トライアルハンドブックの効果的な活用に向けて（教師用） 1st Stage Part1 事前学習 Let's Try職場体験活動! 新しい自分との出会い・・・・・・・・・・・・１・今ある自分の姿を見つめなおすページです。・今ある自分の姿を踏まえ，将来（職場体験活動後に）なりたい自分をイメージし，職場体験活動のめあてを設定します。２職場体験活動のめあてを書きましょう。 (例：「自分から周りの人たちとかかわろうとしている」の評価が低い生徒なら) 分からないことなど，自分から友達や職場の人に話しかけ，進んで職場体験活動ができるようにしたい。 Part2 TRIALエントリーシート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・２・事業所の方に生徒を理解してもらうための資料となります。・エントリーシートは必要に応じ，コピーして活用できます。・市販されている履歴書等を参考に，自校化してもよいでしょう。 Part3 職場体験活動先の情報収集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・３・職場体験活動先の情報を収集しまとめるページです。・インターネット等を利用して調べます。・事業所への問合わせは，体験先の事情を考慮して行いましょう。（安易に電話をしない） Part4 職場体験活動でのマナー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・４，５・社会人としてのあるべきマナーを考えるページです。・いろいろな場面でのあいさつの仕方は生徒自身に考えさせるとよいでしょう。・【(例) いろいろな場面でのあいさつのしかた】（本紙 P.3）を活用してもよいでしょう。・講演会などゲストを招いての指導も考えられます。 Part5 事前打ち合せマニュアル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・６，７・体験活動の具体的な打ち合わせを進めるためのページです。・打ち合わせは，電話だけで済む場合もあります。・事業所によってさまざまな事情が考えられるので，自校化して活用してください。 Part6 職場体験活動計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・８・事前打ち合わせの内容をまとめるページです。・【その他，聞いておきたいこと】の項目には，事業所の方に尋ねたいことを考えておきます。 Part7 職場体験活動直前の心がまえシート・・・・・・・・・・・・・・・・・・９・職場体験活動に参加するための「責任と自覚」を高めるためのページです。 2nd Stage Part1 体験活動職場体験活動の流れの確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・１０，１１・職場体験活動当日の流れや活動の中で心がけるべきことを確認するページです。・社会人としてのマナーやルールを守り，感謝の気持ちをもって活動できるよう指導することが基本となります。 Part2 職場体験活動記録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１２～１６・職場体験活動でのできごとや学んだこと，振り返りなどを記入し，次の体験に生かすページです。その日の体験を終えた生徒に保護者からの励ましや温かいコメントがもらえるとよいでしょう。 3rd Stage Part1 振り返り職場体験活動で学んだことを振り返ろう・・・・・・・・・・・・・・・１７・職場体験活動を自分で振り返り，社会（仕事・職業）のよろこびや厳しさを実感し，新しい自分を発見するページです。 Part2 メッセージ・これからに生かしたいこと・・・・・・・・・・・・・・・１８・事業所の方や保護者のメッセージをうけ，自身の成長や新しい自分に気づかせるページです。 Part3 職場体験活動の礼状を書こう・発表会を開こう・・・・・・・・・・・・１９・協力していただいた事業所の方に感謝を伝える礼状作成や，体験した情報を生徒同士が共有する発表会などの方法の一例を紹介したページです。国語科（第 1 学年「身近な人に紹介する。」「事物の説明や経験の報告をする。」，第２学年「図表や絵，写真を使って報告する。」）と連携して指導するとよいでしょう。資料添付欄資料を綴じ込むページです。・・・・・・・・・・・・・・・・・２０～２３体験活動に向けた見通しをつかむページです。・・・・・・・・・・・・２４【(例)いろいろな場面でのあいさつのしかた】場面あいさつ朝会ったとき「おはようございます。」出かけるとき「行ってまいります。」会社に帰ったとき「ただいまもどりました。」お客様がみえたとき「いらっしゃいませ。」よその部署を訪ねるとき「失礼いたします。」「おじゃまいたします。」職場の人が外出するとき「行ってらっしゃい。」職場の人が会社に帰ってきたとき「お帰りなさい。」「おつかれさまでした。」仕事中に話しかけるとき「お仕事中に失礼いたします。」退社するとき「お先に失礼いたします。」お礼を言うとき「ありがとうございます。」謝るとき「申し訳ございません。」職場の人が先に帰るとき「おつかれさまでした。」 ※「ごくろうさま」という言葉は，目上の方には使いません。