高教組分会長にお渡しください 全教職員配布 NO.1603 2016年8月26日 月 例 給 0.17% % 一 時 金 0.1 0.1月 月引き上げを勧告 配 偶 者 に 関 わ る 扶 養 手 当 を 2年 年で半減、臨時・非常勤職員の改善なし 人 事 院 は 8 月 8 日 今 年 4 月 に お け る官 る 官 民 較 差 につ い て 、国 国 家 公 務 員 給 与 が 民 間 給 与 を「 平 均 7 08 円 、 0 . 17 % 」 下 回 っ て い た と し て 、 民 間 賃 金 調 査 結 果 に も と づ く 月 例 給 改 定 、 一 時 金 の 0 .1 月 引 き 上 げ な ど を 内 容 と す る 勧 告 ・ 報 告 をお こな い まし た。初 初 任 給 を含 め て 30 歳 程 度 ま で の号 号 俸 で は 1 500 円 引 き上 げ る と と も に そ れ 以 外 に つい て は 40 0 円 を基 を 本 と したベ ー ス ア ップ 、 再 任 用 職 員 の 賃 金 も こ れ に 準 じた じた改 定 をお お こ な う こ とな ど を 勧 告 し まし た。 一 時 金 は 0 . 1 月 引 き上 げ 4 . 3 月 と し た た上 で 引 き上 き げ 分 はすべ て 勤 勉 手 当 に 充 当 としま し た。 た また 配 偶 者 に 関 わ る 扶 養 手 当 に つ い て、現 現 行 の 1 30 00 円 を 2 年 で 6 500 円 に引 に き下 げ 、 その 原 資 をも とに 子 の 手 当 を 1 00 00 円 に 引 き上 げ る と する 「扶 扶 養 手 当 の見 見 直 し 」 も 行 い ま し た。 た 臨 時 ・ 非 常 勤 職 員 の 労 働 条 件 改 善 には は 昨 年 に 続 いて 背 を向 け るな ど 、 実 質 賃 金 が 低 下 し て いる な か か、公 公 務 労 働 者 の 生 活 改 善 に は 程 遠 い内 い 容 です。 昨年に続く 引き上げ勧告は、賃金改善を 求める粘り強いたたかいの反映 ですが、そのわずか な 改 善 を 吹き 飛 ば し てい る の が今年 度 か ら 実施さ れ て いる 「給 与 制度 の 総 合 的見 直 し 」 です 。 《物価上昇に追いつかず》 はないとして「見直し 」を見送った経緯が 人事院が月例給および一時金を 3 年連続 あり、今年の民間調査 でもほとんど変化は で引き上げる勧告を行ったことは、この間 なく、見直しをする根拠 はありません。見 の春闘にける官民共同のとりくみの前進、 直し、削減を求める安倍政権 の強い要請の すべての労働者の大幅賃上げで貧困と格差 もと「社会全体の状況 の変化」という理由 を解消し日本経済の回復を求めてとりくん 付けをして勧告したものであり 、道理はあ できたたたかいを一定程度反映したものと りません。 言えます。しかし改定額は極めて少額であ 《両 立 支 援 は 一 定 の 前 進 》 り 、 17 年 度 末 で 終 了 す る と し て い る 「 現 給 勧告に合わせ人事院 は、育児休業、休 暇 保障額」を突破するのは若年層に限られ、 等 に 関 す る 法 律 の 改 正 に つ い て 勧 告 し 、「 介 すべての年代での突破が展望できません。 護時間の新設」をはじめ 「介護休暇制度の ま た 15 年 度 の 消 費 者 物 価 指 数 は 対 前 年 度 比 分割取得」や「育児・ 介護休暇に関わる給 0 .8% .8 上 昇 し て お り 、 実 質 賃 金 は 低 下 し て い 与上の不利益の緩和」 などを盛り込みまし ます。勧告は極めて不満な内容です。 た ( 17 年 1 月 施 行 )。 一 定 の 改 善 で す が 、必 必 《まったくの詭弁、 女性の活躍・社会進出の妨げ》 配偶者に関わる扶養手当の削減は、その 受給者が子の扶養手当を必ずしも受けてい 要な人が必要な時に気兼 ねなく制度を利用 できるよう、さらなる 育児や介護と仕事の 両立支援制度の拡充と 代替要員の確保など 職 場 環 境 の整 備 が 必 要 で す 。 るわけではないことから、月例給と期末手 《県人事委員会に要求書提出 》 当に影響する引き下げは生活に打撃を与え 高教組は人事院勧告 を受け、県人事委員 ます。この間人事院は扶養手当の見直しつ 会 に 対 し 、 8 月 26 日 付 け で 給 与 水 準 の 引 き いて、勧告日前日まで具体案を一切示さず 上げ、諸手当改善、多忙化解消 、臨時教職 「政府の意向」に沿う勧告を行いました。 員の勤務条件改善などを 重点とした要求書 政府や財界などによる配偶者に関わる扶養 を 提 出 し ま し た 。9 月 か ら 人 事 委 員 交 渉 、人 人 手当が女性の活躍や社会進出を妨げるとの 事局長交渉、要請行動 を実施しとりくみを 主張はまったくの詭弁です。さらに人事院 すすめます。職場のみなさんのご 協力をお は昨年扶養手当について民間との顕著な差 願い し ま す。
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