タイの教育視察団訪問を受け入れました

タイの教育視察団訪問を受け入れました
平成27年4月6日(月)、タイのカセサート大学・キングモン
クト工科大学・マヒドン大学インターナショナルカレッジの教授
や講師、博士課程の学生からなる視察団(総勢21名)が本校を
訪れました。
1月のSGH海外研修でカセサート大学付属学校(マルチリン
ガルプログラム校)を訪問した際に、同校の学校運営委員長 Kanda
Moore
先生(カセサート大学教授)から打診を受けたのがきっか
けで、今回の訪問が実現しました。
一行は4月2日(木)に和歌山大学・同附属小学校を、4月3
日(金)に京都女子大学を視察した後、4月5日(日)に福井に
入り6日(月)に本校と福井大学を訪問しました。福井を離れた
後は、実践女子大学・実践女子学園(東京都)の視察へと向かい
ました。
本校では、清川亨校長、橋本久代学校教育政策課参事の歓迎の
挨拶、記念品贈呈に続き、SGH担当より本校の教育内容、特に
SGH・SSHの取組について紹介しました。小グループに分か
れて校内見学をした後は、校長・副校長・教頭・学校教育課参事・本校英語科教員・研究部教員が入
ったグループで懇談をしました。
視察団の先生方からは、「PBL(Project-based Learning)のための教員養成はどのようにされてい
るのか」「PBLは全教科で行われているのか」「高志中学校・高志高校への入学者選抜はどのよう
に行われているのか」「高志高校の校則にはどのようなものがあるか」「各教科の評価はどのように
行っているのか」「タイ研修を実施する前にどのような事前研修を行ったか」「日本人のしつけが行
き届いている秘訣は何か」など、様々な質問が出され、本校の教育に対する興味・関心の高さがうか
がわれました。
1月のタイ研修に参加した生徒4名も顔を出してくれたおかげで、視察団の受入は終始和やかなム
ードの中で進められました。
カセサート大学・キングモンクト工科大学・マヒドン大学はいずれも今後のタイ研修における研修
先の候補となっているだけに、今回の訪問で本校を直に見ていただけたことは非常に大きな意味があ
ると思われます。実際に今年8月に予定しているタイ研修に関して具体的な相談をすることができた
のに加え、カセサート大学付属学校の生徒が11月に本校を訪問することについても話が前進しまし
た。
本校のSGHタイ研修が、本年度さらに大きく進展する予感を感じさせてくれた1日でした。