従来のサービス維持困難により、家族負担の増につながることもある。
・ ケアマネージャーは、個々の考え方に差異があるが、ある程度のルール下であ
れば連携も図りやすいように思われる。(障害福祉に協力的な方もいる)
・ 運営事務局会議では、現に関わっているヘルパーさんが、介護保険移行に備え、
早めに声かけをしたらどうか、という意見があった。
・ 介護保険移行により、研修の受講状況によっては、たん吸引を受けられなくな
る利用者がでてくる可能性がある。