資料1 基本施策について 基本施策の背景と目的 理念Ⅲ 環境に優しく,次世代へつなぐまち つくば市の現状 つくば市における温室効果ガス排出量は,平成 23 年の市民一人当たり 9.2t-CO2/ 人と平成 18 年と比較して明確な増減傾向は見られないものの,研究学園地区の建 物,設備の更新や,つくばエクスプレス沿線開発により,新たな住宅や商業施設の 建築が見込まれるため,既存の取組の他,先端的な技術を活用した省エネルギー対 策や新エネルギー利用などの新たな取組みが求められています。 つくば市は,国や企業の研究機関が多く存在しているため,温室効果ガス排出量の 民生業務部門割合が高いという特徴があり,地球環境の保全に向け、市民、企業, 大学・研究機関,行政それぞれの立場から責任ある行動が求められています。 豊かな自然環境を次世代に引き継ぐためには,様々な機会を通じ,自然に対する理 解を深め,自主的・積極的に行動できる人材を育成することが必要とされています。 目指すまちづくりと基本施策 先人より育まれてきた,筑波山をはじめとする美しい自然環境や整備された生活環境に 日々触れることは,豊かな感性を引き出すとともに,やすらぎやつくばへの愛着も生み出 します。 このような社会の実現に向け,環境の保全などにかかわる基本施策を展開し,市民や事 業所にとっても魅力あるまちづくりをすすめます。 (基本施策) ●低炭素化に貢献する ●自然環境を保全・活用する
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