平成23年度環境監査報告(概要) 作成年月日:平成24年2月1日 監 査 日 程 平成23年11月16日~18日、21日、22日、12月27日 総務局(3) 総合政策局(2) 被 監 査 部 門 財政局(2) (被監査課数) 市民局(2) 保健福祉局(4) こども未来局(2) 環境局(2) 経済農政局(2) 都市局(5) 建設局(7) 中央区役所(2) 花見川区役所(2) 稲毛区役所(2) 若葉区役所(2) 緑区役所(2) 美浜区役所(2) 教育委員会事務局(2) 会計室(1) 選挙管理委員会事務局(1) 議会事務局(1) 計 20部門(48課) 監査の目的 環境マネジメントシステムの運用状況の確認及び改善可能性のある部分の特定 監査基準 環境方針、環境マネジメントマニュアル、運用手順書 指摘事項の評価 監査結果 件数 指 摘 内 容 一 例 不 適 合 0件 要 改 善 4件 課内に掲示してある環境方針が古いものであった。 模範事例 14件 環境方針とともに、部門目標を執務室内に掲示している。 監査結果の総括 全体的に監査結果は良好であった。一部の部門で改善を要する指摘事項が見受けられた が、各部門が自主的に工夫した模範となる事例も多く見られた。特に、東日本大震災以 降、職員全体に節電の取組みが強く意識づけられており、ほとんどの職場で照明の間引 きやパソコンのふた閉じ等の取組みが積極的に行われていた。 今後は順次、対象施設を拡大するため、監査方法について考慮する必要がある。 監査委員長の 指示事項 監査結果の他、監査時に寄せられた職員の意見やアドバイザーとして監査に出席した 外部専門家の意見を検討し、今後の監査の充実を図るとともに、システム見直しの参考 とすること。 外部意見者 (株)イーエムエスジャパン 林 政克 • 重点監査項目は多すぎるのは監査時間の関係からも無理がある。現在の監査時間では 多くとも1部門3項目程度が良い。 • 監査では、監査委員が証拠を確認し、判断・評価することが必要である。今回の監査 では証拠の確認が少なかったので、次回からの監査ではもっと証拠の確認を促す必要 がある。 • 法規制に関する監査には、該当する法規制を明確にするとともに、法規制の順守内容 や順守の仕組みなどをチェックすることも必要と考える。 • 事務局が作成するチェックリストは監査委員とともに被監査部門でも監査の事前勉強 に使用されるが、被監査部門はチェックリストに記載されている内容のみの勉強であ 千葉市の環境監査 ることが明らかになったので、次回からは、被監査部門へ送付するチェックリストは に対する意見 もう少し詳しい内容にして、被監査部門の教育を促す手段に活用する。 • 今年は千葉大学の学生がオブザーバーとして監査に参加していたが、このように外部 の視点を導入することは千葉市の内容を異なる視点から見ることになり、千葉市の職 員とは異なる改善へのヒントを得ることも期待できるので、これからも積極的に行う ことをお勧めします。 • 「マニュアル」に“是正処置、改善処置”の手順がない。この手順は、各部門がシス テムを改善や普段の活動で生じた問題点を是正するための重要な手順であり、追加が 必要である。 • 「環境監査の手引き」に今回の千葉大の学生のように職員以外の監査委員を任命する 手順、基準等の追加。
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