空気の検査を行いました - 愛知県立国府高等学校

国府高等学校保健室
平成27年1月号
インフルエンザの流行期に入り、本校でもインフルエンザの報告を受けるようになりました。まだまだ
寒く乾燥した日が続くので、規則正しい生活を送り、体調管理をしっかりと行いましょう。
*** 空気の検査を行いました ***
1月13日(火)に学校薬剤師の曽田先生が来校され、教室等の換気及び保温の検査を実施しました。
- 検査結果 -
全ての窓を
全開にした
窓を数センチ開けた
上記の表のとおり結果は、全ての項目について基準値内でした。
2年6組教室の湿度については、12月から加湿器を設置しているため適度に保つことができてい
ると思われます。また二酸化炭素濃度についても、検査前の放課に窓を全開にし、授業中も廊下側の
天窓を10センチ程度開けておいたため、基準を下回ることができました。このように授業中に天窓
や窓を少し開けておくだけで、二酸化炭素濃度の上昇を抑えることができます。きれいな空気を保つ
ことにより、学習能率が上がり、風邪やインフルエンザなどの病気の予防にもなります。
☆ 効果的な換気方法 ☆
左の図のように一方側の窓だけ開けても十分な換気を行うことができません。右の図のように反対側のド
アも開けることで部屋の空気がうまく循環し、効率の良い換気を行うことができます。授業開始時には、き
れいであった空気も時間とともに汚れていきます。そのためには、しっかり換気を行い、外の新鮮な空気を
入れることが大切になります。一時的に教室が少し寒くなりますが、すぐに元の室温に戻るのでこれからは、
空気の流れを意識して効果的な換気をしましょう!
不十分
効果的
「インフルエンザ警報」発令中!!
1月6日に愛知県にインフルエンザ警報が発令されました。愛知県下では去年12月から急速にイン
フルエンザの患者が増えており、警報発令は去年と比べて16日早いとのことです。また、これまでの
調査では、A香港型のインフルエンザウイルスの流行が多く報告されているようです。
学校は集団生活の場のため、感染が拡大する傾向にあります。十分な睡眠、栄
養、保温等の体調管理、手洗い・うがい、マスクの着用、適度な湿度、換気の励
行等、基本的なことを心掛けてください。また、部活動での回し飲みや、部室の
ような閉めきった場所での長居は絶対にしないでください。
*** 保健委員がんばっています! ***
◎インフルエンザ予防の掲示物
◎インフルエンザ予防の生徒保健だより
2年生の厚生班が協力して作成しました!
2、3棟の昇降口にそれぞれ掲示してあります。
1年4組の保健委員が作成したものを、各ク
ラスの保健委員が色をつけ教室に掲示しました。
◎インフルエンザ予防のポスター
1,2年生の広報班が前期の換気のポスター同様、立体的で動きのあるポスターを創意工夫して作成し
ました。2,3棟の廊下、階段に貼ってありますので、力作をぜひ見てくださいね!
◎昼休みの換気啓発校内放送、二酸化炭素濃度測定
寒さのためか窓が開かないクラスがあります。換気は保健委員だけが行うので
はなく、日直の仕事でもあります!それに加え、クラス全員の協力が大切です!
窓を開けると少しの間寒いですが、すぐに元の室温に戻ります。今はインフルエ
ンザや風邪の流行する時期なので、感染を拡大させないためにも一人ひとりが換
気を意識し、自分から進んで窓を開けるようになるといいですね。
みんなで力を合わせて
インフルエンザ感染者ゼロを目指そう!!