倉賀野中学校だより NO.35 平成23年 1月20日 校長 豊二 田村 暦の上では、寒さが 1 年のうちで最も厳しい大寒を迎えましたが、今 年は、例年に比べて一段と寒さが厳しいようです。このような寒さの中、 保護者の皆様には、朝のマナーアップ運動や地域パトロールなどにご協 力いただき、大変ありがとうございます。心より感謝申し上げます。 3年生は、3月11日の卒業式まで授業日があと35日、1・2年生 は、3月25日の修了式まであと44日です。お子さんばかりではなく、私たち教職員も、 一日一日を大切にして授業や教育活動に取り組んでいきたいと思います。 インフルエンザ予防に努めましょう 湿度が低く乾燥した日が続き、インフルエンザの流行・拡大の心配が新聞等でも報道さ れています。市内では、昨日までに中学校の学級閉鎖の報告はありませんが、小学校では 8校・26学級が、相次いでインフルエンザのため学級閉鎖になっています。市内でも確 実にインフルエンザが広がりつつあります。なお、本校の本日の欠席者は9名、インフル エンザによる出席停止の生徒は3名です。 ご家庭には1月12日の保健だよりNo.11でお伝えしたように、インフルエンザ対 策は、こまめなうがい・手洗い、栄養バランスのよい食事、十分な睡眠等、日頃の予防が 第一です。受験生は十分な睡眠をとることが難しい面もありますが、とにかく予防を徹底 することが最重要です。 お子さんの健康状態が少し変だなという時には、無理に登校させずにすぐにかかりつけ の医療機関で受診をお願いします。特に発熱での登校は、避けていただきたいと思います。 もし、インフルエンザと診断された場合には、早めに学校までご一報ください。なお、 ご存じのとおり、インフルエンザは出席停止扱いですので、登校は、医師に出席停止証明 をしてもらってからになります。出席停止証明書は学校に用意してありますので、お声掛 けください。また、倉中のホームページにも出席停止証明書がありますので、パソコンで ダウンロードして印刷できるご家庭はご利用ください。 本校の川村養護教諭からインフルエンザの予防等について紹介します。 インフルエンザの感染拡大を予防するため、学校では、特に朝の健康観察を強化し、 生徒の健康状態の把握に努め、うがい・手洗い、アルコール消毒、『咳エチケット』の励 行によるマスクの着用等を呼びかけ、全職員で指導にあたっています。ここでは、感染 予防のためにご家庭でできることを取り上げてみました。ご協力をお願いします。 まず、うつされないこと、そして、うつさないこと 不要な外出は避けますが、どうしても外出する時にはマスクを着用し、できるだけ人 ごみを避けること。帰宅後は、うがい・手洗いが基本です。インフルエンザ予防には、 バランスの良い食事を取り、夜は早めに寝て体力・免疫力アップを。ウイルスは温度・ 湿度が低い環境を好みます。エアコンやストーブで部屋を暖める時は、必ず部屋の換気 をしましょう。(適度な湿度:50∼60%) もし、かかってしまったら ワクチン接種も残念ながら、ウイルス感染を100%防げるものではありません。も し、お子様がインフルエンザにかかったとしても、落ち着いて対応してください。急な 発熱(38∼39℃)・咳・咽頭痛・全身の倦怠感・関節の痛みがインフルエンザの主な 症状ですが、今シーズンは、頭痛や腹痛などの症状も報告が上がっています。体調がお かしいなと思ったら、早く病院を受診し、診断を確定してもらい、治療を受けることが 肝心です。また、これは周りの人にうつさないためにも大切なことです。 家庭内での感染に注意を 家族内に複数の感染者が出る割合は高く、家庭内での感染に注意が必要です。兄弟関 係は生活空間が近いため感染しやすく、特に、熱の出始めは、体内でウイルスが活発に 増殖していますので早めの対応をお願いします。また、感染のリスクを避けるために、 できれば食事や寝室は別にするなど、できるだけの対応策をとってください。 熱が下がってもウイルスは体内に残っていますので、薬をやめると、ぶり 返す危険があります。病院で処方された薬は、全部飲みきってください。 特に朝のお子様の健康観察をお願いします。発熱など体調が悪いときは、登校 せずに、病院を受診してください。また、校内での感染を拡大させないために、各 自マスクの準備と着用にご協力をお願いします。
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