環境活動の取り組み ひたちなか市立堀口小学校 【本校の紹介】 本校は勝田駅から徒歩で15分,市のほぼ中心部に位置しています。学区内にはたくさ んの商店やスーパーマーケットがあり,便利なところでもある一方,自然に囲まれた武田 家ゆかりの湫尾神社があります。 校 内 に 入 る と ,市 街 地 と は 思 え な い ほ ど 緑 豊 か な 環 境 が 広 が っ て お り ,東 ,南 ,西 側 は , 大きな木々に囲まれています。 本校には,校庭の他に「プレイランド」と呼ばれる周囲約400mの芝生が広がり,そ こには,ジャンボ滑り台やターザンロープなどの遊具があり,児童のよい遊び場になって います。学校の森やプレイランドの草むらには,カブトムシ,クワガタ,トンボ,バッタ をはじめたくさんの虫がおり,自然豊かな環境にあります。 1 縦割り班での活動 (1) 堀 小 ピ ク ニ ッ ク 自然に恵まれたプレイランドを生かし,毎年5月頃に「堀小ピクニック」を実施し ています。どんな活動をするのかは事前に話し合い,鬼ごっこ,芝滑り,ドッジボー ル等様々な活動を行います。メンバーが変わったばかりのこの時期,この行事を通し て児童同士のふれあいを深めると共に,自然のすばらしさを体感させます。 (2) 虫キング大会 プレイランドにはトンボやバッタ,カマキリ等,たくさんの昆虫が住んでいます。 休み時間には,それらの昆虫を捕まえようと夢中で追いかける児童が見られます。 そこで,恵まれた自然環境を生かし,飼育委員会が中心となって,毎年「虫キング 大会」を実施しています。 「虫キング大会」とは,縦割り班ごとに昆虫を捕まえ,その種類の数を競う大会で す。班長が中心となり,各班ごとに校内の指定された場所で昆虫を捕まえます。今で は,自然と触れ合い昆虫を捕まえる機会が少なくなってきています。昆虫に触るのは い や だ と い う 児 童 も い ま す が , 班 の 友 達 と 協 力 し て 「 た く さ ん 捕 ま え た よ 。」 と 話 す 姿が見られました。 最 後 に 集 会 で ,「 ど ん な 虫 に も 大 切 な 『 命 』 が あ る 。」 こ と を 確 認 し 合 い , 捕 ま え た虫を逃がします。 2 各学年の栽培活動 堀 口 小 学 校 に は ,校 舎 の 裏 側 に 広 い 農 園 が あ り ま す 。各 学 年 で 野 菜 や 花 を 育 て た り , 委員会の畑として活用しています。 ○ 1年生,2年生…サツマイモ ○ 3年生…ひまわり畑 ○4年生…ツルレイシ ○ 6年生…菊栽培 ○ ○ 5年生…バケツ苗 PTAの栽培ボランティア 4年生が図工で製作した「夢の家」を飾らせてもらいました。 3 各委員会の取り組み (1 ) 栽 培 委 員 会 本校には,たくさんの花壇やプランター があり,春にはマリーゴールドやサルビア, 秋にはパンジーなどを植え,四季折々の花 が咲くのを楽しんでいます。 (2)体育委員会 グランド整備のための石拾いの計画を立 てました。業間休みに全校児童でクラスご とに行いました。 各クラスともバケツいっぱい石を集め ました。 (3 )保 健 委 員 会 堀口小学校では,学期の最後に「清 掃強調週間」を設けています。机や椅 子の脚のゴミを落としたり,蛍光灯や 高窓の桟のほこりを落としたりと念入 りに清掃を行います。その呼びかけを 保健委員会が中心となり行なっていま す。 (4)丘の仲間委員会 丘 の 仲 間 委 員 会 で は ,コ ス モ ス を 栽 培 し て い ま す 。毎 年 行 わ れ る「 ふ れ あ い 」で は , 地域の方に学校に来ていただき,感謝セレモニーの際,コスモスで作ったしおりをプ レ ゼ ン ト し て い ま す 。 今 年 も た く さ ん の 方 々 を 招 き ,「 ふ れ あ い 2 0 1 4 」 が 盛 大 に 行われました。 4 親子奉仕作業 5月と8月に児童と保護者及び教師が一緒になって,除草などの奉仕作業を行ってい ま す 。ま た ,「 親 父 の 会 」の 方 々 が 側 溝 掃 除 や ペ ン キ 塗 り ,プ ー ル の 清 掃 を 行 い ま し た 。 汗を流しながら親子で協力し合い,学校美化のために活動しています。 5 地球環境とエコに関する取り組み (1 ) C O 2 削 減 エ コ ラ イ フ チ ャ レ ン ジ の 実 践 「STOP!地球温暖化」の呼びかけのもと,第4学年全員で家庭での電気の使用 量を減らそうと省エネに取り組んでいます。学校では,電気のスイッチ部に消灯を うながすラベルを表示しています。 (2)キッズミッションの実施 第4学年では環境インストラクターの先生を招き,身の回りの環境に影響を与えて いるゴミ・水・電気の問題について考えました。洗剤が少量ですむアクリルたわし の作り方を教えていただいたり,食器の漬け置き洗いを体験しました。 (3 ) サ ケ の 放 流 昨年度の5年生が総合的な学習で「環境」について学習し,サケの稚魚を約200 匹放流しました。大きくなって那珂川に戻ってくる日を楽しみにしています。 (4)リサイクル・リユース インクカートリッジや牛乳パック,書き損じはがきなどを集める「善意ポスト」が あり,使用済みのものを分別して再利用することによって地球に優しいエコ活動を行 っています。 (5)エコキャップ運動 代表委員会の児童の呼びかけで,ペットボトルのキャップを集めました。今年は, 第20回ひたちなか祭りで「エコキャップモザイクアート」に活用していただくこと となり大きな「未来のひたちなか市」の絵に大変身しました。 「エコキャップモザイクアート」 集まったペットボトルのキャップ 代表委員会からの呼びかけ
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