戦評 男子決勝・3位決定戦

平成27年度 清澄杯 男子決勝
菊名VS森の台
<2Q>
<1Q>
ジャンプボールから早々にリングへ向かった菊名。先制点
は菊名#7のリバウンドシュート。その後も
#6と#7が確実にシュートを決め、菊名が得点を積み重
ねる。対する森の台は、相手の高さある守りに、なかなか
ゴール下まで攻め入ることができずにいたが、オールコー
トマンツーのDFから相手のミスを誘い#8がワンマン速
攻にて得点。その後も#7のミドルシュートなどで応戦す
る。
菊名は#7の確実なリバウンドを中心に終始安定したプ
レーで得点を重ね、貫録ある戦いぶりで1Qを終了した。
1Q(菊名 25対6 森の台)
<3Q>
後半戦の出だしは、菊名#10から#7への息の合ったコ
ンビプレーによる得点でスタート。早々に流れをつかんで
ゲームを展開。#7の体格を生かして、リバウンドやエン
ドスローインからの確実な得点でゴール下を制する菊名の
強さが印象的。一方森の台も、堅実なDFから相手のター
ンオーバーを誘い#4や#6が果敢にリングに向かう。菊
名の高さに苦しみつつも、落ち着いたボールさばきと
シュートセレクトの良さが光る攻めを見せた。
しかし、なかなか点差を埋めることができないまま試合は
最終Qへ。
3Q(菊名 20対12 森の台)
Total
55対25
森の台ボールにてスタート。両者ともにオールコートマン
ツー。2Qの先制点は菊名#13のリバウンドシュート。
菊名#10に対して森の台#6がしっかりマッチアップ。
得点を伸ばしたい菊名を、森の台がじっくり守る時間帯が
続く。森の台は#4や#6がドライブから相手のファウル
を誘い、フリースローを決める。対して菊名は、#5のミ
ドルや#11のリバウンドシュートで得点。
2Q目は双方互角の攻防で、前半戦が終わった。
2Q(菊名 10対7 森の台)
Total
35対13
<4Q>
引き続き、互いにオールコートマンツーで臨んだ4Q。森
の台は、#4のドライブから#7があわせてシュートを沈
める。その後も#6、#5と連続して得点を重ねるが、一
方の菊名も#7を中心とした得点が止まらない。前線から
ボールを奪いに行く森の台に対して、リバウンドからの着
実なパス回しでゴールに向かう菊名。両者早い展開でのプ
レーが続く中、残り2分で森の台ベンチが動いてタイムア
ウト。
ゲームの終盤、森の台は#4、#5のロングシュートがき
れいに決まり反撃を試みるが、菊名のパワーあふれる攻撃
力は留まることはなく、残り1分で菊名がとったタイムア
ウト後も、#7と#10にて4連続シュートを決めて試合
が終了。
4Q(菊名 23対10 森の台)
Total
78対35
平成27年度 清澄杯 男子3位決定戦
レッズ宮前 - 荏田南
<1Q>
レッズ宮前は4,5,6,7,11,荏田南は5,8,9,10,12のメンバーで試
合開始.
ジャンプボールから最初のオフェンスはレッズ宮前,7→6とパスをつないで
レイアップで先制.
レッズ宮前のディフェンスはオールコートマンツーマン,荏田南のファース
トシュートは惜しくも外れ,レッズ宮前が11へのあわせで得点し4-0とリード
するが,ここで,荏田南5が連続でミドルを沈め,あっという間に4-4の同点
とする. レッズ宮前はガード陣からセンター11へのあわせ,荏田南は9のハ
イポストを軸にオフェンスを仕掛けるが,互いに得点は膠着する.
残り時間4分を切って,荏田南は裏のスペースへ走りこんだ8へのパスが通り,
ファウルを得てフリースローを1本成功して,4-5とするが,レッズ宮前11の
ショットブロックにしばしば得点を阻まれる.
対するレッズ宮前は残り3分を切り,速攻から6,7が得点を連続で決め,8-5
とする. 残り1分を切りフリースローで1点を追加し9-5. 点差を縮めたい
荏田南は,ノータイムで5がフローターを決め9-7で1Q終了.
<2Q>
レッズ宮前は8,9,12,13,14,荏田南は4,6,7,11,15のメン
バーで2Q開始.
レッズ宮前はスローインからのファーストシュートを決め11-7とする.
その後残り3分までの間に,レッズ宮前は13がファウルを得てのフリース
ロー,ドライブで荏田南ディフェンスの正面を割っての得点,1対1からのス
テップインで連続して得点し,16-7と点差を広げる.
荏田南も得点したいところだが,4,6を中心としたパス回しに対し,レッ
ズ宮前ガード陣の1線と9の早めのヘルプに阻まれ得点できない苦しい展開が
つづいてしまう.
荏田南は,残り時間2分にエンドスローインから7がゴール下のシュートを決
めようやく得点. また残り1分を切って4のジャンプショットで得点するが,
22-11とレッズ宮前がリードを二桁に広げて前半が終了.
[レッズ宮前 22-11 荏田南]
<3Q>
レッズ宮前は4,9,11,12,13,荏田南は4,5,6,9,10のメンバー
で後半スタート.
レッズ宮前のスローインで始まった最初のオフェンスはターンオーバーとな
り,荏田南6がドライブからフリースローを得て1本成功. 後半を先制する.
対するレッズ宮前は12のミドルですぐさま得点を返し,24-12.
その後,荏田南はトップに6,ウィングの4,5のパス回しから得点を狙うが,
得点に結びつけられない. 対するレッズ宮前もあわせが不成功に終わるなど
双方得点できないまま残り2分を切る.
終盤,9のフリースローとパスミスをとらえた13のワンマン速攻でレッズ宮
前が3点を加点,荏田南は5のミドルで2点を返し,27-14で3Qを終了.
双方得点自体は伸びないものの,荏田南9とレッズ宮前11のインサイドの激
しい競り合いに象徴されるように,双方譲らず互角の展開となった.
[レッズ宮前 27-14 荏田南]
<4Q>
レッズ宮前はメンバーを変更,4,5,7,9,13で,荏田南は3Qとメン
バー変更なく4Qスタート.
荏田南ボールでスタートするが,最初のシュートは失敗. 対するレッズが
先制点を決めて4Qが立ち上がる.
残り5分を切り,荏田南が急速に追い上げを見せ試合が動く.
ディフェンスから5へのワンパス速攻を決めて29-16. その後4のフリース
ローで加点し,さらに4のドリブル速攻で29-19.流れを引き寄せ一気に10点
差に詰め寄る.
ここでレッズ宮前ベンチはタイムアウトを取得しメンバー交代.11,12がイ
ン. 荏田南ボールで試合再開もレッズ宮前は4のスティールから,速攻を決
め31-19と再び点差を広げる.
荏田南ディフェンスも前に出て,6のシュートで再び10点差とするが,最後は
レッズ宮前11がゴール下を決めそのまま試合終了.
[レッズ宮前 33-21 荏田南]