中心氣康かわら版 - イソカワ総合治療院

2015 新年 23 号
H ST
中心氣康かわら版は、イソカワ式中心氣康の
良さを、もっと多くの患者さんに知って頂く為
の情報誌です。
発行 イソカワ総合治療院
千葉県習志野市津田沼 2-11-20
℡ 047-476-6475
今年のキーワードは「空」です
今年も中心氣康とかわら版を宜しくお願い致します
今年は大分軽
くなりました。
( 1 )
『羊年に思う』
2015 年
(2 月立春から翌年の 2 月節分まで)
今年は、乙羊年(きのとひつじ)です。
由来:「未」は、
『漢書・律暦志』では、曖昧の意味と記されています。
・木が茂って暗くなる。
・果実が熟した状態。などを表すと言われています。
漢書からだと、何か今年は良くない年のように思いますが、
私はそうは思いません。去年よりは少し景気も良くなるのではないかと思いま
す。根拠は有りませんが何となく思っています。
木が茂って暗くなれば、切れば良いと思います。いつまでも古い慣習にとらわ
れずに変えれば良いと思います。即ち改革です。
また、果実が熟した状態とも有ります。これこそ改革の絶好のチャンスと見る
事は出来ないでしょうか、皆さんはどう思われますか?
それでは、氣康的に観ると今年はどんな年でしょうか
今年のキーワードは「空」です。一般には何もない、空っぽ、虚しいなど暗いイメ
ージをもたれている方は多いのではないでしょうか、
私の解釈は、違います。いっさいがある。全てが有ると言う事です。
色々なことが出来ると、解釈しても良いと思います。私的には、
「空」
は、発展的で有ると、とらえています。
今年は何か新しい事
楽しい事をしましょう。
( 2 )
分院の思い出
1)なぜ分院を作ったのか?
津田沼本院 10 周年をまじかに控えたある日、もうすぐ 10 年、
ここまで来られたのも多くの患者さんのお陰です。何か患者さんが喜ぶ恩返しがした
い。そう思っていた矢先、青梅から来ていた患者さんから、
東京に有ればね~、そう言われて、そうか東京に有れば喜んでくれるはずだ、そう、
思いました。その頃のイソカワ治療院は、千葉県外から 7 割千葉県内が 3 割でしたの
で、ほとんど東京の方でした。もちろん地方の方もいらっしゃいましたが、東京を通
って津田沼まで来ていました。東京に有れば便利です。
早速開業 10 周年の記念として分院を出すための場所探しが始まりました。最初の候
補は、門前仲町でしたが、上手く見つからず。
次に患者さんの紹介で、麹町の不動産屋を紹介して頂きました。
少し家賃が高かったのですが、場所も良くワンルームマンションにしては、格調が高
く品が有りました。なりよりも駅から近い有楽町線の麹町駅から 1 分の高立地です。
高いのもしょうがない。そう思いながら、赤字に成らなければ良いと、番町ハイムと
言うマンションに決めました。
心の中では、2 年間の限定分院のつもりでした。東京の患者さんには、了解を取って
いました。その頃、スタッフが 3 名いましたので、津田沼と掛け持ちで、営業しまし
た。私の担当日は、(月・水・金)の 3 日でした。土曜日は、津田沼で月 2 回セミナ
ーをしていました。ですから、週 3 日が限度でした。最初は、午前から言っていまし
たが、津田沼と違って、ほとんどの患者さんは、午後に来ました。効率が悪いので、
2 年目からは午後だけにしました。もうすぐ約束の 2 年が近づいて来ました。不動産
の更新です。更新しなければ終了です。私は辞めるつもりでした。しかし思いもよら
ない事が起きました。数人の患者さんから、分院延長の嘆願書が届きました。辞めな
いで下さい。せめてあと数年は、やって下さい。そう、お願いされてしまいました。
私の性格では、頼まれるとつい引き受けてしまう悪い癖が有ったので、断れず、延長
を承諾してしまいました。
スタッフからのブーイングは言うまでも有りません。・・・・・つづく
( 3 )
結局それから多くの患者さんに支えられながら、麹町分院は、トータル
10 年やる事が出来ました。1 回も赤字をださず、借金もしませんでした。
有りがたい事です。麹町分院を閉じる事に成ったのは、私が作った氣康
中心氣康をもっと世に広める為、セミナーや教室に専念したいとの思いからでした。
お陰様で、受講生も増え、氣康も大分認知されてきていると思います。
下の写真は番町ハイムの入り口です。
写真をみてお判りのように、看板を出せるところが有りません。言うより
看板は、一切ダメな所でした。それでも午後だけで 25 名の患者さんを診たのは、
麹町分院だけです。今もこの記録は破られていません。
ちなみに津田沼は、半日で 22 名が最高です。
今はとても出来ませんが、
若かったですね~。
ハハハ・・・・・つづく
( 4 )
再び東京へ分院?
何それ? 本当に、なんでまた東京に分院?私もそう思います。
私の悪い癖が原因です。最初はお断りしていました。それでも
熱心に東京カムバックの声が大きくなり、ついに心が動いてしまいました。何処に出
そうかと思っていた所、これも不思議な出会いで、ご縁が有ると言いうか、今でも不
思議です。私が心で、また、東京で開業しようかな、そう思っただけで、セミナーに
来ていた川村夫妻から、もう東京ではやらないのですか、と、聞かれたのです。やり
たいけど、また、マンション借りるには、資金不足で、など、難しいと言っていまし
た。本当はこれから探そうと思っていたのですが、そんな事を言っていました。
それなら、一緒にやりませんか、私たちも勉強になるし、その様な事を言って頂きま
した。内心渡りに船?そう、思いながら、話をすると、とんとん拍子で、本当は、ト
ントントン拍子ですが、話が進み、今度は、神楽坂で、開業する事に成りました。
最初に現場を見たときは、いい感じだな~と、思いました。2 部屋有って
広い方でやるもんだとばかり思っていたので、やる場所を指定されたときは、
チョット!、 第一印象狭い。でも口には出さずに、おもしろいですねと、
言っていました。内心 2 年ぐらいで私は津田沼へ引き上げるだろう
そう思っていました。治療室は、2~3 帖位の部屋にベッド 1 台置くのがやっとでした。
その様な場所で週 2 回 7 年もやらして頂きました。そこでは、色々な勉強をしました。
どんな勉強をしたかは、セミナーで語りたいと思います。紙面が足りませんので、
あしからず。
思えば、あの時川村夫妻と話をしなければ、このような勉強は出来ませんでした。本
当に川村夫妻には感謝、感謝です。
川村夫妻のお店は、今も神楽坂で盛業しています。詳しくは、
ホームページを見て下さい。セイ・ギー・ヒーで検索して下さい。つづく
( 5 )
神楽坂から飯田橋へ移動
ある日川村さんと雑談で、私がいつまで神楽坂やろうかな、そう言いましたら、川
村さんは、いつまででもいて下さい。そう言ってくれました。
私は還暦までいましょう。など度と言っていました。その時私は50歳位だと思い
ます。数年がたち、患者さんも多くなり、患者さんからの狭い、予約が取りづらい
などの苦情が多く有りました。私も何とかしようと思って色々な案を川村さんと協
議しましたが、解決できませんでした。最終的には、ここを出るしかないか、思い
が募りました。でも、還暦までいると言ったしどうしょうかな、そして、ある日私
はとんでもない提案を川村さんに言いました。私は、もし、これから言う事が現実
に起こったら、ここから出て良いですか、川村さん、出るって、どうするのですか、
別な所で、開業します。一人ですか?と、聞いて来ました。まー、聞いて下さい。
一人での開業は、今レッスンしています。このレッスンが終わらなければ、次にい
けません。おそらくもっと厳しいレッスンになると思います。そう言うと、私は、
次のような話をしました。私が求人募集も一切しないで、私より年上で、男性の方
が私を助けるためにここに来ます。そうしたら、出ますけど良いですか、
川村さんはそんな事無いだろうと思ったと思います。良いですよ、
先生より年上で男性ですね、・・・・つづく
( 6
)
そういう方がいらっしゃったら、良いですよ。私は、微笑んで、心の中では、
ヨッシャー本当に来たら、天が決めた事だ、天が味方してくれたら、成功間違い
なしだ。などと、思っていました。
そういう話があってから数年がたち、私もその事は忘れていました。
ある日その日が来ました。神楽坂にその男性は現れました。もちろん事前に電話
は頂いていました。その男性こそ飯田橋中心氣康院の立ち上げから終了までお手
伝い頂いた吉田先生でした。灯台下暗しでした。氣康の講師で彼がいたのでした。
話はトントントン拍子で、進み
終了する8年間お互い顔晴(がんばる)って来ました。飯田橋のイソカワ中心氣
康院は、今までの治療院とは違って、氣康上級者の修練場で有りました。多くの
方に利用して頂きましたが、昨年その役目を終えました。思えば麹町分院~飯田
橋中心氣康院まで、約 25 年間続けさせて頂いたのも皆、患者さんのお陰です。
あらためて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
表紙にも書きましたが、今、私は、心身共に軽~い 感じです。
今年から第二幕の幕開けです。これから何年やれるか解りませんが、
まだまだ氣の更なる高みを目指していく所存であります。今後ともお引き立ての
ほど宜しくお願い申し上げます。今回は長い文章ですいません。最後まで読んで
頂きありがとうございました。
完
中心氣康かわら版は、患者さんの為の情報誌です。
知りたい事やご意見、
ご要望など有りましたら、お知らせ下さい。
次回は 4 月春号の予定です。ご期待下さい。
( 7
)