地域・学校の風土を生かし取組に一工夫

奥州市立衣里小学校
地域・学校の風土を生かし取組に一工夫
全 校 児 童 数 95 名
( 男 子 44 名 ・ 女 子 51 名 )
実施目的
実施内容
朝マラソン
本 校 は 、「 集 団 登 校 に よ る 徒 歩 通 学 」、 学
期間
通年(1 分間走は木曜日)
校 の 宝 と し て の「 朝 マ ラ ソ ン 」の 取 組 な ど 、
時間
8 時 15 分 ~ 8 時 20 分
体力向上の土壌となる風土がある。このよ
担当
体育担当・体育委員会
う な 風 土 を 生 か し な が ら 、今 ま で の 取 組 が 、
方法
二重のトラックを設定
さらに充実したものになるように、今まで
内
150m
1・2年
の取組に一工夫を加えることにしたもので
外
200m
3~6年
ある。
目標
各 月 の 学 年 目 標 (周 数 )を 設 定
個 人 目 標 (周 数 ・ 距 離 )を 設 定
実施内容
背景1
学校の風土
記録
マラソンカードの活用
体制
取 組 に つ い て 学 級 指 導 ・意 欲 付 け
学 校 の 宝「 あ い さ つ・剣 舞・朝 マ ラ ソ ン 」
子 供 た ち へ の 声 が け ・伴 走
本 校 で は 、学 校 の 宝 と し て 、
「あいさつ・
用務員によるライン引き
等
剣舞・朝マラソン」を合言葉に、日々の学
校教育活動に取り組んでいる。そのため、
学校にとって「朝マラソン」は、学校経営
の柱であり、子供たちにとっても、学校取
実施上で工夫したこと
工夫1
1分間走
「8秒間走」をもとに考案。1分間でど
組の一つであることが認識されている。
れ だ け 走 れ る か を 距 離 で 記 録 す る 。 20m お
背景2
きにコーンを置いて、各自の目標に向かっ
地域の風土
「集団登校による徒歩通学」
て取り組ませる。
本校では、代々、集団登校が行われてお
工夫2
ストローの活用
り、全校児童が徒歩通学をしている。保護
校庭を一周走るごとにストローを一本ず
者の徒歩通学への理解もあり、雨が降って
つ取ることで、低学年の子でも、間違えな
も、ほとんどの子供たちが徒歩で登下校し
いで自分で周数を確認することができるよ
ている。そのため、子供たちにとっては、
うにしている。子供たちは、カラフルなス
歩くことへの負担感は少ない。
トローが増えることに喜びを感じ、意欲付
けにもなっている。
主な成果
1AB-DE段階児童の割合の増加(%)
80
75.8
60
40
45.6
52.2
20
0
H24
H25
H26
2肥満傾向児童の割合の減少(%)
10
8
6
4
2
0
8.9
7.6
5.3
H24
H25
H26
20mシャトルラン 全 学 年 男 女 で全 国 平 均 を上 回 る!
1年
2年
3年
4年
5年
6年
男子
26.38
46.00
56.00
65.73
73.29
80.29
全国
18.76
28.33
37.67
46.05
55.33
62.62
女子
22.88
35.10
53.57
53.38
53.80
61.46
全国
15.86
22.14
28.25
34.40
42.79
48.95
次のコーンを目指して走る子供たち
(H25 全 国 平 均 と の 比 較
単 位:回 )
高学年用トラック
【外側200m】
低学年用トラック
【内側150m】
周回確認用
ストロー置場
ストローを握りしめて走る子供たち
ストローの数が自分たちのがんばり
ストローを手に記録を記入
自分の目標を設定して取
り組むマラソンカード
子供たちの体力を支える日々の歩み