(第2次)案 概要(PDF文書)

高島市食育推進計画(第2次)概要
基本理念:食育の基礎は人が集まる家庭の食事から
「食育」とは食を通じて「生きる力を育む」ことを言います。
平成17年7月に食育基本法が施行され、その前文の中に、食育を、生きる上での基本であって、 知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと
位置付けられています。また、毎日の食が心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな
知育
徳育
栄養素やその効果、情報
を
いただきます、ごちそうさま
受け取り活用できる知恵、
など感謝の気持ちを表現で
頭脳の力
きる力、心の力
知的な能力を育てる教育
人間性をはぐくんでいく基礎とされています。
体育
自分の思いを自分の体で表現
ができる力、体の力
道徳的な心情を育てる教育
健康な身体づくりの教育
食をめぐる現状と課題
●男性の30~50歳代の3人に1人が肥満
やせ
正常値
肥満
16.7 21.1
26.1 28.9 34.2 20.8
11.8
60%
66.7
40%
68.4 65.2
71.1 63.2
77.1
79.4
100%
8.7
0.0
2.6
●食塩摂取量(g)
2.1
12.5
9.0
10
9.2
9.8
17.1
18
16.7
15.6
21.6
12.5
18.6
13.7
9.8
女性
15.2
16
16
70
60
60%
10
10
8
8
58.3
40%
71.9
70.3
75.0
72.1
66.7
18.2
0%
25.0
6.4
6
12.5
8.1
12.5
9.3
19.6
3.5
6
3.8
4
2
2
0
0
30
1.6
20
10
40~49歳
40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~74歳
50~59歳
11.6
60~69歳
14
10
8
8
6
6
4
4
2
2
0
0
9.6
9.4
7.4
10
15.0
7.1
70~74歳
食塩の食品群別摂取量の比較(H21滋賀 ●野菜の摂取量 (g) ※目標量は成人一人当たり1日350g
男性
11.1
350
その他
しょうゆ
9.2
8.7
小麦
加工品
14%
9%
魚介
加工品 6%
4%
19%
漬物
その他調味料
22%
300
13%
みそ
277
276
276
258 271
256
245
261
20~29歳
40000
内容
乳幼児期
0~5歳
基本施策 家庭における食育
学童期
6~12歳
保育園、幼稚園、認
定こども園における
食育
青少年期
13~18歳
263
178
50~59歳
60~69歳
70歳以上
食育情報を発信
(H25市内食育事業集計)
41,228
40,20039,676
36,335
28,815
27,661
23,386
25000
30000
★ホームページ等にレシピを掲載し、
食育を
推進す
るため
の方策
15000
事業を一覧にして、発信し、食に参加
100
10000
する人の増加を目指していきます。
50
5000
0
0
壮年期
30~64歳
生活習慣病予防のための食育
H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
高齢期
65歳以上
高齢期のための食育
(語呂合わせ:食いく=19)
テーマを考え、食べることの大切さを
啓発していきます。
★朝ごはんの必要性を学ぶ
★自分で朝ごはんが作れる体験をする
★丈夫な歯でよくかんでゆっくり味わう
★おやつや飲み物は内容と量を考えて食べる
★食品の表示の見方を知り活用する
★夜遅い食事は量を控え朝ごはんが食べられるようにする
★1日3食、食べる習慣をつくる
★手軽に作れる朝ごはん料理を習う
肥満・やせを予防
★高校の食育事業で、健康コーナーを回り、健康な体づくりの知識を習得する
★高校生対象の調理出前講座に参加し食事の基本を学ぶ
★事業所等で健康講座や個別栄養相談の機会をもつ
★食育教室に参加し、標準体重を求め、適切な食事内容や量を知って実践する
★健診を受けて、結果に基づいた生活改善ができるよう専門職からアドバイスを受ける
★外食の時の工夫を知り、カロリーオーバー、野菜不足、塩分過多にならないように意識する
★健康推進員からヘルシーメニューを学ぶ
★寝る2時間前には食事を終える
★男性対象の料理教室に参加し料理できる力を身につける
★低栄養、やせにならないように食べる
野菜摂取量の増加
★色々な野菜料理を味わう
毎月19日は、
「食育の日」
★毎月、食育の日を設けて、月ごとの
★飲み物は甘い物よりお茶にする
★おやつは4番目の食事として考え、果物や牛乳・乳製品をとるようにする
課題解決
のための
具体的な
市民の行
動
していきます。
★市民団体や行政で行っている食育
20000
「早寝早起き朝ごはん」の推進
★生活リズムをつくる ★毎日朝ごはんを食べる
★楽しく食事をする ★朝食後の排便を習慣づける
★テレビを消してご飯を食べる
★「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶をする
旬の野菜につけて販売できるよう発信
150
青年期
19~29歳
学校等における食育
40~49歳
35000
20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70歳以上
年齢
30~39歳
●食育事業への参加状況(人)
45000
女性
290 322
250
200
13% 食塩
27.5
0
女性
11.1
25.0
16.7
15~19歳
(H21滋賀の健康・栄養マップ調査)
12
35.3
32.0
40
6.6
15~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70歳以上
、 女性で1日7.5g未満
知っている(女性)
65.9
61.7
57.1
50.0
47.2
43.6
43.2
50
8.4
(H25市独自調査)
知っている(男性)
18
12
81.8
●適切な食事内容や量を知っている人
(%)
(特定保健指導問診結果)
男性
12
男性
14
10.5
女性
14
8.8
※目標量は成人男性で1日9g未満
10.8
肥満
14
20%
16.7 10.5
女性
80%
15~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70歳以上
12
0.0
正常値
4
20%
0%
やせ
男性
100%
80%
●朝食を欠食する割合(%)
●女性の40歳代の5人に1人が肥満 ●女性の20歳代の4人に1人がやせ
★社会教育事業で健康な体づくりの調理体験をする
★野菜を1日5皿350g摂るようにする
★スクール農園事業を通して収穫に感謝し何でも食べる
★食事バランスに欠かせない野菜を食べるようにし、減塩を意識した一汁三菜を目指す
★食育農園を通して農家と交流し地場産農作物に興味をもつ
★食育教室に参加し、野菜の必要性を学び、今より野菜の摂取量を増やす
★給食は残さず食べる
★塩分を排泄する野菜料理を食べて減塩生活を送る
★園や学校の給食に地産地消を取り入れる
★高島の発酵料理や郷土料理を学ぶ
★野菜の栽培体験を通して何でも食べてみようとする
★地元の人から郷土料理を学ぶ
食に関する
イベントの開催
★市民一人ひとりが食の大切さにつ
いて意識し、行動するきっかけ作りと
して、健康・教育・産業が連携協力し
ながら、食の啓発事業を行い、本人
や家族の食事、健康について考える
機会を提供していきます。
食育ネットワーク
の拡大
★食育に関係する様々な関係機関の
ネットワークを強化し、家庭・園・学校・
地域の場で、それぞれが持つ専門的
知識やノウハウを活かしながら先人
が培ってきた知恵や技術、感謝する
心を子どもたちに伝えていきます。