防災砂防課長賞「土砂災害」こんこうがくえん（作文私立金光学園中学校３年中学生の部）たにの谷野しゅんや竣哉僕がこの土砂災害防止についての作品を書こうと思ったのは夏休みの間の八月二十日の早朝、広島県で雨による土砂災害があったからです。僕は広島県の隣の県の岡山県に住んでいます。なので今回の災害に少し興味がありました。今回の災害で八月二十日午後九時現在３６名の犠牲者がでてしまいました。広島県では以前からたびたび土砂崩れなどの災害があったとテレビのニュースでしているのを聞いたりもしました。ではなぜ土砂崩れなどがおきてしまったのか、それが僕は気になりました。そこで僕は少し調べてみることにしました。調べた結果土砂災害は夏は雨がたくさん降ることで、冬は降りつもった雪が溶けるときに生じる雪どけ水などで土砂災害がおきてしまうことが分かりました。他にも山地が多く、もろい地質の山が多かったり地震が原因で発生してしまう土砂災害もあることが分かりました。今回の広島の場合は豪雨があったことが最大の原因だと思います。この豪雨はただの豪雨ではなくバックビルディング現象と呼ばれる現象によってできた豪雨の可能性が高いそうです。これらのことから僕は土砂災害を防止するためには雨による地盤のゆるみなどをどうにかしなければならないのではないかと思いました。とはいっても、絶対にゆるまないようにしたりするのはほぼ不可能なのである程度はゆるみにくい地盤をつくっていけたらいいのではないかなと思いました。ただ金がとてつもなくかかるだろうし実現はほとんど無理だとは思いますが。一番重要だと思うのは土砂災害警戒区域に指定されている地域に住んでいる人達がそれぞれ意識をして被害を最低限にするのがベストだと思う。夜中など寝ているときに発生した場合などで起きることができた場合はすぐに避難、おくれた場合は安全な場所にいるのがいいと思います。すぐに逃げるためにもきちんと前もって用意をしておくことが大事だと思います。今回の広島県での土砂災害でテレビやネットなどのニュースで広島県は過去にも多く土砂災害があったことを知りました。過去にあった土砂災害では二百人以上の犠牲者がでた土砂災害があったことも分かりました。今まで僕はそれほど土砂災害に興味がなく何かあったんだな程度に見ていましたが、土砂災害で多くの人が犠牲になりたくさんの命が失われてしまっているという事実を知ったときは何で今まで知らなかったんだろうと思いました。そのような人は多分数多くいて土砂災害を甘く見ているから被害が大きくなったりもすると思います。なのでなんらかの形で土砂災害がどれほど危険なものか、どういう場所で発生しやすいかなどを一度知ってもらう必要があると思います。土砂災害も自然災害の一つ、いつどこで発生するか分からないので常に意識をして、雨が激しい日などは逃げれるようにしたほうがいいと思います。僕は山が近くにあるところや山には住んでいないのであまり実感がありませんが土砂災害の一つの土石流などがあると友人や祖父母の家などが巻きこまれる危険性があるということが考えてみたらあり、あまり人事でもないようなことだと思いました。一度自分の家の周りになにがあるかを確認してみるのは大切だと思います。自分の家ではその他の自然災害などに備えて避難グッズを用意しています。ですが親は場所を知っているのですが僕はどこに置いてあるかを知らないのでまた今度確認しておこうとも思いました。災害はいつだろうとどこだろうとあるのでしっかりとその事を頭に入れて生活していくことが大事だと思いました。また連絡手段などもはなればなれになってしまったときにないと、合流できなかったり安否の確認ができなくなってしまうのでそれもしっかりと家族などと話し合って決めることが一番良いと思いました。最後に人間が地球上で生活していく上で自然災害などはきってもきれないものなのでしっかりと対策し最善をつくすことが大切だと思いました。