資料２基本施策について基本施策の背景と目的理念Ⅰ 人を育み，みんなで支えあうまちつくば市の現状  つくば市における高齢者や障害者は増加傾向にあり，高齢者も障害者も快適に過ごせるまちづくりが求められています。  雇用の不安定化，医療・介護負担の増加など社会保障制度への不安が増加しており，関係機関が連携し，地域で市民を見守る体制づくりが求められています。  つくば市の出生率は全国的にみても高く，また17歳までの児童人口は増加傾向にあるため，これに対応した子育てを支援する体制づくりと，魅力ある教育環境作りが求められています。  つくば市ではノバホールをはじめとした文化施設における文化・芸術活動や，つくばマラソン等の各種スポーツ大会の開催など，文化・芸術・スポーツ活動が盛んに行われています。  研究者や留学生など多様な文化背景を持つ人々の増加や，男女の価値観，働き方が多様化するなか，すべての市民が健やかに暮らせる，共生のまちづくりが求められています。目指すまちづくりと基本施策地域で人が育まれ，性別や年齢，障害の有無などを問わず，市民一人ひとりが互いに支え合い，健やかに暮らせる社会は，わたしたちに可能性と多様性に満ちた日常をもたらします。このような社会の実現に向け，教育・健康・福祉にかかわる基本施策を展開し，みんなで支えあうまちづくり，つくばで暮らしていきたいと思い続けられるようなまちづくりをすすめます。（基本施策） ●健康・福祉サービスを強化する ●教育日本一を目指した環境を整備する ●スポーツと文化・芸術を振興する ●共生のまちづくりを推進する