2015年2月23日号 2015年2月23日号 2015年2月23日号

2015年3月2日号
2015年3月2日号
2015年3月2日号
2015年3月2日号
目
2015年3月2日
次
シティバンク銀行株式会社 個人金融部門 投資調査部
尾河眞樹 二宮圭子 山口真弘 佐溝将司 齊藤聡
米国市場の見通し
マクロ経済
≫
2月の雇用者数は1年ぶりの低い伸びに
株式市場
≫
2月の米雇用統計に注目
債券市場
≫
米国債利回りには低下圧力がかかる可能性も
欧州市場の見通し
マクロ経済
≫
ECBスタッフによる経済見通しに注目
株式市場
≫
欧州株の投資判断を引き上げ
債券市場
≫
ドイツ国債利回りには低下余地あり
日本市場の見通し
マクロ経済
≫
インフレは低下基調が続くも、景気は回復局面へ
株式市場
≫
目先は高値圏でのもみ合い推移か
債券市場
≫
10年債利回りは低水準での推移か
中国・インド市場の見通し
マクロ経済
≫
インド:予算案は市場の期待に沿う内容
中国株式市場
≫
上海総合指数が3400ポイントを明確に上抜けるか注目
インド株式市場
≫
長期的に株価が押し上げられる可能性も
為替見通し
米ドル
≫
早期利上げを期待するほどの雇用改善は示されず
加ドル
≫
追加利下げ観測がくすぶり、加ドルの上値は重い
ユーロ
≫
ユーロは引き続き軟調に推移か
英ポンド
≫
ポンドは対ドル、対円ともに堅調地合いを予想
豪ドル
≫
豪ドル相場は波乱含みの可能性も
NZドル
≫
NZドルは豪ドルに連れ安する展開か
マーケットデータ、カレンダー
≫
P3
≫
P4
≫
P5
≫
P6
≫
P7~P9
≫
P10
本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝
えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容
は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして
信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの
ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断
でなさるようお願いいたします。
2
2015年3月2日
米国市場の見通し
マクロ経済
非農業部門雇用者数と失業率
2月の雇用者数は1年ぶりの低い伸びに
2010年1月~2015年1月
●昨年10-12月期の実質GDP(改定値)は前期比年率2.2%
増と速報値(同2.6%増)から下方修正された。個人消費が同
4.2%増とわずかに下方修正されたが、増勢基調を維持。ま
た、設備投資は同4.8%増へ大幅に上方修正されるなどして、
1-3月期以降の景気回復への期待を高める内容となった。
(前月比、万人)
60
(%)
12
非農業部門雇用者数(左軸)
50
11
失業率(右軸)
40
10
30
9
●6日に発表される2月雇用統計で、非農業部門雇用者数は
20
8
前月比20万人増と1月(同25万7000人増)から伸びが鈍化
するとシティは予想。天候悪化が雇用者数を抑制する可能性。
一方、失業率は5.6%と0.1%ポイント低下する見込み。時間
当たり賃金は前年比1.8%上昇と、増加ペースは2.0%を中
心とするレンジ内にとどまるとみられる。
10
7
0
6
-10
5
-20
10/01
11/01
12/01
13/01
株式市場
2月の米雇用統計に注目
14/01
4
15/01
出所:労働省
S&P500
週間騰落率(2/23~2/27)
ダウ平均: -0.04%、S&P500: -0.27%
●週間ベースで下落。ギリシャの債務不履行懸念が後退し市場
には安心感が広がったものの、原油安や昨年10-12月期の米
実質GDPの下方修正を手掛かりに週後半にかけて売られた。
●イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長による議会証言では、
「早過ぎる時期に利上げを行えば労働市場の回復を阻害するリ
スクがある」と指摘されるなど、ややハト派的な内容であった。こ
うしたなか6日発表の2月の米雇用統計で平均賃金などの指標
が市場予想を下回る結果となれば、年央での利上げ期待は一
段と後退し、株価は底堅く推移しよう。
(ポイント)
2150
2100
2050
2000
1950
1900
1850
1800
1750
1700
2014/02/28
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
債券市場
米国債利回りには低下圧力がかかる可能性も
利回り(2/27)
10年国債: 1.99%(前週末比: -0.12%)
米国国債利回り
(%)
3.5
3.0
●週間ベースで上昇。イエレンFRB議長の議会証言を受けて早
2.5
期利上げ観測が後退し、買い優勢。ただ、1月のコア消費者物
価指数(前月比)が予想を上回ると売りが嵩み、上昇幅を縮小。
2.0
●昨年10-12月期の実質GDPが前期比年率2.2%増と速報値
(同2.6%増)から修正されるなど米経済指標は弱含んでいる。
こうしたなか、シティは2月の雇用統計で非農業部門雇用者数
や平均時給が市場予想を下回ると予想する。利上げ予想時期
が後ずれし、米10年債利回りに低下圧力がかかる可能性も。
1.5
2年国債利回り
10年国債利回り
1.0
0.5
0.0
2014/02/28
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
2015/02/28
本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループおよびその子会社・関連会社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関
する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに
掲載された内容は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼
に足るものとして信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果
等を約束するものではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必
ずご自分の判断でなさるようお願いいたします。
3
2015年3月2日
欧州市場の見通し
マクロ経済
ユーロ圏経済見通し(ECBスタッフ予想)
ECBスタッフによる経済見通しに注目
●今週5日に欧州中銀(ECB)の定例理事会が行われる。量的
緩和策が3月から実施される予定で、政策の方向性は明確だが、
今回はECBスタッフによる経済見通しに注目が集まろう。
●昨年12月時点のECBスタッフ予想は、GDP成長率は2015年
が前年比1.0%、2016年が同1.5%だった。また、インフレ率は
2015年が前年比0.7%上昇、2016年が同1.3%上昇。今回の
予想では成長率が引き上げられる一方で、インフレ率は引き下
げられるとみている。なお、新たに発表される2017年のインフレ
率予想に注目したい。シティは前年比1.3%を予想しているが、
ECBの予想も同様に低水準にとどまれば、量的緩和が2017年
以降も継続されるとの見方につながり、ユーロが一段と下落す
る可能性があるとみている。
(前年比、%)
ECB予想
(12月時点)
シティ予想
201 5
20 16
2 017
成長率 CPI
成長率 CPI
成長率 CPI
1.0
0.7
1.5
1.3
-
-
1.5
0.1
1.9
1.5
1.8
1.3
出所欧州中銀(ECB)、シティ
株式市場
欧州株の投資判断を引き上げ
ストックス欧州600指数
週間騰落率(2/23~2/27)
ストックス欧州600指数: +2.60%、独DAX指数: +3.18%
●週間ベースで上昇。ギリシャ向け金融支援で合意に至ったこ
とに加え、良好な決算発表が好感された。
●欧州中銀(ECB)による量的緩和(QE)を背景に、欧州株は
相対的に速い上昇ペースを維持している。①流動性供給による
投資マネーの増加、②ユーロ圏の金利低下、③ユーロ安が輸
出を刺激しユーロ圏景気を押し上げるとの見方、など、QEは複
数の経路を通じて、株価を想定以上の力で押し上げるだろう。
シティはQEの効果が想定を上回ると判断し、欧州株の投資判
断を中立からやや強気に引き上げた。
(ポイント)
390
380
370
360
350
340
330
320
310
300
2014/02/28
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
債券市場
ドイツ国債利回りには低下余地あり
利回り(2/27)
独10年国債: 0.33%(前週末比: -0.04%)
●週間ベースで上昇。3月に開始されるQEを前に、ドイツ国債
の需給がひっ迫するとの見方から、買いが優勢となった。
●ECBが預金ファシリティ金利をマイナス0.2%としているため、
市中銀行は超過準備の置き場としてドイツ国債を選好しがちで
ある。そのため、ECBが3月にQEを実施した場合、ドイツ国債
の需給は一段とひっ迫すると思われる。同10年国債利回りには
目先、一段の低下余地があるとみており、一時0.2%台を割り込
む可能性もあるだろう。
ドイツ国債利回り
(%)
2.5
2年国債利回り
10年国債利回り
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
-0.5
2014/02/28
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝
えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容
は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして
信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの
ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断
でなさるようお願いいたします。
4
2015年3月2日
日本市場の見通し
マクロ経済
インフレは低下基調が続くも、景気は回復局面へ
景気動向指数
2007年1月-2014年12月
●1月の全国コア消費者物価指数(除く生鮮、CPI)上昇率は、
前年比2.2%と前月(同2.5%)からさらに鈍化。消費増税の影
響を除くベースでは0.2%と、昨年4月(1.5%)をピークに鈍化が
続いている。2月は0.1%、3月は0.2%とシティは予想している
が、原油先物価格(WTI)やドル円相場が足元の水準を維持す
るならば、4月以降にはマイナスに転じる見込み。そして、10月
には同マイナス0.6%まで落ち込むとみている。
●一方、今週発表される1月の景気動向指数(CI)は一致指数
が前月比2.1ポイント上昇の112.7、先行指数が同0.2ポイント
上昇の105.8と、いずれも2カ月連続で持ち直す公算。シティの
予想通りとなれば、国内景気は消費増税の影響による停滞期
を脱し、循環的な回復局面に入ったことが示唆されよう。
出所:財務省、シティ
株式市場
目先は高値圏でのもみ合い推移か
日経平均株価
週間騰落率(2/23~2/27)
日経平均株価: +2.54%、TOPIX: +1.57%
●週間ベースで上昇。ギリシャ債務問題を巡る不透明感が後退
し、週前半から買い先行。その後、利益確定売りに押される場
面もあったが、業績の先行きへの期待感などから再び買われた。
(円)
19000
18500
18000
17500
17000
●日経平均株価が約15年ぶりの高値圏で推移するなか、予想
16500
株価収益率(PER)は先週末の19.8倍から20.3倍へ上昇し、割
高感が強まっている。ただ、国家公務員共済組合連合会が国
内外の株式や海外債券への投資比率拡大を発表するなど、年
金によるポートフォリオリバランスの前進といった好材料もあり、
目先は高値圏でのもみ合い推移か。
16000
15500
15000
14500
14000
13500
2014/02/28
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
2015/02/28
債券市場
10年債利回りは低水準での推移か
利回り(2/27)
10年国債: 0.34% (前週末比: -0.06%)
日本国債利回り
(%)
1.0
2年国債利回り
●週間ベースで上昇。40年債入札を無難に通過したことで買い
0.8
安心感が広がったほか、米国債相場の堅調推移も支援材料と
なった。週末にかけては方向感に欠ける展開。
0.6
10年国債利回り
0.4
●1月の全国消費者物価指数(生鮮食品除く、コア)上昇率が前
年比2.2%と市場予想(同2.3%)を下回ったほか、同月の家計
消費支出が同5.1%減と前月(同3.4%減)からマイナス幅を拡
大するなど、国内の経済指標は力強さを欠いている。こうしたな
か、本邦10年債利回りは低水準での推移が続こう。
0.2
0.0
-0.2
2014/02/28
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝
えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容
は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして
信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの
ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断
でなさるようお願いいたします。
5
2015年3月2日
中国・インド市場の見通し
マクロ経済
インド:経常収支(対GDP比)
インド:予算案は市場の期待に沿う内容
●インド政府は26日に鉄道関連予算案を公表、向こう5年間で
1370億ドルの投資を行う。また、28日に示した予算案では、法
人税率引き下げやインフラ投資を通じて経済成長を支援すると
ともに、財政規律の回復を目指す姿勢を強調した。市場の期待
は相当程度高かったが、これに沿う内容と評価できる。
●インド政府は広範な経済・社会プログラム「エコ・ソシオ・プロ
グラム」を立ち上げた。これは家計・企業・政府といった経済主
体の関与をもとに組み立てられており、仮に額面通りに実行さ
れれば、向こう5年で実質GDPを1-2%押し上げ、財政赤字を
0.50-0.75%、経常赤字を0.75-1.00%削減する(いずれも対
GDP比)可能性がある。
2007年1-3月期~2014年7-9月期
(対GDP比、%)
0
-1
-2
-3
-4
-5
-6
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
出所:インド準備銀行、インド中央統計局
中国株式市場
上海総合指数が3400ポイントを明確に上抜けるか注目
MSCI CHINA、上海総合指数
週間騰落率(2/25~2/27)
MSCI CHINA: +1.03%、上海総合指数: +1.95%
●上海総合指数は週間ベースで上昇。3月5日に開催される全
国人民代表大会(全人代)を前に、改革期待が高まった。
●中国人民銀行(中央銀行)は2月28日に利下げを決定した。
実質金利の引き下げによる景気支援を狙い、貸出および預金
の基準金利を25bps引き下げ、1年物の貸出金利を5.35%に、
預金金利を2.50%にした。また、金融機関が設定する預金金利
の上限を基準金利の1.3倍に引き上げた。上海総合指数が
3400ポイントを明確に上抜けるか注目したい。
インド株式市場
長期的に株価が押し上げられる可能性も
(ポイント)
3600
(ポイント)
72
MSCI China(左軸)
70
3400
上海総合指数(右軸
68
3200
66
3000
64
2800
62
2600
60
2400
58
2200
56
2000
54
2014/02/28
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
1800
2015/02/28
センセックス指数
週間上昇率(2/23~2/27)
センセックス指数: -0.04%
●週間ベースで横ばい。予算案公表を前に利益確定売りに押
されたが、2015年度(2015年4月-翌3月)の実質GDP成長率は
8%超になるとの見方をインド政府が示したことが好感された。
(ポイント)
30000
29000
28000
27000
26000
●政府が「エコ・ソシオ・プログラム」を前に進めるには多くの時 25000
24000
間が必要とみられるほか、障害も多いと思われる。しかしながら、 23000
当該プログラムが完遂すれば、経済改革を上回る変革をインド 22000
経済にもたらす可能性が秘められている。シティではセンセック 21000
ス指数の年末予想値を33000ポイントとしているが、長期的に 20000
2014/03/03
はさらなる上昇を見込んでいる。
2014/06/03
2014/09/03
2014/12/03
本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝
えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容
は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして
信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの
ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断
でなさるようお願いいたします。
6
為替見通し(米ドル、加ドル)
■ 早期利上げを期待するほどの雇用改善は示されず
米ドル
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長による24日の半期に一
度の議会証言では、主に①次回3月のFOMCで「忍耐強い
(patient)」というフォワードガイダンスが取り除かれる可能性は高い、
②その場合でも、雇用情勢やインフレの動向を踏まえて利上げを急
がない、といった見解が示された。市場では早期利上げ観測が後退
したが、先週のドル円は総じて118円台後半で底堅く推移。週末には
119円台後半まで上値余地が広がる動きとなった。
今週の予想レンジ
ドル円
118.50-120.50円
今週の注目ポイント
米:2月ISM製造業景況感指数(3/2)
米:1月PCEデフレーター(3/2)
米:2月雇用統計(3/6)
(円)
125
120
115
110
105
100
2014/02/28
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
2015/02/28
カナダ(加)で発表された1月の消費者物価指数(CPI)上昇率は
前年比1.0%と市場予想(同0.8%)を上回ったが、原油安を背景に
前月(同1.5%)からは伸びが鈍化した。世界経済の減速に伴う需
要減や国際商品価格の下落が続き、CPIは当面、加中銀(BOC)
のインフレターゲット(1.0-3.0%)の中間値より低位で推移するとシ
ティはみている。BOCのポロズ総裁が追加利下げに踏み切る可
能性を示唆しているが、原油市場の動向が不透明であることや、
これまでの政策効果が確認されていないことから、3月4日の金融
政策発表では、政策金利は0.75%に据え置かれるとシティは予想
している。
今週の予想レンジ
加ドル円
94.50-97.50円
米ドル加ドル
1.2350-1.2650加ドル
今週の注目ポイント
加:10-12月期GDP(3/3)
加:BOC政策金利(3/4)
(加ドル)
1.28
(円)
110
1.26
CADJPY(左軸)
1.24
106
104
USDCAD(右軸)
1.22
102
1.20
100
1.18
98
1.16
96
1.14
94
1.12
92
1.10
90
1.08
88
1.06
86
2014/02/28
2014/05/31
1月のコア個人消費支出(PCE)デフレーターは前年比1.4%上昇
と前月(同1.3%上昇)から伸びが高まるとシティは予想。一方、2月
の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比20万人増と前月(同25
万7000人増)から伸びが鈍化、1年ぶりの低水準を付ける見通し。1
月以降は天候が悪化しており、建設業の雇用が前月比でマイナスに
なるなど雇用の伸びが抑えられる見込み。時間当たり賃金は前年比
1.8%上昇と前月(同2.2%上昇)から伸びが鈍化するが、2.0%を中
心とするレンジ内にとどまる見通し。失業率は5.6%と前月から0.1%
ポイント低下を予想。 FRBのフィッシャー副議長が先週金曜日、利
上げ開始のタイミングについて、「9月に比べて6月を重視してるとは
思わない」と述べたが、今週の指標でも賃金の伸びが加速する兆し
はみられず、早期利上げの可能性は低いと判断される。ドル円は底
堅く推移しようが、2月11日高値120円48銭で上値の抵抗を受けよう。
■ 追加利下げ観測がくすぶり、加ドルの上値は重い
ユーロ
加ドル
108
2015年3月2日
2014/08/31
2014/11/30
1.04
2015/02/28
先週の米ドル加ドルは1.23加ドル台後半から1.26加ドル台後半
で振幅した。一方、加ドル円は94円台前半から95円台後半へ上
昇し、2月18日以来の高値を付けた。市場予想によれば、昨年12
月の加実質GDPは前年比2.5%増と前月(1.9%増)から伸びが高
まる一方、10-12月期は前期比年率2.0%増と前期(同2.8%増)か
ら伸びが鈍化する見通し。金融政策の不透明感に加えて、原油先
物価格(WTI)が1バレル50ドル台前半から一時47ドル台後半まで
下落したことも相まって、加ドルは下振れリスクが残りそうだ。今週
の米ドル加ドルは2月11日高値1.2697加ドルを上値メド、同17日
安値1.2359加ドルを下値メドに加ドルが軟調に推移しよう。一方、
米ドル円にサポートされ、加ドル円は上値余地を試そうが、200日
移動平均線97円23銭で加ドル売り圧力を受けよう。
本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝
えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容
は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして
信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの
ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断
でなさるようお願いいたします。
7
為替見通し(ユーロ、英ポンド)
■ ユーロは引き続き軟調に推移か
ユーロ
2月24日、ギリシャ政府は「改革案」をユーロ圏財務相会合
(ユーログループ)に提出。これを受けて同日、ギリシャ支援の4カ
月間の延長が承認された。ひとまずギリシャ問題は収束したかに
みえたが、ユーロの上値は限定された。26日にはギリシャの首都
アテネの中心部で、チプラス政権に反対するデモが行われ、一部
が車両に放火するなど暴徒化し、警官隊と衝突した。政権発足以
来、デモが行われるのは初めてで、ギリシャの政情不安もユーロ
相場の足かせとなった。先週末にかけては米長期金利の上昇に
伴いドル高が進行。ユーロドルは1.11ドル台後半まで下落した。
ユーロ円も軟調に推移し134円ちょうどを割り込む展開となった。
今週の予想レンジ
ユーロ円
132.50-135.50円
ユーロドル
1.1050-1.1350ドル
今週の注目ポイント
欧:2月消費者物価指数(速報値、3/2)
欧:1月小売売上高(3/4)
(円)
150
欧:ECB定例理事会(3/5)
(ドル)
1.50
148
1.46
146
1.42
144
1.38
142
1.34
140
1.30
138
1.26
1.22
136
134
1.18
EURJPY(左軸)
132
1.14
EURUSD(右軸)
130
2014/02/28
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
1.10
2015/02/28
ギリシャ情勢が引き続き警戒されるなか、今週はユーロ圏で発
表される一連の経済指標や、欧州中銀(ECB)の定例理事会に注
目が集まろう。特に、このところユーロ圏の経済指標に底打ちの兆
しがみられるなか、2月の消費者物価指数や1月の小売売上高が
改善するか注目したい。また、5日のECB定例理事会では、今回
新たに発表される2017年のインフレ率見通しが焦点か。シティは
前年比1.3%上昇を予想するが、ECBの見通しも同様に低水準に
とどまれば、2017年以降も量的緩和が継続されるとの見方に繋
がりユーロが一段と下落する可能性も。今月開始する量的緩和に
注目が集まるなか今週もユーロは軟調に推移するとみている。
■ ポンドは対ドル、対円ともに堅調地合いを予想
英ポンド
加ドル
先週24日、英中銀(BOE)のカーニー総裁は議会証言で「英国
のインフレ率は2年以内に2%に上昇する」との見方を示した。ま
た、BOEの金融政策委員会(MPC)のフォーブス委員は同日の講
演で、「国内のインフレ圧力が急速に高まる可能性があり、他の
要因も踏まえると『近い将来』利上げが必要とされているかもしれ
ない」と発言。これによりBOEによる早期利上げ期待が再び浮上
し、ポンドドルが上昇。一時1.55ドル台半ばの高値を付けた。しか
し、週末にかけては米国の消費者物価指数が前月比で市場予想
を上回ったことなどから、ドル高が進行。ポンドドルは1.53ドル台
後半まで反落した。一方、ポンド円はドル円に伴って堅調に推移し、
週末にかけて185円ちょうどを回復する場面もみられた。
今週の予想レンジ
ポンド円
183.00-186.00円
ポンド米ドル
1.5300-1.5600米ドル
今週の注目ポイント
英:2月製造業PMI(3/2)
英:2月建設業PMI(3/3)
英:2月サービス業PMI(3/4)
(ドル)
(円)
190
1.75
185
1.70
180
1.65
175
1.60
170
1.55
GBPJPY(左軸)
165
1.50
GBPUSD(右軸)
160
2014/02/28
2015年3月2日
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
1.45
2015/02/28
今週は英国で2月のPMIが発表される。最近の良好な経済指標
に鑑みれば、同指標も堅調となる公算が大きいため、ポンドは堅
調に推移するとみている。ただ、市場では3月の米連邦公開市場
委員会(FOMC)が近付くにつれ、米国の金融政策への注目度が
高まっており、ポンドはドルの相場動向に左右される展開となる可
能性が高い。金曜日には米国雇用統計も発表されるため、その
結果次第でポンドドルは振幅しよう。ポンドドル、ポンド円ともに日
足一目均衡表雲上限(それぞれ1.5387ドル、182円71銭)を上抜
けており、テクニカル的には目先堅調地合いが続きそうだ。米雇
用統計次第で上昇に弾みがつく可能性も。
本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝
えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容
は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして
信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの
ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断
でなさるようお願いいたします。
8
為替見通し(豪ドル、NZドル)
■ 豪ドル相場は波乱含みの可能性も
豪ドル
今週の予想レンジ
豪ドル円
91.00-94.00円
豪ドル米ドル
0.7600-0.7900米ドル
今週の注目ポイント
RBA理事会(3/3)
10-12月期GDP(3/4)
(円)
106
(米ドル)
0.96
104
0.94
102
0.92
100
0.90
98
0.88
96
0.86
94
0.84
92
0.82
90
AUDJPY(左軸)
0.80
88
AUDUSD(右軸)
0.78
86
2014/02/28
2014/05/31
2014/08/31
2014/11/30
0.76
2015/02/28
今週の予想レンジ
NZドル円
89.00-91.50円
NZドル米ドル
0.7400-0.7650米ドル
今週の注目ポイント
フォンテラ社乳製品価格指数(3/3)
2月QV住宅価格(3/3)
(円)
100
(米ドル)
0.90
98
0.88
96
0.86
94
0.84
92
0.82
90
0.80
88
0.78
0.76
86
84
NZDJPY(左軸)
0.74
82
NZDUSD(右軸)
0.72
2014/05/31
先週の豪ドルは方向感に乏しい展開。①インフレ期待の低下に伴
うニュージーランド(NZ)ドル安、②良好な米経済指標を背景にした
米ドル高、③昨年10-12月期の豪民間新規設備投資が、前期比
2.2%減と市場予想(同1.6%減)を超える落ち込みとなったこと、など
が豪ドルの重しとなった。一方、2月の中国HSBC製造業PMI(速報
値)が、50.1と予想外に景気拡大と縮小の分かれ目となる50を上回
ると、豪ドルの買い戻しが優勢となる場面もみられた。こうしたなか、
豪ドル米ドルは0.77米ドル台前半から0.79米ドル台前半、豪ドル円
は92円台半ばから93円台後半で振幅したが、結局、週間ベースで
はほぼ横ばいの水準で週末の取引を終えた。
シティは、3日に開催されるRBA理事会で、前回会合(2月)に続い
て25bpsの利下げが決定されるとみている。加えて、4日に発表され
る昨年10-12月期の実質GDP成長率は、前年比2.7%と前期から横
ばいを見込むが、前述した設備投資の落ち込みを考慮すると予想を
下振れる可能性も。こうしたなか、RBAのスティーブンス総裁が妥当
な水準として挙げている「1豪ドル=0.75米ドル」を試す展開も想定さ
れる。仮に利下げが見送られても、失業率の悪化が加速しているこ
となどから、4月の理事会での利下げ観測が高まる公算が大きく、豪
ドル買いは一時的なものにとどまろう。今週の豪ドル相場は、波乱含
みの展開となり得るため警戒したい。
■ NZドルは豪ドルにつれ安する展開か
NZドル
80
2014/02/28
2015年3月2日
2014/08/31
2014/11/30
0.70
2015/02/28
ニュージーランド(NZ)準備銀行(RBNZ)が24日に公表した調査
によると、向こう2年間のインフレ率予想が1.80%と前回調査(昨年
11月、2.06%)から低下。これを受けて、先週のNZドルは、対ドルで
0.74米ドル台前半、対円で88円台半ばの安値を付けた。しかし、そ
の後発表された1月の貿易収支は5600万NZドルの黒字、と市場予
想(同1億5800万NZドルの赤字)に反して昨年6月以来の黒字に転
換。加えて、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が発表した
2月の企業景況感指数は34.4と前月(30.4)から改善したことなどが
サポートとなり、NZドル米ドルは一時0.76米ドル台前半、NZドル円
は90円台半ばまで反転上昇。週末には、米ドル高を受けて小緩む
場面もみられたが、概ね先週の高値圏を維持して取引を終えた。
NZ乳業大手フォンテラ社は3日、乳製品電子入札(GDT)を実施
する。ここで決定する乳製品価格指数は、昨年12月を底に前回(2
月15日開催分)まで3割弱反発している。また、同日にNZ不動産鑑
定公社(QV)が発表する全国住宅価格も、1月は前年比5.7%上昇
と約1年ぶりに前月(同4.9%上昇)から伸びが加速した。それぞれ、
反発基調が継続する結果となれば、NZドルを押し上げよう。しかし、
今週は豪州で準備銀行(RBA)の理事会が開催され、追加利下げ
が決定されるとシティはみている。予想通りとなれば豪ドルは急落し、
NZドルもつれ安となる公算が大きい。したがって、今週のNZドルは、
対ドル、対円ともに高値圏でのもみ合いとなろう。
本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝
えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容
は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして
信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの
ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断
でなさるようお願いいたします。
9
2015年3月2日
(2015年2月27日時点)
マーケット・データ
株式
国・地域
米国
米国
米国
ブラジル
ヨーロッパ
イギリス
ドイツ
フランス
ロシア
トルコ
騰落率(%)
指標
NYダウ工業株30種
S&P500種
ナスダック総合株価指数
ボベスパ指数
ストックス欧州600指数
FT100指数
DAX指数
CAC40
RTS指数
イスタンブールナショナル100種
2/27
18,132.70
2,104.50
4,963.53
51,583.09
392.21
6,946.66
11,401.66
4,951.48
896.63
84,147.51
債券
国・地域
米国
ドイツ
日本
世界
世界
新興国
週間
-0.04
-0.27
0.15
0.67
2.60
0.45
3.18
2.50
-1.51
-1.57
昨年初来
9.39
13.86
18.84
0.15
19.48
2.93
19.36
15.26
-37.85
24.11
騰落率(%)
指標
10年国債利回り
10年国債利回り
10年国債利回り
シティグループ世界国債指数
シティグループハイイールド債券指数
シティグループ新興国債券指数
2/27
1.99
0.33
0.34
889.44
1,524.09
695.02
週間
-0.12
-0.04
-0.06
0.05
0.79
0.79
騰落率(%)
国・地域
日本
日本
日本
香港
中国
中国
韓国
台湾
シン ガポール
インド
世界
S&P/シティグループ世界株式指数
2/27
18,797.94
1,523.85
108.47
24,823.29
69.85
3,310.30
1,985.80
9,622.10
3,402.86
29,220.12
645.51
週間
2.54
1.57
2.08
-0.04
1.03
1.95
1.24
0.97
-0.95
-0.04
0.32
2/27
646.26
1,905.61
968.28
49.76
1,213.10
週間
-1.22
2.40
-0.58
-1.15
0.72
2/27
95.59
93.41
90.49
週間
0.58
0.06
0.95
オルタナティブ
※
昨年初来
-1.04
-1.60
-0.41
-1.89
8.99
8.70
指標
日経平均株価
TOPIX
JASDAQ指数
ハンセン指数
MSCI CHINA
上海総合指数
韓国総合指数
加権指数
ST指数
センセックス指数
国・地域
米国
日本
世界
米国
米国
昨年初来
15.39
17.01
5.29
6.51
10.52
56.44
-1.27
11.74
7.43
38.02
9.02
騰落率(%)
指標
NAREIT指数
東証REIT指数
S&P/シティグループ世界REIT指数
WTI原油先物価格
NY金価格
昨年初来
26.64
25.78
27.98
-49.44
0.90
※債券利回りは変動幅(%)
為替
騰落幅(円)
通貨
ドル円
ユーロ円
ポンド円
2/27
119.63
133.94
184.68
週間
0.6
-1.57
1.38
昨年初来
14.32
-10.79
10.32
北米
3/3(火)
3/4(水)
昨年初来
-3.53
-0.46
3.97
(2015年3月2日~2015年3月8日)
マーケット・カレンダー
3/2(月)
騰落幅(円)
通貨
加ドル円
豪ドル円
NZドル円
欧州
アジア
(米) 個人所得・支出
1月
(欧) 失業率
1月
(米) PCEデフレーター
1月
(欧) 消費者物価指数(速報値)
2月
(米) ISM製造業景況感指数
2月
(英) 製造業PMI
(加) GDP
10-12月期 (欧) 生産者物価指数
(加) 月次GDP
12月
2月
1月
(米) ADP雇用統計
2月
(欧) 小売売上高
1月
(米) ISM非製造業景況感指数
2月
(英) BOE金融政策委員会
~5日
(欧) ECB定例理事会
(豪) RBA理事会
(NZ) QV住宅価格
2月
(豪) GDP
10-12月期
(豪) 小売売上高
1月
(豪) 貿易収支
1月
(米) ベージュブック
(加) BOC政策金利
3/5(木)
(米) 製造業受注
1月
(加) Ivey購買部協会指数
2月
3/6(金)
(米) 雇用統計
2月
(米) 貿易収支
1月
(加) 貿易収支
1月
(欧) GDP
10-12月期 (日) 景気動向指数
1月
3/7(土)
3/8(日)
(中) 貿易収支
2月
本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝
えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容
は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして
信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの
ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断
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