資料3

資料3
PCB廃棄物処理基本計画の改定に伴う
PCB廃棄物処理基本計画の改定に伴う北九州
に伴う北九州広域調整協議会の見直し
北九州広域調整協議会の見直しについて
広域調整協議会の見直しについて
1 PCB廃棄物処理基本計画の改定
○ JESCO北九州事業所を含む全国5箇所のJESCO事業所におけるPCB廃棄物の処理が、当初の期限である本年度末までに完了することが困難となったことか
ら、国は、PCB廃棄物処理基本計画を改定した。その結果、JESCO北九州事業所での処理対象物や処理完了期限は次のとおり変更された。
変
更
前
処理対象 中国・四国・九州・沖縄(17県)の高濃度PCB廃棄物
変
更
後
左記に加えて、JESCO大阪・豊田・東京事業所エリアから下記のとおり受入れ
物
・ 車載型トランス
・ コンデンサ
約150台
(豊田エリア)
約7,000台
(東京エリア)
・ 二次廃棄物
・ 安定器等
約120トン (大阪、豊田エリア)
合計
約6,000トン
約4,000トン (大阪、豊田エリア)
処理完了 平成26年度末
トランス・コンデンサ : 平成33年度末(計画的処理完了期限:平成30年度末)
期限
安定器等
: 平成35年度末(計画的処理完了期限:平成33年度末)
2 現行の北九州広域調整協議会
○ 現行の北九州広域調整協議会は、JESCO北九州事業所へのPCB廃棄物の搬入調整や処理の進捗管理を行うために、岡山県以西の17県で構成(会長:福岡県、
副会長:北九州市)
名称
北九州PCB廃棄物広域処理事業に係る広域調整協議会
構成自治体
17県1市 (18団体)
開催回数
2回/年 (いずれも日帰り)
開催場所
福岡市 (県庁)、 北九州市(JESCO北九州事業所)
情報公開
会議は非公開、議事概要や資料も非公表
会議の内容
ⅰ 環境省からの情報提供
ⅱ JESCOからの処理状況報告
ⅲ 各自治体のPCB廃棄物の処理の進捗管理(進捗状況の報告、処理促進策の報告)
ⅳ JESCO北九州事業所の施設見学
3 見直しの方向性
○ JESCO北九州事業所では31都府県のPCB廃棄物を処理することとなったことから、JESCO北九州事業所の処理対象とされたPCB廃棄物の処理の進捗管
理等を行うため、これまでの北九州広域調整協議会を見直し、31都府県で構成される会議を設置する必要がある。
名称
未定
検討課題① 17県1市で構成する北九州広域調整協議会を存続させたまま、別の会議
を設置するか、北九州広域調整協議会の構成自治体を拡大した会議と位置付けるか。
構成自治体
31都府県3市 (34団体)
検討課題② 保健所設置市を構成自治体と位置付けるか(常時、出席を求めるか)
。
又は 31都府県3市+保健所設置市(約80団体)
開催回数
2回/年 (1回は1泊2日、1回は日帰り)
又は 1回/年(1泊2日)
検討課題③ 開催回数を年2回とするか、年1回とするか。
※ 年1回とする場合、17県1市で構成される会議を別途開催する。
開催場所
北九州市内
―
情報公開
会議は非公開、議事概要や資料はホームページで公表
―
会議の内容
ⅰ 環境省からの情報提供
ⅱ JESCOからの処理状況報告
検討課題④ ⅲの各自治体のPCB廃棄物の処理の進捗管理については、JESCOに
よる進捗管理の在り方等を考慮した上で、詳細は検討する。
ⅲ 各自治体のPCB廃棄物の処理の進捗管理
ⅳ JESCO北九州事業所の施設見学、地元視察
ⅴ 国に対する提言、要望活動
4 今後のスケジュール
今後のスケジュール
〔平成26年度〕
平成26年7月
大阪、豊田、東京の会長都府県等への事前説明
平成27年1月~2月
関係自治体会議の開催
※ 1泊2日で開催、31都府県3市+保健所設置市に出席を要請
⇒ 各会長都府県等の御意見や関係自治体会議の実施状況を踏まえ、来年度以降の開催方法を検討