気象災害ハザードマッピング技術の開発

気象災害ハザードマッピング技術の開発
路位置等とともに地理情報システム(GIS)上に,ハザード
マップとして表示します。
浦越拓野 福原隆彰 布川修 長谷川淳
本技術により,気象災害に関する線区の特徴の把握や弱
土砂災害,強風災害,雪崩災害,落石災害を対象に,地
点箇所の
表の傾斜などの災害素因,雨・風・雪といった気象外力(誘
抽出が容
因),耐力・危険度評価結果を一元的に可視化できる気象
易となり,
災害ハザードマッピング技術を開発しました。
より効率
本手法では,まず地形情報として数値標高モデル(DEM)
的な防災
を準備します。次に,局地気象シミュレーションや気象統
対策の検
計に基づき,降水量や風速,積雪深等の外力を推定します。 討が可能
GIS解析・表示
耐力・危険度評価
数値標高
モデル
外力評価
局地気象
シミュレーション
地形解析
ハザードマップ
土砂災害
危険度マップ
強風
危険度マップ
雪崩
危険度マップ
土砂災害発生評価
再現期待値
降水量
強風危険度評価
雪崩発生危険度評価
風速
積雪深
ついで,外力推定結果に基づき,各災害に関する耐力や危
となるこ
険度を評価します。この際,耐力・危険度評価において必
とが期待
要な情報の一部,たとえば斜面の傾斜を,DEM を用いた
されます。
図 気象災害ハザードマッピング技術における
情報処理の流れ
地形解析から得ることもできます。最後に,評価結果を線
落石
危険度マップ
落石発生危険度評価
気象統計等