2015年4月20日号 2015年4月20日号 2015年4月20日号 2015年4月20日号 目 2015年4月20日 次 シティバンク銀行株式会社 個人金融部門 投資調査部 尾河眞樹 二宮圭子 山口真弘 佐溝将司 齊藤聡 米国市場の見通し マクロ経済 ≫ 3月の小売売上高はやや弱めの結果 株式市場 ≫ 外部要因や決算発表に神経質な展開か 債券市場 ≫ 1.8-2.0%のレンジ推移が続こう 欧州市場の見通し マクロ経済 ≫ ユーロ圏の景気回復は続く見込み 株式市場 ≫ 押し目買いの好機を迎えるか 債券市場 ≫ 独10年債利回りは過去最低付近での推移か 日本市場の見通し マクロ経済 ≫ 機械受注は3カ月平均で設備投資の持ち直しを示唆 株式市場 ≫ 決算発表では収益計画に注目 債券市場 ≫ 国債利回りは低位だが振れの大きな動きが続こう 中国・インド市場の見通し マクロ経済 ≫ 中国:実質GDP成長率は6年ぶりの低水準まで鈍化 中国株式市場 ≫ 目先は過熱感から売りに押される可能性も インド株式市場 ≫ センセックス指数の年末予想値を33000ポイントで維持 為替見通し ≫ P3 ≫ P4 ≫ P5 ≫ P6 ≫ P7~P9 米ドル ≫ ドル円は上値の重い展開を予想 加ドル ≫ 原油相場と市場心理に左右される展開 ユーロ ≫ ユーロは引き続き下落リスクを警戒すべきだろう 英ポンド ≫ ポンドは上値が重い展開となろう 豪ドル ≫ インフレ率の伸び鈍化を受けて、豪ドルの上値は限定的に NZドル ≫ NZドルは堅調に推移する見通し マーケットデータ、カレンダー ≫ P10 本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝 えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容 は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして 信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断 でなさるようお願いいたします。 2 2015年4月20日 米国市場の見通し マクロ経済 コア小売売上高 3月の小売売上高はやや弱めの結果 2008年1月~2015年3月 ●3月の米小売売上高は、前月比0.9%増と、2月の前月比 0.5%減から改善したものの、市場予想の中央値(同1.1% 増)は下回った。2月は寒波が悪影響を及ぼしたとみられ、そ の反動が現れた可能性は高いが、回復の足取りは市場で予 想されていたほど強くなかった。 ●一方、コア小売売上高(全体から自動車、建設資材、ガソリ ンを除いたもの)は、前月比0.3%増と、昨年11月以来のプラ スとなったが、1月と2月の実績が下方修正されており、やは り全体としてはやや弱めという印象。シティは今年の1-3月期 実質GDP成長率を、前期比年率1.4%と予想しているが、今 回の結果を踏まえれば下振れの可能性もある。 (前月比、%) 1.5 1 0.5 0 -0.5 -1 -1.5 -2 08/01 09/01 10/01 11/01 12/01 13/01 株式市場 14/01 15/01 出所:商務省 外部要因や決算発表に神経質な展開か S&P500 週間騰落率(4/13~4/17) ダウ平均: -1.28%、S&P500: -0.99% ●週間ベースで下落。金融セクターを始めとした米主要企業の 決算発表が株価を下支えしたものの、ギリシャ金融支援を巡る 不透明感が売り材料とされた。 (ポイント) 2150 2100 2050 2000 ●S&P500株価指数構成企業のうち59社が17日までに1-3月 期決算発表を行った。一株当たり利益(EPS)は前年比4.59% 減少となったが、事前予想対比では上振れしており、ここまでは 株価の下支え要因となっている。今週は145社が決算発表を予 定しており、業績相場が山場を迎える。ギリシャを巡る不透明感 など外部要因に加え、決算発表に神経質な展開が続こう。 1950 1900 1850 1800 1750 1700 2014/04/21 2014/07/21 2014/10/21 2015/01/21 債券市場 1.8-2.0%のレンジ推移が続こう 利回り(4/17) 10年国債: 1.87%(前週末比: -0.08%) ●週間ベースで上昇。米国で公表された経済指標がさえない結 果となり、利上げが後ずれするとの見方が広がった。また、日欧 国債と比較した利回りの高さが引き続き意識された。 ●米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表後、利上げ 予想時期が後ろ倒しされ、10年国債利回りは日々の変動幅が 小さくなっている。足元では1.8-2.0%でのレンジ相場を形成して いるが、利上げ予想時期を大きく変化させる材料に乏しく、当面 は上記レンジ付近での推移が続くとみられる。 米国国債利回り (%) 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 2年国債利回り 10年国債利回り 1.0 0.5 0.0 2014/04/18 2014/07/18 2014/10/18 2015/01/18 2015/04/18 本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループおよびその子会社・関連会社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関 する情報をお伝えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに 掲載された内容は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼 に足るものとして信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果 等を約束するものではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必 ずご自分の判断でなさるようお願いいたします。 3 2015年4月20日 欧州市場の見通し マクロ経済 ユーロ圏の景気回復は続く見込み 独ZEW景況感指数(期待指数) 2005年1月-2015年3月 ●先週、欧州中銀(ECB)は定例理事会を開催。市場予想通り、 主要政策金利であるリファイナンス金利を0.05%に、中銀預金 金利と限界貸出金利もそれぞれマイナス0.2%、0.3%に据え置 いた。ドラギ総裁は会見で、①資産購入プログラム(PSPP)の 短縮、縮小は検討していないこと、②購入対象債券が不足する との懸念は行き過ぎで、預金金利引き下げの可能性を否定、③ ユーロ圏の景気回復は今後も続くとの見方、などを示した。 ●4月の独ZEW景況感期待指数は45.0と6カ月ぶりに前月 (54.8)を下回るとシティは予想。足元で発表された同国の経済 指標に持ち直し一服感がみられることが背景だが、昨年10月の マイナス3.6から回復基調にあることに変わりはないだろう。 出所:独欧州経済研究センター 株式市場 押し目買いの好機を迎えるか ストックス欧州600指数 週間騰落率(4/13~4/17) ストックス欧州600指数: -2.24%、独DAX指数: -5.54% ●週間ベースで下落。高値圏でのもみ合い推移が継続したもの の、週後半はギリシャの債務不履行懸念の高まりや中国株式 市場の先行きに対する警戒感から売りに押される展開となった。 (ポイント) 390 380 370 360 ●24日にユーロ圏財務相会合が開催される。ギリシャへの金 融支援が合意に達しなければ、同国の資金繰り懸念が強まり、 株価は下押しされよう。ただ、欧州中銀(ECB)のドラギ総裁が 国債を含む資産買い入れ(PSPP)に対する強いコミットメントを 示しており、ユーロ安に伴う企業業績の改善が予想される。中 長期的な観点では押し目買いの好機を迎える可能性もあろう。 350 340 330 320 310 300 2014/04/22 2014/07/22 2014/10/22 2015/01/22 債券市場 独10年債利回りは過去最低付近での推移か 利回り(4/17) ドイツ国債利回り (%) 2.5 独10年国債: 0.08%(前週末比: -0.08%) ●週間ベースで上昇。ECBのPSPPを背景に需給の引き締まり が意識されたほか、ギリシャの債務不履行懸念が強まったこと で安全資産需要も高まり独国債への買いが優勢となった。 ●15日の会見でドラギECB総裁は「直接・間接的な証拠によれ ばPSPPは順調に進んでいる」との見解を示した。また市場の 一部ではPSPPの継続性に対する懸念が指摘されていたが、こ うした見方も明確に否定されており、当面、独10年債利回りは 過去最低付近で推移しよう。 2年国債利回り 10年国債利回り 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5 2014/04/18 2014/07/18 2014/10/18 2015/01/18 本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝 えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容 は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして 信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断 でなさるようお願いいたします。 4 2015年4月20日 日本市場の見通し マクロ経済 機械受注は3カ月平均で設備投資の持ち直しを示唆 ●2月の機械受注で「船舶・電力を除く民需」は前月比0.4%減 と1月(同1.7%減)からマイナス幅が縮小。3カ月移動平均は緩 やかな増加基調を維持しており、設備投資の持ち直しを示唆し ている。業種別にみると、主要機械業種が精彩を欠いたが、非 製造業は消費増税後の調整局面を脱しつつあると判断される。 機械受注(前月比、船舶・電力除く民需) 2006年1月-2015年2月 (前月比、%) 20 15 10 ●22日に発表される3月の通関収支は3946億円の赤字で、2 5 月(6388億円)から大幅に赤字額が縮小するとシティは予想し ている。内訳は輸出額が前年比8.9%増、輸入額は同11.7%減 を見込む。年明け後、実質輸出は基調的に増加しているが、① 米国でコア資本財の受注が伸び悩んでいる、②ハイテク景気 の拡大ペースが鈍化し始めている可能性がある、などを踏まえ ると、今後は伸びがやや鈍化することを想定している。 0 -5 -10 -15 -20 06/01 07/01 08/01 09/01 10/01 11/01 12/01 14/01 15/01 出所:内閣府 株式市場 決算発表では収益計画に注目 13/01 日経平均株価 週間騰落率(4/13~4/17) 日経平均株価: -1.28%、TOPIX: -0.05% ●週間ベースで下落。主要企業の決算発表を前に様子見姿勢 が強まるなか、利益確定売りと押し目買いが交錯。ギリシャの 金融支援を巡る不透明感が嫌気され、週末に売りがかさんだ。 ●今週から本邦主要企業の決算発表が相次ぐ。市場では、1-3 月期の日経平均株価構成企業の一株当たり利益(EPS)が二 ケタ増になると予想されており、この通りとなれば株価を下支え しよう。ただ、経営陣は期初に慎重な収益計画を示し、後に上 方修正する傾向がある。慎重な収益計画に対する市場の織り 込みが不十分であれば、株価を下押しする可能性も。 (円) 20000 19500 19000 18500 18000 17500 17000 16500 16000 15500 15000 14500 14000 13500 2014/04/18 2014/07/18 2014/10/18 2015/01/18 2015/04/18 債券市場 国債利回りは低位だが振れの大きな動きが続こう 利回り(4/17) 日本国債利回り (%) 1.0 10年国債: 0.31% (前週末比: -0.04%) ●週間ベースで上昇。5年、20年国債入札を順調に通過し需給 2年国債利回り 不安が後退したとの見方から、買い安心感が広がった。 0.6 ●昨年10月の追加緩和以降、本邦国債市場では売買高が減 0.4 少し、流動性が低下している。需給の変動要因が少ない相場環 境において、国債入札などの大きな需給要因には強く反応する 傾向が強まると思われる。日銀の買い入れにより国債利回りの 上昇余地は限定的とみられるが、ボラティリティ(変動率)は比 較的高い状況が続くだろう。 10年国債利回り 0.8 0.2 0.0 -0.2 2014/04/18 2014/07/18 2014/10/18 2015/01/18 2015/04/18 本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝 えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容 は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして 信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断 でなさるようお願いいたします。 5 2015年4月20日 中国・インド市場の見通し マクロ経済 中国:実質GDP成長率は6年ぶりの低水準まで鈍化 ●中国:1-3月期の実質GDP成長率は前年比7.0%と市場予想 と一致した。ただ、需要の低迷を受けて前期の同7.3%から伸び が鈍化、6年ぶりの低成長となった。 ●同時に発表された経済指標は、1-3月期の固定資産投資が 前年同期比13.5%増、3月の小売売上高が前年比10.2%増、 鉱工業生産が同5.6%増とそれぞれ市場予想(同13.8%増、同 10.9 %増、同6.9%増)を下振れ、総じて弱い内容となった。こう したなか、中国人民銀行は19日に市中銀行に求める預金準備 率を金融危機以降の最大幅(1%)で引き下げると発表した。広 範な景気下支え策の必要性は増しているとみられ、シティは年 内2度に亘る政策金利の引き下げを見込む。 中国:預金準備率 2008年1月~2015年4月 (%) 22.0 21.5 21.0 20.5 20.0 19.5 19.0 18.5 18.0 17.5 17.0 16.5 16.0 15.5 15.0 14.5 14.0 08/01 09/01 10/01 11/01 12/01 14/01 15/01 出所:中国人民銀行 中国株式市場 目先は過熱感から上値を抑えられる可能性も 13/01 MSCI CHINA、上海総合指数 週間騰落率(4/13~4/17) MSCI CHINA: +2.65%、上海総合指数: +6.27% ●週間ベースで上昇。予想を下回る経済指標が相次ぐなか当 局による景気刺激策への期待が高まり、堅調推移となった。 ●当局は17日に資産運用会社に空売りのための貸し株を認め たほか、空売り対象銘柄を広げた。上海および深セン証券取引 所は、信用取引の急増と空売り業務の緩やかな拡大が続くな か、機関投資家による貸し株が促される可能性を示唆した。貸 し株の増加は市場に流動性を供給することになるが、相場に過 熱感が広がるなか一時的に上値を抑える可能性もあろう。 インド株式市場 センセックス指数の年末予想値を33000ポイントで維持 (ポイント) 84 82 80 78 76 74 72 70 68 66 64 62 60 58 56 54 2014/04/18 (ポイント) 4500 MSCI China(左軸) 上海総合指数(右軸 4000 3500 3000 2500 2014/07/18 2014/10/18 2015/01/18 2000 2015/04/18 センセックス指数 週間上昇率(4/13~4/17) センセックス指数: -1.51% ●週間ベースで下落。予想を上回る2月の鉱工業生産を手掛 かりに週初こそ上昇したものの、その後は決算シーズンを控え て企業業績に対する警戒感から売り優勢の展開が続いた。 ●2015年1-3月期決算では、センセックス指数構成企業の一株 当たり利益(EPS)が前年比1.4%増と低調な伸びにとどまる見 通し。弱含む外需や資源安が背景。ただ、インフレが落ち着くな か緩和的な金融政策が景気を押し上げ業績改善に寄与しよう。 シティは2015年度通年(4月-翌3月)のEPSを前年度比11%増 と見込み、同指数の年末予想値を33000ポイントで維持する。 (ポイント) 30000 29000 28000 27000 26000 25000 24000 23000 22000 21000 2014/04/21 2014/07/21 2014/10/21 2015/01/21 本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝 えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容 は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして 信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断 でなさるようお願いいたします。 6 為替見通し(米ドル、加ドル) ■ ドル円は上値の重い展開を予想 米ドル 先週のドル円相場は終始軟調に推移した。浜田内閣官房参与が、 「購買力平価からみれば、ドル円は105円付近が適正水準」との見 解を示したことに加え、さえない米経済指標などもドルの重しとなっ た。特に、注目されていた3月の小売売上高は前月比0.9%増と、4カ 月ぶりにプラスに転じたものの、市場予想の同1.1%増には届かず。 また、3月の鉱工業生産も、前月比0.6%減と、市場予想の同0.3% 減を下回った。これらを受けてドル円は週末にかけて118円台半ば まで下落。なお、17日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀 行総裁会議は、共同声明で「ユーロ圏と日本は最近特に改善してお り、世界経済のより強い回復を支えうる」と先進国の景気回復を歓迎。 麻生財務相も、「円安に対する批判はなかった」と述べた。 今週の予想レンジ ドル円 118.00-120.00円 今週の注目ポイント 米:3月中古住宅販売件数(4/22) 米:3月新築住宅販売件数(4/23) (円) 125 120 115 110 105 100 2014/04/18 2014/07/18 2014/10/18 2015/01/18 2015/04/18 今週の予想レンジ 加ドル円 96.00-98.00円 米ドル加ドル 1.2150-1.2350加ドル 今週の注目ポイント 特になし (円) 110 CADJPY(左軸) 106 104 USDCAD(右軸) 102 100 98 96 94 92 90 88 86 2014/04/18 2014/07/18 日本では26日に統一地方選挙の後半戦を控えるうえ、環太平洋 経済連携協定(TPP)の対米交渉も大詰めを迎えるなど、政治的なイ ベントが控えている。内外から円安に対する批判の声が高まらない よう、政府としても大幅な円安は容認しにくい環境だ。心理的にもド ル円の上値は重くなろう。2月20日以降の安値圏(118円30銭付近) がサポートされるかがカギ。仮に同水準を割り込めば、テクニカル的 には2月安値の116円64銭、1月安値の115円85銭が視野に入ろう。 4月24日のギリシャ支援を巡るユーロ圏財務相会合の行方にも注目 が必要。決裂すればいったんリスクオフで円高が進む可能性も。 ■ 原油相場と市場心理に左右される展開 ユーロ 加ドル 108 2015年4月20日 2014/10/18 2015/01/18 (加ドル) 1.30 1.28 1.26 1.24 1.22 1.20 1.18 1.16 1.14 1.12 1.10 1.08 1.06 1.04 2015/04/18 先週のカナダ(加)ドルは対米ドルで堅調に推移した。米経済指 標のさえない結果で、米ドル安が進行したことに加え、原油価格の 上昇が加ドル相場を下支えた。原油先物相場(WTI)は、米国での 需給の緩みが解消されるとの期待から5営業日続伸。週末には利 益確定から反落し、1バレル=55ドル台で引けた。また、加中銀 (BOC)は15日に政策金利を0.75%に据え置いた。原油価格の急 落を受け、今年1-3月期のGDP成長率予想を前年比1.5%からゼ ロ%に下方修正したものの、「エネルギー以外の輸出や労働市場 の改善に伴い景気は持ち直す」との見通しを示したことも、加ドル を支えた。米ドル加ドルは一時1.21加ドル台を割り込む場面もみら れたが、1.22加ドル台前半まで持ち直して越週。一方、加ドル円は 98円台前半まで急伸した後、97円台ちょうど付近で週末を迎えた。 今週はカナダで特に目立った経済指標の発表は予定されておら ず、加ドルは原油価格の動向に左右される展開が続こう。また、 24日にはユーロ圏財務相会合も予定されており、今回はギリシャ の改革案が合意できるかに注目。仮に合意に至らなかった場合に は、思わぬリスクオフにも警戒が必要だろう。加ドル円は、日足一 目均衡表の雲上限と200日移動平均線が収れんする97円50銭付 近で上値を抑えられている一方、日足一目均衡表の基準線96円 07銭が短期的なサポート。リスクオフのムードが高まれば、同水準 を下抜け、いったんは同均衡表の雲下限95円57銭付近まで下押 しする可能性に注意したい。 本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝 えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容 は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして 信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断 でなさるようお願いいたします。 7 為替見通し(ユーロ、英ポンド) ■ ユーロは引き続き下落リスクを警戒すべきだろう ユーロ 先週のユーロは、英フィナンシャル・タイムズ紙(FT)が「ギリシャ がデフォルトの準備をしている」と報じたことを受けて売りが先行。 ユーロドルは1.05ドル台前半まで下落し、ユーロ円は126円台ちょ うど付近と年初来安値を更新した。しかし、ユーロ圏で発表された 経済指標は、①2月の鉱工業生産は前月比1.1%増と10カ月ぶり の大幅な伸び、②同月の経常収支は138億ユーロと1月(83億 ユーロ)から黒字幅が拡大、となるなど、総じて堅調。ドル安地合 いも相まって次第にユーロショートの買い戻しが優勢となると、週 末にはそれぞれ1.08ドル台半ば、128円台後半まで反発した。 今週の予想レンジ ユーロ円 126.50-129.50円 ユーロドル 1.0600-1.0900ドル 今週の注目ポイント 独:4月ZEW景況感指数(4/21) 欧:4月消費者信頼感指数(4/22) 独:4月Ifo企業景況感指数(4/24) (ドル) (円) 150 1.48 148 1.44 146 1.40 144 1.36 142 1.32 140 1.28 138 1.24 136 1.20 134 1.16 132 1.12 EURJPY(左軸) 130 128 1.08 1.04 EURUSD(右軸) 126 2014/04/18 2014/07/18 2014/10/18 2015/01/18 1.00 2015/04/18 先週英国で発表された3月の消費者物価指数や生産者物価指 数といったインフレ関連指標は、概ね市場予想通りの結果となっ た。ただ、ドルが主要通貨に対して軟調に推移したことや原油高 がサポートとなり、週初からポンドは買い戻しが優勢。加えて、週 末に発表された雇用統計では、昨年12-2月の失業率(ILO基準) は5.6%と2008年5-7月以来の低水準となり、雇用者数は11-1月 から24万8000人増と市場予想(17万人増)を大幅に上回った。こ うしたなか、ポンドドルは約1カ月ぶりに一時1.50ドル台を回復し、 ポンド円は週前半に付けた174円台後半から178円台後半まで上 値を伸ばす場面もみられた。 今週の予想レンジ ポンド円 176.00-179.00円 ポンド米ドル 1.4800-1.5100米ドル 今週の注目ポイント 英:BOE金融政策委員会議事録(4/22) 英:3月小売売上高(4/23) (ドル) (円) 190 1.75 185 1.70 180 1.65 175 1.60 170 1.55 GBPJPY(左軸) 1.50 GBPUSD(右軸) 160 2014/04/18 2014/07/18 先週開催された欧州中銀(ECB)定例理事会後の会見でドラギ 総裁は、ユーロ圏の景気回復は勢いを増しているとの認識を示し た一方、先月から開始した資産購入プログラム(PSPP)を縮小、 短縮する考えはないことを言明した。こうしたなか、独10年債利回 りは一時0.05%を割り込み、マイナス金利も視野に入る展開と なっている。また、ギリシャは来月12日に9億5000万ユーロの国 際通貨基金(IMF)融資の返済期限を控えており、24日のユーロ 圏財務相会合で債権団との合意に達しなければ、同国に対する デフォルト懸念は一段と高まることとなろう。明るい兆しの見える ユーロ圏景況感やドル安地合いがユーロ相場の下支えとなろうが、 引き続き下落リスクを警戒すべきとみている。 ■ ポンドは上値が重い展開となろう 英ポンド 加ドル 165 2015年4月20日 2014/10/18 2015/01/18 1.45 2015/04/18 今週英国で発表される3月の小売売上高(含む自動車)は前月 比0.3%増、前年比5.2%増とそれぞれ前月(同0.7%増、5.7% 増)から伸びが鈍化するとシティはみている。天候要因が背景と考 えられるため、来月以降は伸びが加速するとみているが、予想通 りとなれば、ポンドの重しとなろう。また、5月7日の総選挙に関す る各社の世論調査によれば、与党保守党と労働党の支持率はと もに30%台にとどまり、政権樹立には3党連立というシナリオが濃 厚で依然として不透明感はくすぶる。22日に公表される英中銀 (BOE)金融政策委員会(MPC)議事録(4月8、9日開催分)も、足 元の低インフレを踏まえれば、早期利上げ期待が高まる内容とは ならない可能性が高く、今週のポンドは上値が重い展開となろう。 本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝 えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容 は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして 信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断 でなさるようお願いいたします。 8 為替見通し(豪ドル、NZドル) ■ インフレ率の伸び鈍化を受けて、豪ドルの上値は限定的に 豪ドル 今週の予想レンジ 豪ドル円 91.50-94.00円 豪ドル米ドル 0.7700-0.7950米ドル 今週の注目ポイント RBA理事会議事録(4/7分、4/21) 1-3月期消費者物価指数(4/22) (円) 106 (米ドル) 0.96 104 0.94 0.92 102 0.90 100 0.88 98 0.86 96 0.84 0.82 94 0.80 92 90 88 2014/04/18 AUDJPY(左軸) 0.78 AUDUSD(右軸) 0.76 2014/07/18 2014/10/18 2015/01/18 0.74 2015/04/18 市場予想によれば、1-3月期の豪消費者物価指数(CPI)上昇率は 前年比1.3%と前期(同1.7%)から伸びが鈍化する見通し。一方、豪 州準備銀行(RBA)が政策判断の手掛かりとしている基調インフレ率 は同2.3%と前期と伸びが変わらず、RBAのインフレターゲットの下 限(2.0%)を上回る見込み。しかし、RBAは7日開催の理事会後の 声明文で景気先行きに慎重姿勢を示し、追加利下げの可能性を示 唆した。5月の理事会では政策金利が25bps引き下げられる公算が 大きく、豪ドルの上昇余地は徐々に限定されていくとみている。 先週のニュージーランド(NZ)ドル米ドルは大幅に上昇。週明けは 軟調に推移したものの、NZ不動産協会(REINZ)が発表した3月の 住宅価格指数は4340.9と前年比で9.5%上昇し、2013年11月以来 の高い伸びとなった。こうしたなか、NZ準備銀行(RBNZ)が30日の 金融政策決定の際に政策金利を据え置く可能性が高いとの見方が 広がった。その後、3月のNZ製造業PMIは54.5と前月(56.1)から低 下するなどさえない経済指標も発表されたが、NZドル米ドルは0.74 米ドル台前半から0.77米ドル台前半、NZドル円は89円から91円台 後半まで上昇し、それぞれ1月20日、3月25日以来の高値を付けた。 今週の予想レンジ NZドル円 90.50-92.50円 NZドル米ドル 0.7650-0.7850米ドル 今週の注目ポイント 特になし (米ドル) 0.90 (円) 100 NZDJPY(左軸) 98 NZDUSD(右軸) 96 0.88 0.86 94 0.84 92 0.82 90 0.80 88 0.78 86 0.76 84 0.74 82 0.72 2014/07/18 3月のNAB企業信頼感は2.5と前月(マイナス0.1)からプラスに転 じ、企業マインドの改善が示された。一方、4月のWestpac消費者信 頼感指数は96.2と前月(99.5)から低下、また中国で発表された一 連の経済指標は景気減速を裏付ける内容となったが、原油など国 際商品価格が底堅く推移するなか、豪ドルは上値余地を試す動きと なった。その後、3月の豪失業率は6.1%と前月(6.3%)から低下。 一方、就業者数は前月比3万7700人増と2月(同4万2000人増)から 減少したが、いずれも市場予想を大幅に上回る雇用改善が示された。 週末には主要株価の下落や持ち高調整と思しき豪ドル売りに押され たが、中国人民銀行が19日に預金準備率を100bps引き下げると発 表すると、週明け早朝に豪ドル米ドルは0.78米ドル台前半、豪ドル 円は93円台前半へ上昇し、先週の高値付近に値を戻した。 ■ NZドルは堅調に推移する見通し NZドル 80 2014/04/18 2015年4月20日 2014/10/18 2015/01/18 0.70 2015/04/18 NZ準備銀行のスペンサー副総裁は15日、「オークランドを中心に 住宅市場の需給バランスの不均衡が拡大し、2013年に導入された 住宅融資規制の効果が薄れているため、さらなる対応が必要」と述 べ、住宅市場の過熱感に警戒姿勢を示した。なお、週明け20日に発 表された1-3月期のNZ消費者物価指数(CPI)は前年比0.1%上昇と 前期(同0.8%上昇)から伸びが鈍化し、RBNZのインフレターゲット の下限(1.0%)を大幅に下回る結果となったが、NZドル相場への影 響は今のところ限定的となっている。今週はNZで特段の経済指標 の発表はなく、主要通貨や株価の動向に左右されよう。ただ、豪州 で発表される1-3月期のCPIの伸び率も低下することが見込まれて いる。対豪ドル相場でNZドルが堅調に推移すれば、対米ドルや対 円をサポートするとみている。 本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝 えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容 は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして 信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断 でなさるようお願いいたします。 9 2015年4月20日 (2015年4月17日時点) マーケット・データ 株式 国・地域 米国 米国 米国 ブラジル ヨーロッパ イギリス ドイツ フランス ロシア トルコ 騰落率(%) 指標 NYダウ工業株30種 S&P500種 ナスダック総合株価指数 ボベスパ指数 ストックス欧州600指数 FT100指数 DAX指数 CAC40 RTS指数 イスタンブールナショナル100種 4/17 17,826.30 2,081.18 4,931.81 53,954.79 403.69 6,994.63 11,688.70 5,143.26 998.96 82,417.73 債券 国・地域 米国 ドイツ 日本 世界 世界 新興国 週間 -1.28 -0.99 -1.28 -0.48 -2.24 -1.34 -5.54 -1.85 -0.04 -0.28 騰落率(%) 指標 10年国債利回り 10年国債利回り 10年国債利回り シティグループ世界国債指数 シティグループハイイールド債券指数 シティグループ新興国債券指数 4/17 1.87 0.08 0.31 885.74 1,534.24 706.80 週間 -0.08 -0.08 -0.04 1.15 0.21 -0.20 騰落率(%) 年初来 0.02 1.08 4.13 7.89 17.85 6.53 19.20 20.37 26.34 -3.85 国・地域 日本 日本 日本 香港 中国 中国 韓国 台湾 シン ガポール インド 世界 指標 日経平均株価 TOPIX JASDAQ指数 ハンセン指数 MSCI CHINA 上海総合指数 韓国総合指数 加権指数 ST指数 センセックス指数 S&P/シティグループ世界株式指数 4/17 19,652.88 1,588.69 114.23 27,653.12 83.02 4,287.30 2,143.50 9,570.93 3,525.19 28,442.10 649.83 週間 -1.28 -0.05 0.72 1.40 2.65 6.27 2.67 -0.49 1.52 -1.51 -0.42 4/17 633.22 1,903.04 957.24 55.74 1,202.90 週間 -0.81 -0.76 -0.78 7.94 -0.14 4/17 97.09 92.54 91.34 週間 1.40 0.18 0.73 オルタナティブ ※ 年初来 -0.31 -0.46 -0.02 -1.83 4.70 3.35 国・地域 米国 日本 世界 米国 米国 年初来 12.62 12.87 8.84 17.15 25.50 32.54 11.90 2.83 4.76 3.43 4.74 騰落率(%) 指標 NAREIT指数 東証REIT指数 S&P/シティグループ世界REIT指数 WTI原油先物価格 NY金価格 年初来 0.52 0.27 2.60 4.64 1.59 ※債券利回りは変動幅(%) 為替 騰落幅(円) 通貨 ドル円 ユーロ円 ポンド円 4/17 118.90 128.49 177.86 週間 -1.32 1 1.96 騰落幅(円) 年初来 -0.88 -16.36 -8.71 通貨 加ドル円 豪ドル円 NZドル円 (2015年4月20日~2015年4月26日) マーケット・カレンダー 北米 欧州 アジア 4/20(月) 4/21(火) 4/22(水) 4/23(木) 4/24(金) (米) 中古住宅販売件数 (米) 新築住宅販売件数 3月 3月 年初来 -5.96 -5.27 -2.04 (NZ) 消費者物価指数 1-3月期 (独) ZEW景況感指数 4月 (豪) RBA理事会議事録 4/7分 (欧) 消費者信頼感 4月 (日) 通関ベース貿易収支 3月 (英) BOE金融政策委員会議事録 4/8、9分 (豪) 消費者物価指数 1-3月期 (英) 小売売上高 3月 (独) Ifo企業景況感指数 4月 4/25(土) 4/26(日) 本レポートは、シティバンク銀行株式会社またはシティグループにおける各社(以下、「シティバンク」といいます)が経済、市況他、投資環境に関する情報をお伝 えすることのみを目的として作成した資料であり、金融商品取引法に基づく開示資料でも特定ファンドの勧誘資料でもありません。本レポートに掲載された内容 は発行時における当行の見解や予測を紹介するもので、予告なしに変更することがあります。シティバンクはここに記載された情報が十分信頼に足るものとして 信じておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本レポート中のグラフ、数値等は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するもの ではありません。当資料中のいかなる内容も、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。投資の選択や投資時期の決定は必ずご自分の判断 でなさるようお願いいたします。 10
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