NST通信平成26年4号(平成26年9月発行)

 4号
平成26年9月
NSTの介入について
8月18日にNST学習会が開催され、NSTについて学びました。
参加者は49名でした。
入院患者さんと外来患者さんでは、前者のほうが低栄養状態の出現している割合が高く、
また低栄養状態の患者さんは入院日数が長くなるというデータがあります。そのため、
栄養状態が治療の効果や予後に大きく影響を与える要因といえます。
他職種との連携を図り、患者さんの栄養状態の改善に取り組むことが大切ですね!
どのような介入がされているの?
⇒ 認知症のため食事摂取を拒んでいた患者さんが、本人の食べやすい食事形態に変える
ことで食事摂取量が増えたことがあります。
⇒ STの介入によって高齢や舌切除の患者さんの食事中のむせが減少した事例もあります。
⇒ 食事摂取量が減少している患者に合わせた、細かい食事内容の変更や栄養補助食品の
選択により、栄養状態の改善に取り組んでいます。
患者さんの満足度の向上や、食事摂取量の増加につなげることができます!
患者さんの栄養状態に関して気になることがあれば、NST介入をしていきましょう。
担当:リンクナース 4B病棟 市川 若菜
平成26年4月~8月までの活動報告
●
介入数と評価数
延べ人数
病 棟
1A 3A 3B 4A 4B 5A 5B 6A 6B 7A 7B 8B 2F 3F ICU 合計
介入件数
3
4
8
16 38 9
6
10
5
99
看護師介入件数
1
16
19
評価件数
3
4
1
1
6
1
1
看護師評価件数
1
1
12
2
1
5
2
1
2
3
1
52
24
3
8
1
20
合計件数
7
30
29
2
16
51
12
1
7
8
20
2
2
0
8
195
26年目標件数
12
30
24
6
10
12
30
5
5
10
24
10
5
5
10
198
栄養管理に係ることは、是非NSTをご活用下さい。