新・レセネットニュース 2014 年 第 1 号 (株)エムイーエックステクノロジーズ レセネット事業部 ■現在 2,000 余の薬局が参加 年度内に 3,000 軒超へ! サービス開始時の 2008 年の秋は、281 薬局・2健保でスタートしたレセネットは、2014 年の 10 月時点 でその数を大きく伸ばしています。 2014 年 10 月現在の加盟事業所数は、薬局が 2082 薬局、健康保険組合が 24 健保と推移、この年末に はセキスイ健康保険組合が参加し、いよいよ 25 健保体制となります。 それとともに、薬局数は年度内に 3000 軒を超えるペースで進んでいます。 毎月の搬送レセプトは8万件前後で推移 現在対象となる組合員数は、368 万 8 千人で、毎月搬送しているレセプト件数は8万件前後で推移をし ています。年末に1健保が参加する件とともに、検討中の大手チェーンの参加が年度内に確定となれば、 ますます搬送件数は増加の一途をたどることが予想されています。 薬局業界を取り巻く環境の変化 参加薬局がこれだけ増加した原因の主なものは、昨今の業界を取り巻く厳しい情勢・環境の変化であ ると思われます。薬価のマイナス改定・消費税増税・M&Aの増加など、経営の根幹を揺るがす要因が津 波のごとく押し寄せています。1店舗または1法人だけの意地やポリシーだけでは、この難局を乗り切れな い事態となってきているのです。 一方、健保側にも高齢者医療費制度への拠出金対応等が、健保財政を圧迫しています。GE薬の推 進は健保だけではなかなか進まない状況もあり、こうした背景の中でレセネットサービスが一つの「鍵」とな り進んできました。また、『これからの時代、薬局と健保は強固な協力関係を築くべき』との判断を行った経 営者が双方に多くなったことも挙げられます。 次回は、実際に薬局と健保はどのような協力体制を構築し、どのようなメリットを互いに享受しているの か?について、お知らせする予定です。
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