早寝・早起き・朝ごはん! 歯科検診が終わりました。 歯は一生付き合う

平成27年5月13日
品川区立小山小学校
校
長
松本
覚
保健主任
木村 佳子
養護教諭
苅谷 佳澄
早寝・早起き・朝ごはん!
新学期が始まり,1か月が過ぎました。子どもたちは新しい
生活にも慣れ,23日(土)に行われる運動会に向けて毎日
一生懸命練習に励んでいます。5月は季節の変わり目であり,日中の気温の変化が
激しく,体調を崩しやすい時期です。規則正しい生活を送り,疲れをためないように
ご家庭でもお声掛けをお願いします。
☀規則正しい生活を送るためのポイント☀
① 早寝・早起きをする
睡眠時間が短いと疲れがたまり,体調が悪くなったり,授業に集中できなくなっ
たりします。小学生は毎日9時間程度睡眠をとるとよいとされています。
② 朝ごはんをきちんと食べる
朝ごはんを食べると体温が上がり,脳が目覚めます。
また,脳にエネルギーが補充され,集中して授業をうけたり,
元気に運動をしたりすることができます。
歯科検診が終わりました。
先日,全学年を対象に歯科検診を実施しました。その結果,歯磨き
がきちんとできていないため,歯垢がついていたり,歯肉炎が疑われた
りする児童が多いことがわかりました。学校歯科医の田口先生から歯
磨きの注意点について指導がありましたので紹介します。
① 歯と歯の間や,歯と歯茎の境目は歯垢がたまりやすいので注意してほしい
② 歯の生え変わりのためにグラついている歯と,その周りの歯が
しっかり磨けていないことが多いので注意してほしい
歯は一生付き合う大切なものです
歯垢は毎日きれいに取り除かないと,むし歯や歯周病を引き起こし,将来歯を失う
原因になります。子どものころから正しい歯磨き習慣を身に付けさせることは,歯の健
康を守る上でとても大切なことです。
一本一本の歯を丁寧に磨くと,5分程度時間がかかります。特に
歯と歯の間や,歯と歯茎の境目を意識しながらしっかり歯磨きする
ようにお声掛けください。
しっかり磨いたつもりでも,磨き残しは意外とあるものです。低学年のお子さんには保
護者の方が仕上げ磨きをし,中学年以上のお子さんも磨き残しがないように時々チェ
ックして,正しい歯磨き習慣を身に付けさせるようにしてください。
③ バランスの良い食事をとる
好き嫌いせず,肉や魚,野菜をまんべんなく食べることが大切です。特に身体
を成長させるたんぱく質(肉,魚,乳製品,大豆など)や,脳を動かす唯一のエネ
ルギー源となる炭水化物(ごはん,パン,芋など)は朝ごはんで食べると良いとさ
れています。
☆ 磨く場所によって歯ブラシの使い方も変わります ☆
下記を参考に歯ブラシの使い方を意識しながら丁寧に歯磨き
をするようにお声掛けをお願いします。
④ 適度な運動をする
適度に運動することで筋肉の発達を促し,ストレス発散にも
なります。皿洗いや掃除機かけなどのお手伝いをして体を動かすのもよいです。
①側面を磨くときは,
直角に歯ブラシをあてる
②歯と歯茎の境目は,
わきの部分を使う
③歯と歯の間や前歯を磨くと
きは,歯ブラシを縦に使う