【確定申告】振替納税の利用で納税を35日延長しよう

KVIグループ 顧問先の皆様へ
~ KVI FAX REPORT 27年2月号 ~
『 【確定申告】振替納税の利用で納税を35
【確定申告】振替納税の利用で納税を35日延長しよう
35日延長しよう 』
とうとう今年もやってきました確定申告シーズン!
まだまだ寒い日が続いていますが、KVI事務所内は、とてもホットになりつつあります。
今回は納税を約35日も延長させることができる「振替納税制度」について説明させていただ
きます。
振替納税とは?
振替納税制度とは、所得税や消費税を指定の金融機関の口座から自動的に納税するという制度
です。
この制度を利用すると、わざわざ納税のために銀行等に出向く必要がなくなります。おまけに
支払い時期(=自動引き落としの時期)が本来の納期限よりも遅くなるというメリットも。
例えば、平成27年の場合ですと、所得税の口座振替日が4月20日、消費税の口座振替日が
4月23日となり、本来の納期限から約35日も納税を遅らせることが可能となるのです。
手続き
手続き
所定の用紙(振替納税依頼書)に必要事項の記入と届出印を捺印して、税務署へ持参もしくは
郵送で提出すれば完了です。
振替納税は税目ごとに手続きが必要ですが、一度手続きを行うことで、同一税目の次回以降の
納付も振替納税となります。
手続き
手続き期限
手続き期限は、平成27年の場合は3月16日になります。
(※所得税について。平成27年は
3月15日が日曜日であるため。)なお、消費税については3月31日が期限となります。
注意点
口座振替日に残高が不足していますと、当然ながらの納税額の引き落としがなされません。引
き落としが出来なかった場合には、本来納めるべき税額に加えて、延滞税も支払わなければいけ
ません。振替日における指定口座の残高にはくれぐれもご注意ください。
振替納税にしておけば、納付漏れや納付遅れもなくなります。確定申告で思った以上に納税額
が多額になってしまった場合や手元資金が厳しい状況にある場合、振替納税制度の活用をご検討
ください。
今年の確定申告期間は2月16日(月)から3月16日(月)です。昨年、確定申告した人は
2143万人。日本国民の約5人に1人が確定申告をしています。
確定申告の必要がない方でも、源泉徴収された税金や予定納税をした税金が納め過ぎになって
いる場合には税金が還付されるケースもあります。確定申告や振替納税制度をご検討されている
顧問先様は、弊社担当者まで遠慮無くご相談ください。
KVI 税理士法人 / 株式会社 関西ベンチャーインキュベート
TEL : 06-6351-5190・5195
FAX : 06-6351-5191・5196